暖かさに春の訪れを感じて北へ。伊那市の名物「ローメン」を求めて少し遠出してみます。ちなみに「初」ローメンになります。自宅を8時頃に発って153号線で飯田→駒ヶ根を通過。オール一般道なので約4時間掛かって伊那市に到着。伊那市駅の近くの「萬里」さんがローメン発祥の地。近くにはそれを記した記念碑までありました。

その「萬里」さんを訪れました。入口に暖簾は掛かっているけど営業してる?疑わしい雰囲気。

店内は吉野家みたいなカウンター席と座敷がありました。このお店、テレビドラマのロケ地になったんだ。有名人のサインも飾っていました。

「ローメンのお肉は何ですか?」
「マトンです」
「じゃあ、豚ローメンを」
「ホントの味を知りたいならマトンですよ」
「豚ローメン」
「・・・・・」

ごめんね、マトンは食べたくないんだ。そしてやって来ました豚ローメン!(¥750)。ソースをかけてスープを飲んでみたら「甘い・・」。見た目から想像する「焼きそば味」とは明らかに違っていた。たくさんのキャベツを頑張って食べてようやく麺に辿り着く。太めの蒸し麺は予想と違って腰が無かった。スープも麺も全てが「不味い」ぞ・・(;'∀')
とにかく焼きそば似なのに「甘い」ので舌が戸惑っていた。しかも羊臭を避けて豚にしたのに豚肉の臭みが強い。結論は「麺は我慢出来るけど味が意外過ぎて無理!」好き嫌いがハッキリ分かれる料理だと思います。
お店に駐車場がないので近くのコインパーキングを利用。出庫の時に街灯の貼り紙に気付いた。この辺りは飲み屋街?地元の皆さん困っているのね。

お口直しにもう一軒行こう!(失礼だなぁ)訪れたのは「シャトレ」さん、駐車場がちょっと停めにくかった。

ローメンの有名店だけど外観も店内も喫茶店そのもの。スープ風と焼きそば風のどちらもあり、お肉も牛・猪・羊の3種から選べました。チャーシュー載せのソースローメン(ヤキソバ風)をチョイス。あと丸いコロッケとトンカツをそれぞれ単品で注文。

ソースローメンの牛肉は全然クセがなくて食べ易かった。でも、上に載ったチャーシューが「豚臭い」・・普通のソースローメンにしとけば良かったなぁ。ここの麺は萬里のより細くて普通の焼きそば麺と似ています。なのに蒸し麺だからモチモチ感がない。味はローメンらしく、やっぱり甘かった・・焼きそば食べてるはずなのに口の中には甘みが広がる違和感。慣れていないと味わう前に「違う」と脳が拒否。2回しか食べてないけど私には「合わない」料理に認定。
トンカツは美味しかったのでソースかつ丼など別のメニューならきっと美味しいかな。