大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

韓国の言葉事情

2022-10-13 09:32:56 | 日記

 韓国では表意文字である漢字を廃し、表音文字のハングルのみ
となったのが、我々が社会人になった数年後のことでした。学生
のころは、韓国紙を見ても、漢字を拾い読みをすれば何が書いて
あるのかは、想像できました。しかし、今のハングルのみの記事
では変な記号ばかりが並んでいるように見え、書かれている内容
は、想像さえ出来ません。^^; 

 一例としてハングル文では、”放火”と”防火”は、”방화”と”방화”
で、全く同じ表記です。^^; (この文字はChrome用の翻訳アプリ
「Translate Anywhere 4.0.0.3」で確認しました。)
 やまとことばで表現するとしたら、「ひつけ」と「ひよけ」で
しょうか。これならば、漢字で「火付け」「火除け」と書かなく
ても、ちゃんと区別できます。「ほうか」も「ぼうか」も一字が
違うだけです。しかも、濁点の有り無ししか違いませんね。^^; 
このあたりが、ハングルでは同じ文字になってしまった遠因なの
かもしれません。漢字を使うと一目瞭然なのですがね。

 漢字を廃止しても、なぜか、名前だけは漢字で表記しますね。
完全には捨てきれないのでしょうね。

 それに、漢字由来の言葉には同音異字が多いので、発音からは
どういう意味なのかがわかりにくいので、単語の前後の文脈から
判断する必要があるのだそうです。

 そういうわけで、同じ小説ならハングル文に翻訳すると、元の
日本語の小説に比べると、その言葉を説明するためには、ほかの
言い回しを挿入必要があるために、文の全体が長くなってしまう
のだそうです。

PS.
 もし、”방화”が、きちんと表示がされないない場合は、ブラウザ
の表示フォントを「Noto Sans Mono CJK」に指定すれば、正常に
表示されると思います。
 さて、このBlogサービスでは大丈夫でしょうか?きちんと表示
されるかな?

 



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