大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

深海の酸素

2024-09-05 09:30:00 | 日記
 海中の酸素は、海面に当たる太陽光によって
植物が光合成を行い、その副産物として酸素が
生成されたというのが、今までの定説でした。
だから、生命体は浅い海で誕生したと言われて
きました。
 しかし、そうではない可能性が出てきたよう
です。(*_*)

 https://www.gizmodo.jp/2024/08/scientists-shocked-by-electric-rocks-producing-oxygen-in-deep-ocean.html

 ううむ、これは考えようによっては地球上に
生物が生まれ育ったと言われていた経緯が大幅
に変わる可能性があります。

 当然、地球外でも、植物などを介さずに単に
化学反応で、生命が発生する可能性があること
を示しています。
 SF的には、全く植物のない世界で、生命体が
活動する姿も想像できますよね。SF作家である
小松左京が生きていて、この話を聞いたらどの
ような小説が生まれたのでしょうかね。(^_^)

 昔若い頃に読んだSF小説で、我々の炭素系の
生き物ではなく、シリコン系の生物のSF小説が
ありました。炭素よりシリコンのほうが反応の
速度が遅いですから、非常にゆっくり動作する
生物が動き回る話でした。当然、劇的な変化が
あるわけではないので面白いわけがなく、作者
も失敗作と思ったことと思います。数 mを動く
のに、数日かかるのですからねえ。ただ炭素系
に変わってシリコン系でも複雑な化合物、生物
ができる可能性があることを示した小説だった
ので、本として出版されたのでしょう。米国の
作家だったと思います。

 今後の検証と、これ(シリコン系の生物の話
ではありませんよ)を、どのように理解すべき
かの議論が活発になるのでしょうね。(^_^)


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