お盆はいかがお過ごしでしょうか

そしてマラテ暇になりました

日本は今お盆休みの真っ最中。このマラテなんとおかしな現象が。

このマラテ界隈昨年のように日本人の姿が少ない。
日本から来る殆どの航空便。ほぼ満席のようなのだが。何処へ？
確かに最近は、各地方へ分散していることは確かのようです。
マラテ・マビー二を見る限り日本人の数が本当に少ないように思える。
団塊の世代一族様、退職した現代遊び人様が非常に多いことは確か。
この団塊の世代と一番相性の悪いとされる「新人類世代」ご一行様はこのマニラでは殆ど見かける事がない。
「新人類世代」は東南アジアでも別の国、或いはハワイ、ヨーロッパ、オーストラリア方面へ出かける方が多いのかも。

あいにく今年の８月は異常気象といって良いくらい、天候がおかしい。ジトジトと雨が降る。曇天、そして雨、フィリピンらしくない気候。
日本は猛暑に大雨、世界的に異常気象であることは間違いない。

例年であれば、このマラテ、マビーニのホテルは殆ど満室。お盆休みの恩恵を受けるマニラ。
でも人がいない。

ブガウも「ANO　BA　IYAN　?」と首をかしげている。

日本人が来ないと利益が上がらない。日本への就労が厳しくなり、当初は遠方交際、日本人の姿が非常に多かった去年。一時は韓国人が日本人を上回った昨年中間、しかし結果として日本が巻き返して２位。しかし２００６年度、今のままでは韓国に差を広げられるだけかも。

遊んでいるうちは結構どうにか金を作り遊び、同伴帰国等もしてきたのでしょうが、何時も朝方まで打ち合わせ、残業、付き合いと３拍子家庭への弁解理由を揃えて通っていたピンパブもほんの僅か。半年に一回くらい休暇を利用してマニラで遊んでいた現地同伴も最近はその訪問までの間が延びてきた影響もあるのか、日本人に関わる商売は結構暇のようです。

最近、とあるレストランの代表と話しをする機会があった。

今のマニラでは日本人だけを頼りに営業していれば先は見えている。
日本人は、以前と比較すると金を使わなくなった。
以前は日本人ご一行は１０名くらいが普通。今はマハルコ　サンと一緒。
複数オーダーを取れた日本人。今はさほど多くは決して注文しなくなったとか。

最近の使用料金のアベレージ
中国人　３００ペソ
韓国人　５００ペソ
日本人　７００ペソくらいなんだそうです。

焼肉ともなれば日本人は平均１０００ペソくらいは使ってくれるのですが・・・・・・・・最近はお得なセットメニューが多くなったとか。
しかし、中国人や韓国人が使う平均５００ペソに比べればまだ日本人は様様との評価です。　

Ｅ-ＶＡＴ以降、本当に食事代が高くなったマニラ。１２％の特別付加価値税＋サービスチャージ１０％。利用代金以外に２２％そしてチップ。
旅であれば短期間だけにこまい事は言わない方も多いかもしれませんが、現地の人及び在留者にとっては結構大変な付加金とも言えます。

タイへ方向を変えた日本人がよく言うこと。物価は断然タイが安いともいう。空港で嫌な思いするよりは、まだタイのほうが楽しい。
どこでも最初は楽しいのですが、慣れがどのくらいで来るかだけ。
確かに、このフィリピンと比較して奥が深く観光地始め本当に楽しめるんだそうな。そういえばラオス辺りまでもいける。
楽しむのは、その価値観は個人が決め判断すること。たとえ付加価値を２２％別途支払っても、楽しければそれでよいだけのこと。

