注射針を使わずに、薬剤を体内に注入する方法
が開発されようとしています。薬剤を塗った膜を
体表に貼り、ごく小さな衝撃波により薬剤を体内
に浸透させる技術なのだそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC295WF0Z21C23A1000000/
私が子供の頃、予防注射の際、注射器に幾人分
の薬剤を入れて、医者が順番に注射していました
が、現在は注射針を使い回しすることがないので
注射器や注射針は毎回使い捨てにされています。
針ですから、廃棄にはそれなりの注意が必要と
なります。針による感染拡大の可能性もさること
ながら、破棄の段階で回収業者が針により怪我を
してしまう可能性があるため、破棄の際には十分
な注意が必要です。
子供には予防接種に機会が多いものですから、
親としては、怖がる子供の扱いには、それなりに
工夫する必要があるのが現状でしょう。
しかし、これが皮膚に貼って電気をちょこんと
流すだけともなれば、控室で待っている子供らに
(前の子の鳴き声による)余計な恐怖を与えない
で済みますよね。(^^)
この方法が普及すると、このような二次的被害
も防げることになります。
昔、「スタートレック」という宇宙系のドラマ
で、医者がある星で外科手術が行われているのを
見て、「なんて原始的な方法だ。」と嘆いていた
シーンがありました。
まあ、確かに針を使った注射も原始的な治療だ
と言えなくもないですよね。^^;
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