占い師も、歯医者さん見たいに合う、合わないが在る。

　今、お医者さんの中で、もっとも合う、合わないが激しいのは、
おそらく歯医者さんではないでしょうか？
　（あそこの歯医者さんはいいよ）と聴いて行って見ても、
なかなか悪い歯を抜いてくれないとか、治療は早いが麻酔がどぎついとか、
治療は良いが差し歯が直ぐにだめになるとか、麻酔を余り使いたがらないなどなど。
　あるいは、待ち時間が長すぎるとか、予約がなかなか取れないとか、
その様な理由で合わないことも多いと思います。
　それと同じように、占い師にも個性があります。
　昔の占い師のタイプ威厳型とか、カウンセラー型、
学者型などとは別に、性格から来る鑑定の遣り方の違いと言いますか、
そのような物も在るのです。
　例えば、恋愛のご相談に来たとして、在る占い師さんは、相性を見て、
（これはだめ）と判断したら、歯医者さんに例えれば、
直ぐに悪い歯を抜く行動にでたりします。
　（この彼氏はだめ、あなたを不孝にするから早く別れなさい）などなど。
あるいは、早く治療を済ませようとする、
（あなたの性格のこう言うところが悪い、それを直さないと
その彼とは絶対にうまく行かないわよ）と、お客様の欠点をズバズバ指摘して、
説教をするなど、この占い師さんは、どぎつい麻酔をかけて一気に治療する
歯医者さん見たいな占い師スタイルかも知れません。
　また、（ううん、そうね。そうだわね。次はこうしてみたら。）と、
少しずつ、少しずつ、治療して行く、
だめかもしれないけど、何とか時間がかかっても、別れさせない、
この様な占い師さんは、なかなか悪い歯を抜かない
歯医者さんタイプなのかも知れません。
　まあ、中には絶対良くなるからと言って、お客様に数十万円以上出させて、
結局問題が解決しない、逆に悪くなるなどの占い師さんは、
数十万円で入れ歯を作ったが、直ぐに割れて壊れてしまった、
その様な歯医者さんと言ったところかも知れません。
　ですので、占い師も、歯医者さんと同じく、合う、合わないが在ると思います。
　
　私が、大阪で占いをしていた時に、よく隣で一緒になる占い師さんがいました。
　その占い師さんは、私とまるで反対、勝負は早いが、劇薬と言うか、
何でもはっきりズバズバ指摘する占い師さんでした。
　私は、その逆、ゆっくり少しずつ丁寧に占うタイプで、
鑑定時間が長くなるほど、グットアイディアが出るタイプでした。
　それで、よく隣の占い師さんで占ってもらってだめで、
私の元に来られるお客様がありました。
　かと思えば、その逆で、私が占ってもう一つで、
隣の占い師さんで、問題がすっきり解決されるお客様もありました。
　
　この様に、歯医者さんの様に、占い師にもかなり個性があります。
　ですので、お客様の個性に合った占い師さんを、
日頃から歯医者さんを探すように、調べておくことだと思います。

子供運、配偶者運を見る時、生まれた時間が重要。

　占い上の一日の始まりは、前日の午後１１時から、
その日の午後１１時になるまでです。
　そして、前日の午後１１時からその日の午前１時になるまでが子の刻。
午前１時から午前３時になるまでが丑の刻。
　午前３時から午前５時になるまでが寅の刻。
　午前５時から午前７時になるまでが卯の刻。
　午前７時から午前９時になるまでが辰の刻。
　午前９時から午前１１時になるまでが巳の刻。
　そして、午前１１時から午後１時になるまでが午の刻。
　午後１時から午後３時になるまでが未の刻。
　午後３時から午後５時になるまでが申の刻。
　午後５時から午後７時になるまでが酉の刻。
　午後７時から午後９時になるまでが戌の刻。
　午後９時から午後１１時になるまでが亥の刻となっています。
　
　この生まれた時刻は、子供運、目下との関係、晩年運を見る時に大変重要となります。
　子供ができやすいか、あるいはできにくいか。
　いつ頃、子供ができる可能性が高いか。
　それらを推測する上で、大変重要ですので、
調べられるなら予め調べておくべきでしょう。
　また、だいたいの生まれた時間が分かるか、解らないかも大変重要です。
　四柱推命では、生まれた日にちを生まれた時間で二つから四つに分けて、
生まれた日にちの変通星を出します。
　この星は、どの様な配偶者と結婚する可能性が在るか、
また、その本人自身の性格、または仕事運にも関係してきます。
　ですので、正確な時間が分からなくても、だいたいの生まれた時間、朝方か、
夕方か、昼過ぎかがわかるだけでも、占い師に取っては、
かなりありがたいのです。
　四柱推命の専門書の中には、寝相で推測する物があったり、
また、月代わりから何日目に生まれたかで、日にちや、
時間の変通星を出す手もありますが、やはり制度に欠けます。
　ですので、できるだけ生まれた時刻を調べておくことをお勧めします。