僕は超激痛系足つぼマッサージが好きなのですが、シンガポールには大好きなお店があるので大体いつも足を運ぶのです。
いつごろから通ってるのかなと記憶を呼び起こしてみたのですが、ミレニアム正月の話をした覚えがあるから1999年にはもう行ってたと思います。数人のレギュラーマッサージ師さんがシフトで入っているお店なのですが、初めに行っていた頃の人はもう誰もいなくて、でも継続的に行っているので人の入れ替わりはあっても誰か知ってる人がいるので気楽です。
それに、上手い。激痛です。
でもこれが終わるとほんとにスッキリするんだよなぁ。
コロナ前は半年に一回くらいは行っていましたが、コロナ後は去年春に一回のと今回なのでいつもの兄ちゃんに「久しぶりだね~」と言われるくらい。
「I missed you so bad.(あなたがいなくて寂しかったわ!)」と言っておきました(笑)。
そのお店では誰にやってもらっても上手いので心配ないのですが、その兄ちゃんが現状では一番上手いのです。が、行った時は別の客の施術中で、手の空いているおばちゃんが僕の担当に。
(初めて見るおばちゃんだな)と思って始めてもらったら、その人もとても上手い。痛い(笑)。
やっぱこの店いいわぁ。
マッサージしてもらいながらいろいろお喋りしていたら、そのおばちゃん、初めて店に行った頃にレギュラーで働いていたおばちゃんだったことに気づきました。あまりに老けていて、気づかなかった。
店ではシンガポールか香港か台湾か、はたまた中国本土制作のメロドラマを流しながらみんなが足つぼマッサージをやったりやられたりしています。
中国語なんで内容はわかりませんが、映像を観ていて(ここはビビるシーンだ)と思ったら「Oh~~~!」など、参加して楽しむことにしています。妻が旦那の不倫相手に会ったところだなと思ったら「オーマイガッ!オーマイガッ!」と言うことにしています。
たまに間違うけど。
これが現地のおばちゃんおっちゃんとの遊び方です(笑)。
店には超レギュラーでいつも店にいる人と、ずっと緩やかに従業員で暇な時に小遣い稼ぎに来るだけのようなマッサージ師さんと両方いるので、もう辞めたんだろうなと思ってた人にふとまた出会うことがちょくちょくある店なのです。1セッション30ドル、僕が知ってる30年弱ずっと25ドルだったんですが、一昨年ようやく30ドルに値上げしたんです。
30ドルのうち自分の分け前をいくらか取って店に残りをその都度納めているようです。
オーナーのおじいちゃんはずっと変わっていません。昔はいつも店に出てマッサージをしていましたが、今はたまに遊びに来るだけですね。初めて会った時にすでにおじいちゃんだったので、今はもっとおじいちゃんでしょうから。
シンガポールで足つぼマッサージと言うとチャイナタウンを思い浮かべるかたも少なくないとは思いますが、チャイナタウンは店がありすぎていい店がどこかわかりません。
しかも、シンガポールは中国からの移民を積極的に受け入れていて、なんの技能もなくシンガポールにやってきた中国人移民が最初に着く仕事の一つがマッサージ師のようで、そういう店も多いのでチャイナタウンはよほど丁寧にリサーチをしないと大体ハズレにあたります。
僕も数十年前に何度か行って、ハズレばかりだったのでもう行きません。
どこかないかなと町中のヘンな商業ビルを片っ端から散歩していた時に見つけたのが今の行きつけです。チャイナタウンとは全然違うところにあります。
もう一回言いますね。
「涙が出るほど痛くてヒーヒー言わされるのです。でも、指がツボに入りまくるので超気持ちいいのです。」
今回1年ちょっとぶりだったのですが、終わったら来た時に履いていた靴がぶかぶかになりました(笑)。いろいろなものが一気にドバっと流れまくったんでしょうね。いつもそうなんですよね。
そういう経緯で90年代にその店で足つぼにはまったのですが、シンガポールに足つぼに行くにも頑張っても3か月おきくらいしか無理なので、日本で激痛系足つぼはないかと思っていろいろ行ってみた結果、テレビにもよく出ていた足つぼマッサージ師の方がいた(経営陣の一人だった。もういないと思う。)新橋のDr.Footというお店が痛くてすごくよかったので、たまに行っていました。
ただね、叱咤激励系なんですよ。スポーツジムで言ったらぬるいトレーニングしてると「そんなくらいしかできないんっすか?」とか、帰ろうとすると「もう帰るんっすか?」とかはっぱかけられるGold Gymみたいな。
僕叱咤激励型ダメなんですよ。
中高生の時も先生がハッパかけようと、例えば「帰れ」って言うと、「あ、帰ります」ってホントに帰る学生だったんで(笑)。
日本の会社で働いていた時の上司にもそういう感じでしたね。(こいつは辞めねえだろ)と高をくくってめちゃくちゃ言ってくる上司にさらっと「退職しますね。」って言って辞めたときには、キツネにつままれたような顔してましたね(笑)。
(なにくそ)と思って頑張る、というような無駄なことは一切しません。
入試は自分の行けるレベルの高校大学くらいは当日のペーパー試験で全部クリアする自信があったし、推薦入学なんか狙ったら自分の実力より下の学校にしか行けないんでそんなのはなからあてにしてないので、先生の評価は不必要でした(笑)。
足つぼもお店が言うように間空けずにコンスタントに行った方がいいとは思うんですよ。だけど忙しいしお金もそこそこかかるので、僕は治療のようなものと言うよりはリラクゼーションのためと考えていました。だから、そんなにハッパかけられると嫌いになるんです。
ある時に時間とお金ができたんでDr. Footに半年超ぶりくらいに行ってみたら、担当の細身でメガネの女性のマッサージ師が、
「こんなに間空けて来られても、今日の足つぼは何の効果も何の足しにもなりませんよ。」と吐き捨てるように一言。
それで静かにブチ切れて、それ以来Dr. Footには行かないことにしました。
Dr. Footって今でもあんな営業してるんですかね。
足つぼのために生きてるわけじゃないですからね。
歯医者でもそうですよ。そりゃ歯科衛生士さんのおっしゃる通り「歯間の空いてるとこは太いもの、詰まってるとこは細いもので、適切なものに切り替えながら歯間ブラシしてくださいね~。」
できたらいいですよ。
だけど、歯磨くのに30分も一時間もかけられるわけがないでしょ、一日24時間の中で。忙しいのに。自分の仕事だから患者にもそれを中心に生活しろって思うんでしょうけど。加齢とともにある程度ガタが来るのは覚悟してるんだから、70くらいまで苦労なくモノが食えるような現実的なアドバイスしてくれないかな、って思うんですよね。いいんですよ。万が一90まで生きちゃったら、ねたきりじゃなければ。
あ、そうだ、Dr.Footのダイレクトメール(Email)解除しとかないと。まだ来るんですよね、たまに。
ほんとに不快だった、あの女。
じゃ、国内ではどうしているかと言うと、名古屋に昔からお世話になってる整体師さんがやってくれる足つぼが激痛で(LOVE)、帰省のタイミングでお世話になってますね。
ま、いないとは思いますが、激痛系好きな方がもしいらっしゃったら(笑)。
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