山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

沢登り_大幽東ノ沢(予備調査)

2023-09-28 21:40:00 | バリエーションルート
2023年08月19日(土)
大幽東ノ沢を遡行し、1泊2日で会津丸山岳を目指す計画であったが、雷雨が連日続く不安定な天候のため、日帰り計画に変更し予備調査とした。黒谷川右岸の林道は、工事のため黒牛沢出合付近から通行止め。その手前で車を寄せ、6:30林道を歩き始めた。道が薮の中に消える頃合で黒谷川に入渓。本流に架かる青い橋を過ぎると7:30大幽沢出合い。橋を渡ると取水施設まで道があるとの事だが、沢伝いに進む。8:00取水施設。施設は黒谷発電所へ発電用水を取り込んでいる大規模なものだ。大幽沢下流部は、幅広の河原で悪場は無い。8:30東ノ沢と西ノ沢の出合い。左俣(東ノ沢)に進む。その後も何も無く、根気強く沢を詰めること約1時間半で、ゴルジュが現れる。左岸に巻道はあったが、今日の山友は見事にへつって(トラバースして)見せた。(見出し写真)ゴルジュを超えると二俣。左俣は、ヨシノ沢、右俣は、窪ノ沢。今日は予備調査なので、11:00ここから引き返す。黒谷川本流には13:40着。駐車地点14:50着。天候はやはり不安定、しばらくすると夕立ちとなった。

(タイム)
駐車地点(6:30)大幽沢出合い(7:30)取水施設(8:00)大幽東西沢出合い(8:30)ゴルジュ(10:10)ヨシノ沢・窪ノ沢二俣/戻る(10:50,11:00)黒谷川(13:40)駐車地点(14:50)

(大幽沢出合いの橋)

(大幽沢下流部 幅広の河原)

(大幽東ノ沢と西ノ沢出合い)


(ヨシノ沢と窪の沢の二俣)









安達太良山_杉田川_沢登り

2023-08-11 14:55:00 | バリエーションルート
2023年07月30日(日)
相方の都合もあって、遅めの出発になったが、杉田川ならと計画した沢登り。遠藤ヶ滝不動尊を通って遊歩道を進むと、豪雨のためだろう、橋は流され多大な被害の様相。沢伝いに進むと土砂が堆積し、どれが三日月の滝、どれが遠藤ヶ滝か分からない。この先どうなっているか、危ぶみながらも進んで行く。だが、滝が連続する中流部からは、以前の渓相が保たれ安堵する。日本百名谷に数えられる杉田川は、やはり良い沢だった。奥の二俣を右俣へ、やがて作業道取り付きにでた。作業道の一部は薮がが掛かり、分かり難くなっている。仙女平までは約30分。その後、登山道を下山。一部ショートカットして、駐車場に戻った。
(タイム)
駐車場(10:30)→奥の二俣(13:00)→作業道(13:35)→仙女平(14:30)→駐車場(15:30)

(被災した遊歩道)

(右岸を登る)

(日本百名谷の杉田川)













吾妻山_大滝沢_沢登り

2023-08-06 16:23:00 | バリエーションルート
2023年07月22日(土)
シーズンはじめの沢登りは、大滝沢でした。初めて沢登りを体験した沢、毎年1度は行きたい大好きな沢です。出合い近くの駐車場に既に数台の車が、出発前のグループが準備中です。本当に、人気の沢です。勝手知ったる沢ですが、沢靴のフリクションや、へつりでのバランス感覚を確かめることが出来ました。今日は、ヒョングリノ滝まで遡行し、登山道を戻りました。なお、登山道は、刈払いされたようです。滑川温泉まで、スムーズに戻ることが出来ました。勿論、滑川温泉で汗を流して帰宅したのでした。

(タイム)
出合い(8:20)→滑川大滝(9:05)→ネコノ沢(10:45)→ヒョングリノ滝(12:00)→駐車場(13:15)

(霧を纏う滑川大滝)

(ヒョングリノ滝)

(滝見台の滑川大滝)







中吾妻山_磐梯吾妻レークライン往復

2023-05-03 20:41:00 | バリエーションルート
2023年04月29日(土)
中吾妻山には、毎年行きたくなります。山頂に立って、その眺めを見たくなるのです。今日は磐梯吾妻レークラインから行ってみました。よほど高く登らないともう雪は無いと、今回はツボ足です。もちろん、レストハウスの周りに雪などありませんが、厳冬期用の登山靴を履いて出発です。登山口から唐松川を渡渉して植林地の登山道を進みます。やがて周囲はブナの森に変わります。あいかわらず雪はありません。標高1500mを超えてようやく雪が現れ、道を離れて登り始めます。最初は雪のつながりを探しながらの登高ですが、やがて締まった雪に気持ち良くステップを切って登れます。登山口から標高差1000mを登り切ると山頂です。しばし眺めを楽しんで下山にかかります。あら、目の前には西大巓、西吾妻山(見出し写真)です。その後は、山菜などを摘みながら往路を戻り、サクラ咲くレストハウスに着いたのです。

(タイム)
レストハウス(7:40)登山口(8:20)中吾妻山(11:50)レストハウス(16:00)

(登山口道標)


(磐梯山 定番の眺め) 

(猪苗代湖の先は那須連山?)

(サクラ咲くレストハウス)



(関連記録)










吾妻山_中津川_中流部~上流部_沢登り

2022-12-04 18:21:00 | バリエーションルート
2022年09月17日(土)~18日(日)
今回の遡行は、中津川核心部の大滝群を的確に高巻きながら突破することが肝要です。また、前回の下流部遡行から判断して、1日目にビバーク地のヤケノママに余裕をもって到着するため、行程の短縮を検討し、東電の取水堰から遡行を始めることにしました。取水堰までは小野川側から林道で入ります。泊り装備を背負ってはいるものの、前回一度遡行している甲斐もあって、神楽滝まで順調に進んで行きます。そして、本流と権現沢を分つ尾根に取り付き、最初の大高巻き。次いで、熊落滝からの大高巻き。最後に朱滝(見出し写真)の大高巻きです。巻ルートの多くが、ネマガリダケの薮で覆われていて、難渋しましたが、所々に人が歩いた痕跡が遺されていました。なお、朱滝の大高巻き中に、天元台から入山して、大凹清水から中津川を下降して来たという単独者とスライドしたことを付け加えておきます。大高巻き後は、河原歩きとなり、ビバーク地のヤケノママに到着。翌日は、ひたすら水線に沿って遡行し、大凹清水付近で登山道に合流しました。以下、西吾妻山、西大嶺を経由し、グランデコスキー場に下山しました。最後に、遡行に同行して下さった山友に感謝します。

(神楽滝)

(熊落滝)

(ヤケノママ)

(温熱部分)