最近パンパシフィックホテル内マラテスクエアーに新しいいショップがオープンしました。
ＧＳＭ携帯電話のレンタルショップ。
ちょうど雅エキスプレスの真前の中央に開店。経営者は韓国人。経営主旨は韓国人相手のレンタル業務。
最近、このマラテ近辺の不思議な現象。韓国人が相次いで様々な職業をここへ開店し始めている。
インクジェットプリンターの格安インクタンク。
カラオケ
レストラン
開業医（フィリピン人の名義使用）
ゲームセンター
インターネットショップ
インターネット英語教室
レンタルビデオ
今回開店した携帯レンタル等も含めて、韓国人がこのフィリピンで暮らすための必要品は殆ど揃ってしまうほど。
韓国雑貨店は、韓国人も日本人も「タケ―」と悲鳴を上げるほど本当に高い。袋詰め貸しは２００円ほど。カップラーメンも１００円。最近は勧告からの豚肉、近海さんの塩漬け魚もある。さばの塩漬けは一匹分で３５０円もする。
でも良く見ていると入っているのは韓国人なのだがさほど多くはない。この辺りが日本食品販売店とは違うところ。韓国雑貨店で一番よく売れるのは日本製？のマイルドセブンシリーズかも。９０円くらいでかえるからかも。
韓国人がこのフィリピンで商売を開業するには本国が今バブルの最盛期。以前はさほど金がなかったのだがこの好景気で土地が急激に値上がり、多くの韓国人は、先行き不透明な景気を見越し、とんでもない価格に跳ね上がった土地を売り、このフィリピン始め東南アジア諸国で開業を目指す方が多いのだとか。
最近は本当に旅行一行をハングル文字で書かれた大型バスが毎日のようにこのマラテ界隈に駐車している。パンパシフィックホテルのマラテスクエアー入り口等は夕方７時くらいから８時頃にはバスが横付けされ大渋滞になることもしばしば。
本当にこのマラテの雰囲気が変わった。そして暇になった。
金を使ってくれる日本人が段々少なくなってきたことは事実。
姫と歩いている団塊の世代一族様は連れて歩くフィリピン人も姫だけあるいはその付添い人、多くとも３、４人。殆どは２人カップルのようだ。帰宅も早くなったように思える。８時から９時くらいであればホテルへ戻ってくる方が本当に多くなった。
日本人の影響は本当に大きいのかもしれない。ただし、日本人を相手にした場合。日本人相手のカラオケが暇でも、ローカルの飲み屋は本当に客が入っている。最近のＳＡＮＴＯＳはその良い例。カラオケまで金を取っているのだが「安い」これがフィリピンの商売の原点に戻るのかも。
このマラテでこれからご商売を計画されている皆様、決して膨大な投資は避けたほうが良いかもしれません。
さほど市場のある地区でないことは確かで、ますますドーナツ化が進行していることをよくご理解され開業することが良いかも。

１週間程度の滞在であれば
ホテル代　２０００ペソＸ７日＝１４０００ペソ
食事代　１日２食　２０００ペソＸ７日=１４０００ペソ
その他一寸浪費　　　　　１００００ペソ
これで　３８０００ペソ　８万円くらい＋航空運賃６万円（繁栄シーズンは除く）日本国内移動費３万円

ケチるわけでもなんでもなく１７万円もあればそれなりに遊べるかもしれない。オネーチャンを毎日とっかえひっかえ遊べばそれはオプションは当たり前。

韓国人は１日当たり７９ドルの浪費、当然ホテル代を含んだ金額。中国人は更に使いません。いまだかつて浪費国は日本人。
中近東人は多くがキッチンつきで食事は自炊が多い。遊びですから何をしようが他人がどうのこうの言うことではないのですが、考え方によっては安く遊べるのもフィリピンかと思います。


昼食コースのお勧め：　ロビンソンマニラ内韓国レストラン　「ＫＡＹＡ」　石焼ビビンバ　１７０ペソ　刺身弁当　１７０ペソ。
夕食コースのお勧め：　レメデイオスロータリーにある日本レストラン「タナベ」　天婦羅各弁当、銀鱈各弁当　４８５ペソ　これは安くていける。
焼肉はお好みですが、日本と何等変わらない料金で食べるのも個人の勝手です。日本人向けの焼肉店で７００円もする冷麺なのか、韓国レストランで４００円なのか、おのおのの判断です。
このマラテで一番のお勧めはサンチュウ、キムチ、辛しねぎ、味噌汁が全て無料の「韓国バーべキュー」最近本格的な冷麺を発売開始しています。細麺で結構いけます。２２０ペソです。

コーヒーを毎朝部屋で飲みたい方へ。5スターホテル等にはコーヒーメーカーの常備品が有るホテルもありますが、3スターホテル等では常備されていないようです。コーヒーを自室で飲みたい場合、ルームサービスも方法の一つですが、届けられるまでに冷たくなる場合も。そのような方は、ロビンソンなどのモールで電気式のコーヒーメーカー。（日本では５、６千円位すると思いますがフィリピンでは500ペソ程度で購入できます。）を購入、スーパーマーケットで好みのコーヒーを購入、自室で飲む方法もあります。最近はフィルターを洗浄すれば何回でも使えるコーヒーマーカーが多く販売されています。フィリピンのバタンガス産コーヒーもミネラルへ極僅か塩を加えてたてると結構いけるコーヒーです。深入りですからコーヒーを少なめにすればいけると思います。150ペソくらいで相当量買えます。砂糖の必要な方は何処のスーパーでもグラニュー糖が売られています。１ｋ入りを買っても40ペソくらいです。

マニラのホテルでは、定宿にしますと荷物を次回来比するまで預かってくれるホテルが多くあります。殆ど無料ですから尋ねて見て下さい。重い荷物を持たなくてすみます。空港内から出るのも早くなります。


オヤジ殿ジジィ殿、価値観のあるマニラの遊びをお楽しみください。