こどもの日の恒例行事として、各地で行われて
いるようです。大人(力士)が赤ちゃんを抱いて
赤ちゃん同士を見合わせて、先に泣いた子の勝ち
とする行事です。
昔は子供の死亡率が高かったので、「泣く子は
元気に育っている証拠」とされていたのでしょう
ね。今でも赤ちゃんが泣き声を上げると、周囲の
大人がニコニコしますよね。逆に、大人が泣いて
いる姿を見かけた場合、周囲の人には暗い気持ち
が広がりますが、子供の泣き声は大人のそれとは
まったく別の雰囲気を感じさせてくれるものです
よね。
家康の家臣・本多作左衛門重次が、妻への文で
「お仙泣かすな馬肥やせ」と書いたとされます。
当時は郵便制度なんてありません。きっと、得心
の部下に手紙を持たせたのでしょう。足軽や造兵
などに持たせたら、ちゃんと自宅まで届く保証は
ありません。そんな手間暇が掛かる文に、さほど
重要ではない事をしたためたのは、きっと重次が
地元で心細く暮らしている妻へ、安心させるため
のラブレターだったのでしょうね。(^_^)
その文の前には、「一筆啓上 火の用心」とも
書かれていたとかで、消防庁の防災の合言葉にも
使われているそうです。
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