「た、ち、つ、て、と」とはなっていますが、
口の動きから「た、てぃ、つぅ、て、と」に近い
発音ではなかったのでは?と思うのです。
「ち」は「ちゃ」行の、今は空白となっている
第二音に相当するのではないか?と思うのです。
この辺は言語学者と身体の口腔学者と共同で研究
してもらうのが良いのでは?とも思っています。
昔の発音はどうだったのかを論じた本が手元に
あります。
中公新書 釘貫享著
「日本語の発音はどう変わってきたか」
電車で移動中に読んでいます。内容が学術的な
書き方なので、少々難解です。^^;
この本では、旧仮名遣いが昔の発音に近いよう
な趣旨のことが述べられています。元々かな文字
は表音文字ですから、古い表記と思われるものは
当時の発音だったのかもしれませんね。
旧仮名遣いの「こひ(恋)」なんてのは「鯉」
とは違った書き方でしたが、今は同じ「こい」に
なっていますね。きっと、発音も違っていたので
しょう。なにしろ、かな文字は表音文字ですから
ね。
そういえば、「が」も鼻に抜けるような発音も
聞かれなくなりました。それに「を」は「うぉ」
に近い発音のはずですが、今は「お」と発音して
いることが多いようです。
「た」行の発音については記述がありませんが
もう少しこの本を読み続けると、記述がでてくる
のかもしれません。記述内容が難しくてなかなか
読み進まないのです。^^;
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