山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

名前に惹かれ登った_三体山

2021-05-14 18:35:00 | 日記
2021年05月04日(火)
朝日連峰の南の縁に位置する三体山、標高は1256m。残雪期に大朝日岳など主稜の展望が素晴らしいとの情報ですが、惹き付けられたのは「三体山」という名前です。要するに、三つのピークで構成されているのですが、ちょっと響きが意味深な感じがするのです。山形県の県道252号線、長井ダム先、造成植林された園地の駐車場に1台ポツンと停めて歩き出す。雪融け水で増水した沢を幾つか渡渉するのに手間取り、かつての桂谷集落跡まで約2時間を要した。さらに林道を進むと三体山登山口に。(見出写真)ここから取り付くと、手が入らなくなった薮っぽい踏跡が続く。崩れて切れ落ちたところ、いつ取り付けられたか怪しいトラロープが複数。標高1100mを超えると残雪が現れ、雪が無ければ薮に覆われる山頂部は自由に歩くことが出来た。北に目をやれば、朝日の稜線が目の前に開ける。雪が切れた山頂には三角点がのぞいていて、かつての西山新道を偲ばせる標記の木板やらが潅木に掛けてあった。やはり、人の暮らしや営みの痕跡を遺した、ちょっと意味深な山なのでした。
*一般登山ルートと違いましたので経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

桂谷分校跡地(標記木板)

山頂下の残雪(上部から映す)


ピラミダル 祝瓶山

主峰 大朝日岳遠望

山頂三角点











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