駅前の焼き鳥屋

駅前の焼き鳥屋
　小学 2年生くらい？の女の子と、まだ就学前
の男の子を連れたご夫婦、つまり四人家族が、
隣のテーブルに座りました。子どもたちは一連
の食べ物でお腹が膨れると、お姉ちゃんの方は
タブレットマシンを、弟の方はスマホを眺めて
います。これらの機器は、子供をあやすための
マシンでもあるのですね。親の方は、その間に
それそれお酒を楽しんでいました。日曜日でも
あるので、これが、この一家の夕食タイムなの
でしょうね。

　店とすれば、料金が大きくなる酒類の注文が
客とすればありがたいのでしょうけれど、この
辺は住宅街なので、お子さん連れの客が増えて
いるようです。
　でも、この子達も20年もすれば、ここは安心
できる店だと思って、友人らを連れてくるかも
知れません。親御さんの方も子連れで来られる
ことで、リピータになる可能性があります。

　他にも良く行く居酒屋でも、小さいお子さん
を連れてくるところがあります。そのような店
では子供らはアイドルなのです。常連客には、
一人暮らしの人もいて、帰りがけに夕食を摂る
人もいます。住宅地にある居酒屋で、よく見る
風景ですね。


　あ、焼き鳥屋さんから出る時に、その少年の
頭をポンと軽く叩きましたが、親御さんは笑顔
でした。この一家がこの地域に馴染んでくれる
と良いな、と思ったのでした。


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