2021年の韓国映画
韓国の東部に位置し、国内初の私設駅である両元(ヤンウォン)駅。
道路が整備されていないため住民は隣町へ移動する際に
線路を歩いて通らなければならず、住民からの請願により
臨時乗降場として1988年に開業された。
ホームなどの駅の設備はすべて住民の負担で設置されたという
実話をモチーフに描かれる。
観客動員数260万人を突破した映画『Be With You ~いま、会いにゆきます』
で観客を魅了したイ・ジャンフン監督が待望の3年ぶりとなる新作。
再び人間味溢れる愉快な面白みと温かい感動を届けてくれる。
登下校だけで5時間かかり村に駅を作ることを夢見る数学の天才ジュンギョン役には
『それだけが、僕の世界』をはじめ圧倒的な演技力を誇る若手実力派パク・ジョンミン、
ジュンギョンをサポートするクラスメイトであるラヒ役に
『EXIT』をはじめ俳優としての目覚ましい活躍が続く少女時代のユナ、
さらには『工作』をはじめ素朴な雰囲気から強烈なカリスマ性まで、
自由自在にキャラクターに染まるベテラン俳優イ・ソンミンが
ジュンギョンの父親で機関士のテユン役を務め演技派俳優が豪華集結。
韓国で最も小さな駅作りを通して描かれる夢への挫折と希望、
人と人の絆が紡ぐラストは温かな笑いと感動で、
きっとあなたの背中を押してくれるにちがいない。
(Webより抜粋)
■韓国映画「手紙と線路と小さな奇跡」
パク・ジョンミン&ユナちゃんが出演していたので観たところ、
この映画はとても良かったです。
実話を元にしているそうですが、駅を作ろうとしたジュンギョンの理由が
とても可愛がってくれた姉を亡くしてしまったことからだったところが
じ~んとしてしまいました。
パク・ジョンミンくんとユナちゃんが「猟奇的な彼女」みたいなやりとりで
前回観た「ただ悪より救いたまえ」とはまた違った面白さでした。
ユナちゃんも「キング・ザ・ランド」よりもこういうキャラの方が面白い。
「アダマス 失われたダイヤ」にも出演していたイ・スギョンちゃんの
姉役もとっても良かったです。
イ・ソンミンさんも「刑事ロク 最後の心理戦」以来の鑑賞でしたが
「マネーゲーム」「KCIA 南山の部長たち」のような政治ものとはまた違い
父親役となると別の味わいがあってまた良いです。
とても良い映画でした。
■STORY
行き来できる道は線路しかないのに、肝心の駅がない村。
今日、大統領府に54通目の手紙を送ったジュンギョン(パク・ジョンミン)の夢はただ一つ!
それは村に駅を作ること。
駅なんてとんでもないという原則主義の機関士の父テユン(イ・ソンミン)の反対にもめげず、
姉ボギョン(イ・スギョン)と村に残り、高校まで往復5時間の通学路を
通うジュンギョンは天才的な数学の才能に教師から一目置かれていた。
そんなジュンギョンの非凡さを一目で見抜いたクラスメイト、
自称“女神(ミューズ)”のラヒ(ユナ)と共に説得力のある手紙を書くため
正書法の講義、テレビに出て有名になるための“高校生クイズ”、
1位の大統領賞獲得に向けた数学大会の受験まで。
駅の実現に向けた努力は続くのだが…。
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