山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

飯豊連峰三国岳_避難小屋

2021-05-23 20:46:00 | 縦走登山・ハイキング
2021年05月15日(土)
喜多方市川入の御沢登山口から長坂を登りました。1週間前に来たときに比べ、残雪は見る見る後退し、ブナの新緑は日に日に標高を上げていました。上十五里を過ぎて、笹平付近から残雪となり、横峰や地蔵山を残雪にステップを切って登りました。剣ヶ峰のルート上に、既に雪は無いものの、やや風が強く、バランスに注意しながら登ります。登山口を出発して約3時間半、三国岳到着しました。西方の展望に目をやれば、飯豊連峰主稜線が、中央には大日岳が真白に輝いていました。さて、三国岳の避難小屋です。今日は、新旧小屋番さんの引き継ぎとのこと、お二人の管理人さんが、いらっしゃいます。次回以降も宿泊・休憩でお世話になることがあろうと、よくよくお願いして下山したのでした。
*ルート上に残雪があり、一部登山道が雪に隠れています。道だけに頼ってはいけません。

新緑深まるブナ

剣ヶ峰を三国岳へ

飯豊主稜 中央に大日岳、右手に御西岳








名前に惹かれ登った_三体山

2021-05-14 18:35:00 | 日記
2021年05月04日(火)
朝日連峰の南の縁に位置する三体山、標高は1256m。残雪期に大朝日岳など主稜の展望が素晴らしいとの情報ですが、惹き付けられたのは「三体山」という名前です。要するに、三つのピークで構成されているのですが、ちょっと響きが意味深な感じがするのです。山形県の県道252号線、長井ダム先、造成植林された園地の駐車場に1台ポツンと停めて歩き出す。雪融け水で増水した沢を幾つか渡渉するのに手間取り、かつての桂谷集落跡まで約2時間を要した。さらに林道を進むと三体山登山口に。(見出写真)ここから取り付くと、手が入らなくなった薮っぽい踏跡が続く。崩れて切れ落ちたところ、いつ取り付けられたか怪しいトラロープが複数。標高1100mを超えると残雪が現れ、雪が無ければ薮に覆われる山頂部は自由に歩くことが出来た。北に目をやれば、朝日の稜線が目の前に開ける。雪が切れた山頂には三角点がのぞいていて、かつての西山新道を偲ばせる標記の木板やらが潅木に掛けてあった。やはり、人の暮らしや営みの痕跡を遺した、ちょっと意味深な山なのでした。
*一般登山ルートと違いましたので経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

桂谷分校跡地(標記木板)

山頂下の残雪(上部から映す)


ピラミダル 祝瓶山

主峰 大朝日岳遠望

山頂三角点










身近な木々の新緑_イヌブナの芽吹き

2021-05-02 16:08:00 | 日記
2021年05月02日(日)
新緑の季節です。しかも連休ですが、天気予報が思わしくなく、山に足が向かないのです。昨夜からの雨は夜通し窓を濡らしていました。雨が上がった翌朝、雨に濡れた身近な木々の新緑です。ブナの新芽が膨らんで、弾けた新葉です。最初は枯葉かと見紛う褐色、そして黄色、やがてうす緑に変っていきます。(見だし写真)冬の間飛ばされまいとしがみついていた枯葉も新葉が開くとともに、春の落ち葉になります。ナナカマドは、ひと足早く、新緑は深まり、花を咲かせていました。

イヌブナの新葉と枯葉


緑深まるナナカマド
花咲くナナカマド