平成26年4月13日 吾妻連峰には、東、西、中と三つの吾妻山があるが、なかなか山頂に立てないのが中吾妻山。前来たときには、視界が無く見られなかった山頂からの展望を見に、まだ暗い兎平を歩き出した。朝日を背に右手に蓬莱山、左手に東吾妻山を見ながら姥ヶ原を進み、谷地平への分岐まで約1時間。次いで樹林の中を1時間ほど下って、谷地平小屋到着。大倉川右岸に渡り、継森南側のコルから1933ｍにピーク立つと中吾妻山への稜線が続いている。山頂に立つと磐梯山だ、猪苗代湖が見える。そして秋元湖や小野川湖も見える。中吾妻山は、会津の山だった。
２０１０年８月２０日 思い立って、空路利尻島へ。飛行機の窓から頂が見える。タラップを降りると飛行場から、鷺泊のペシ岬から、姫沼では影利尻が見える。礼文島へ向かうフェリーから洋上の利尻山、礼文岳からも見える。登頂の満足感とともに見応えのある秀峰だった。
２０１０年１０月３１日 かぐらスキー場の町営駐車場を出発、和田小屋を横に見て、下の芝、中の芝、上の芝を辿ると神楽峰に到着する。苗場山に向けていちど下りて行くが、ガスがかかって見晴らしは利かない。雷清水で喉を潤して雲尾坂とある急登を登り切ると意外な光景が、そこは湿原の端っこだった。苗場山頂は広大な湿原の中にあった。
