山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

西吾妻山_若女平コース滑走

2023-02-23 18:36:00 | 山スキー(バックカントリースキー)

2023年2月18日(土)

前週は、ホワイトアウトのため梵天岩を過ぎたところで引き返しましたが、今週末、再び天元台を訪れました。スキー場TOPはガスに覆われ、またしても?と思われましたが、ハイクアップして、稜線に達するとみるみる好転し絶景が現れました。振り返れば、東大巓までが一望です。梵天岩まで順調に到着すると、目の前には西吾妻山です。(見出し写真)樹氷が美しく輝いていました。西吾妻山頂からは、西大巓東斜面に刻まれたシュプールが望まれます。どなたかが一本決めたようです。私たちは、改装された西吾妻小屋で行動食とお茶を摂って、若女平コースへ。少々重めの新雪でしたが、久々の若女平コースを楽しみ、白布温泉に降りたのでした。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(吾妻稜線、奥は東大巓)


(西大巓東斜面にシュプール)

(西吾妻小屋)

(若女平コース標識)









西吾妻山_ホワイトアウト

2023-02-19 17:38:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年2月12日(日)
今日は、天元台スキー場から西吾妻山を目指します。あづまBCのクラシックコースの一つと言われる「若女平コース」滑走を企図しましたが視界不良で引き返しました。スキー場TOPを出発、かもしか展望台付近からホワイトアウトの状況です。GPSとコンパスを頼りに何とか歩みを進めるものの、梵天岩を過ぎて(見出し写真)天狗岩付近まで行って戻りました。この辺りでは、何度かホワイトアウトで痛い目に会っています。当時はGPSなどありませんでしたが、GPSを持つのが当たり前になっても、視界が無ければ進むことは出来ません。中大巓付近まで戻りスキー場TOPまで林間を滑りました。今日は、白布温泉に浸かって帰ります。若女平コースは次の機会に滑りましょう。



第28回北海道雪崩講習会_中山峠

2023-02-11 19:37:00 | 日記
2023年01月28日(土)~29日(日)
北海道札幌市 中山峠スキー場において雪崩講習会が開催されました。昨年11月に総合理論講座がオンラインで行われ、これに続く実技講習会です。中山峠からは初めて見る羊蹄山が望まれ大感激です。参加した中級クラスでは初日、各自テストピットを掘り、雪質観察とCT(シャベルコンプレッションテスト)を行い、融解凍結クラスト層とその上の「こしもざらめ雪」を確認しました。サーチ&レスキューとしては、雪崩ビーコンによる「マイクロサーチストリップス」、要救助者を掘り出す「シャベリング」等を行いました。2日めは、ECT(エクステンドコラムテスト)、「プロービング」での捜索後、さまざまな雪崩事故の状況を想定した「シナリオトレーニング」に取り組みました。このレーニングでは、幅広の知識と技術を踏まえた総合力が問われると思いました。今回は北海道の講師陣による充実した講習が大変勉強になりました。また、関係者の皆様には滞在中大変お世話になり、あらためて感謝申し上げる次第です。

(羊蹄山)


(テストピット)

(シナリオトレーニング)








高湯温泉→KO山荘_旧吾妻スキー場滑走

2023-02-09 21:18:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年01月21日(土)
山友を誘って、若女平コースを滑走する予定でしたが、荒天が予想されたので急遽変更、高湯温泉から慶応吾妻山荘に向かいました。全体的に雪が少ない感じで、井戸溝に架かる橋が十分雪に埋まっていません。ハイクアッブすること約3時間、KO山荘に到着。冬季で無人のようですが、入口部は掘り出されていて、前室には入れそうです。私達は、外で温かい飲み物と行動食を口にして、さあ滑走です。今回は、旧吾妻スキー場を滑る計画です。2年ぶりのゲレンデ跡は少ない雪も相まって随分と潅木が目立ちます。日に日に「バックカントリー」になっています。今日は、上等の粉雪のお陰で快適な滑りを頂くことができました。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。