街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

2010年行橋~別府100kmウォーク

2010-10-13 11:46:02 | ウォーキング
今年もまた、行橋~別府100キロウォークに行って来ました。
去年も苦しんで歩いて懲りているにもかかわらず行きました。

今年は、我が広島ウォーキングクラブの仲間が7名も一緒に参加します。
しかし、歩きだすと各自のスピードで歩きますのでバラバラになりますが、何か心強い。

                     スタート前の5名


       参加者は3689名との事。             イチジクの無料サービス。うまい!


       今年はこの靴で歩きます。3,980円。      他人の靴が気になる。これはジミ。


       なかなかイイね。                    ド派手。今回はこの手の靴をよく見た。    

今までは、私は長距離のウォーキングの時は値段が高いウォーキングシューズで歩いていたが、
今回は甲の上がメッシュで軽くて安い靴にしました。
クラブの広島~長崎を歩いた人のアドバイスでこの靴にしたのです。
15万歩も歩くので擦れなどで熱が出るので通気性が良い方がイイらしいのです。
しかし、雨の時は靴の中が水浸しで本当に歩けるかが心配ですが・・・。
     
いよいよスタートです。
ウエーブスタートで目標時間の早い順に、人数を区切って出発です。私は20時間超の組です。


       沈下橋を渡る。                      今年は並ばなくて渡れた。          


        本州の宇部の方まで見えた。               金木犀が満開で、いい香がする。


        2回目の通り雨。しかし、土砂降り。           雨の後には、虹がかかる。          

スタートの時は薄曇りで雨の心配はないと思っていたら、急に東の空に雨雲が発生し1回目が築城公園で、
2回目が浜の宮給水所で。
ここで、靴の中に水が入る。しかし、まだ普通に歩ける。


日が暮れてくる。
これからがまわりの景色が見えなくなり、自分のライトを見つめながら黙々と歩くのだ。


真っ暗な道を、第1チェックポイントの中津駅(36.5km)~第2チェックポイントの宇佐(62.1km)と、
夜も更けた中、大勢のボランティアスタッフの支援を受け、歩き続けます。

マンホールは気になるので、ヘッドライトで照らして確認する。
去年は気付かなかったマンホール。宇佐市の市花のツツジ。


地獄の七曲りを超えて、下りで夜が明ける。   第3チェックポイントの手前で、別府湾から上がる日の出を見る。


モクモクと立ち上る雲の下がゴールの別府だ。      遠くに高崎山も見える。


残り5km位で、スピーカーの大音量の応援。頑張れ!泣くならゴールで泣け!振り返ると国東半島。


ゴールして写して貰った写真はピンボケ。
写した人のせいではなくカメラが悪いのです。


100キロウォーク完歩証

プリン2003殿
                 所要時間   21時間27分52秒

あなたは長く苦しい自分との闘いに打ち勝ち100キ
ロメートルの長大な距離を見事に完歩されました あ
なたはすばらしい勝利者です よってここにその栄誉を
たたえ完歩証及び記念バッヂを贈り表彰いたします


平成22年10月10日

  第12回 行橋~別府100キロウォーク実行委員会
               代表世話人  川本 如寛


2009年10月10日午後2時、行橋正八幡宮を出発したあなたは、両親に授かったそ
の体で、今川、長井浜、稲童漁港を抜け、国道10号線を築城から椎田、豊前、中津、宇
佐と進み、立石峠、七曲り、赤松峠野坂を越え、日出、亀川と別府湾岸道路を歩き続け、
ついにゴールである的ヶ浜公園に到着されました。

 100キロウォーク。決して楽ではなかったはずです。中津駅では「まだ3分の1なのに…」
宇佐では「歩きたくない、歩けない…」リタイアという言葉が頭をよぎったかもしれませ
ん。
 一人ぼっちの立石峠や七曲りでは、極度の疲労と孤独に苛まれながら、やっとの思い
で赤松峠を越え、日出に辿り着いたのでは無いでしょうか。限界を過ぎた体を気力だけで
更に一歩踏み出し、「あともう少しだ」と言い聞かせてみるが、別府湾は長く、ゴールは遠
い。「もう絶対にこんな事はしないぞ」とこの大会に出た自分を恨んだりした瞬間があったか
もしれません。

 しかし、あなたは今、ここゴールに立ち、想像もできないことに果敢にチャレンジし、自分
で決めた目標をとうとうやり遂げたのです。挑戦をした人でないとわからない幾つもの極度の
苦しみ、それらを乗り越えた人だけが味わえる真の喜び。この勝利者体験はあなたの宝物
の一つになるでしょう。本当によくがんばりました。
 これから先、何度も何度もやって来るであろう雨の日、嵐の夜に、100kmもの距離を苦
しみながらも諦めずに最後まで歩き徹した、この「すばらしい体験」を思い出してください。
  またお会いしましょう。 “GooD luck"


この表彰状を読むたびに、この100キロウォークを歩いている途中を思いだします。
本当に「すばらしい体験」です。

コメント (12)
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