韓国映画「聖なる復讐者」

■韓国映画「聖なる復讐者」　予告

2022年の韓国映画
チュ・ウォンギュの小説『CHRISTMAS CAROL』を映画化したノワール作品。
クリスマスの朝、死体で発見された弟の真相を探り、
殺された弟の復讐のために犯人を追って少年院に入る双子の兄と、
彼を待ち受ける残酷な真実を描く。
監督は『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』のキム・ソンス。



主演は「悪魔判事」などのGOT7のパク・ジニョン。
イルは復讐を試みる中で、ウォルがどんな人生を送ってきたのか、
そのウォルに自分はどう接してきたのか、ということと向き合うことになる。
復讐に燃えるイルだが、自分自身、障がいのあるウォルに
決して優しく接してきたわけではなかった。
『聖なる復讐者』は主人公が復讐を果たすことにポイントがあるのではなく、
復讐の過程でヒューマニティを獲得していく主人公を描いた作品だ。
ほか、ドラマ『愛の不時着』のキム・ヨンミン、「不思議な国の数学者」のキム・ドンフィが共演。
（Webより抜粋）

 

 

■韓国映画「聖なる復讐者」


クリスマスの日に双子の弟・ウォルが死体で発見されて、殺されたと確信し
弟を殺した犯人への復讐目的で自ら少年院に入った兄イル役のジニョンくんでしたが、
弟はまるで違うキャラクターの二役に、アイドルじゃなく俳優が本業では？
と思うような迫真の演技が良かったです。
弟が生きていた頃には邪険にしていたのに、本当は弟愛でいっぱいだったところが悲しい。

結末でその復讐した相手が実は・・・、みたいな予想外な結末にも驚きました。
兄に心配させまいと、何が起こっているのか言わないまま死んでしまったウォル。
優しいボランティアとして偽善者ぶっていた教師の裏の顔が明かされたときは
驚愕してしまいました。

 

■STORY

凍てつくようなクリスマスの朝。
屋上の貯水槽で無残な死体で発見された双子の弟ウォル（パク・ジニョン）。
逃げた両親の借金返済と祖母を養うために、立ち退かせ屋で稼ぐ
荒っぽい兄のイル（パク・ジニョン）とは真逆で、
優しい笑顔を絶やさず知的障害のあった弟を殺したのは誰なのか。



殺害された夜のバイト先のコンビニの監視カメラには、
不良グループに絡まれるウォルの姿が残されていた。
事件の真相を探るため、そして、弟の復讐のため、
イルは不良グループのメンバーを追って、周り中が敵だらけの少年院に入る。
そこには壮絶な闘いと哀しく残酷な真実が待ち受けていたー。