9月15日(木)
7時50分、桃配山の徳川家康最初陣地に到着。
昔も今も変わらず家康さん推し、なので東軍メインで陣跡を巡ることにした。
ここから決戦の地を望むと、422年前に武者震いしている武士たちの姿が目に浮かぶ。
大軍勢が激突する大一番、誰もが長期戦を予想していたはず。ただ一人、家康だけが「一日で決めたるわ」と短期決戦を狙っていたのかも。
「立花宗茂が来たらヤバい」と恐れていたからこそ、戦後の論功行賞で京極高次を厚遇したのだろう。
陣跡ではためく幟旗。
関ケ原では使用済みの旗をクリーニング後、「風雪幟旗」と名付けて販売したりイベントの景品にしている。
8時になり法螺貝の音が鳴り響いた。
それを聞きながら移動して笹尾山に到着。
生真面目な三成、義を通すため決戦に臨む。
三成は究極の合理主義者だったのだろう。
秀吉は天下を統一して立派な後継者も居る。だったら豊臣家の世が続くのが当たり前で、そうでなければならないと考えたはずだ。
福島正則陣跡に車で移動。
この決戦で奮戦すればする程、太平の世の実現に加担。それは武断派の侍にとって生きにくい世の到来を意味していた。
一番の被害を被むるのは皮肉にも福島だった。
仁凰のお二人の柄杓、今年はまだみたい。
ふれセンに移動して細川忠興陣跡。
この碑も段々と風格が出て来た?雑草の処理など公園のメンテが行き届いていない感じなのが残念。
裏を見ると除幕式を思い出す。もうじき10年か。
→細川忠興陣跡碑 除幕式(2013.3.17)
丸山烽火場では銃声が響き、狼煙が上がり続けていた。
まだイベントやっているみたい。応募するか悩んだけれど拘束されるのが嫌でパスした。
よし、行ってみよう。
地元の領主だった竹中重門。
陣跡制覇ウォーキングでお馴染みのルート。
烽火場への道に車が通せんぼ。
お陰で通り過ぎてしまった・・。イベント中は車が進入してこない様にわざと停めてある?
イベント参加者が居た。
終わってまったり中。
関ケ原鉄砲隊の皆さんが火縄銃を撃っていたのね。
家康コスで?道三も居た。
ふれセンに戻る道すがらに彼岸花。
2019年以来の関ケ原合戦祭りが開催される。当たり前が戻って来たと実感。
駅前交流館でお買い物したらクリアファイルとリストバンドをくれた。
東海テレビの「マツケンさんぽ」に影響されて、関ケ原せんべいは四ツ折りをチョイス。メッチャ堅そうじゃんw
松平忠吉・井伊直政陣跡。
「娘婿に手柄を取らせたい」って直政の親心を感じる陣跡。
再び桃配山に戻って近くの幸山へ。
今回も天ざる大盛り(¥2,300)を頂いた。
笹尾山交流館へ移動。駅前交流館で尋ねたら関ケ原古戦場風雪幟旗は笹尾山の方に置いてあるそうだ。
甲冑体験スペースが拡張されて売店がほぼほぼ無くなっていた。駅前交流館や古戦場記念館が出来たのでグッズの取り扱いは卒業したのね。
関ケ原ファンクラブで貯めたポイントを徳川の幟旗に交換。これ欲しかったヤツ!
軍資金が10,000貫も減ってしまった。毎日の戦国富籤と関ケ原でのお買い物で地道に貯めたけれど、ここぞと言う時は惜しみなく使うべし。
旧校舎に先代のドコでもドア。
コスモス畑に黄色いドコでもドア。
来月には見頃になっている?
決戦地は草刈りしていた。
イベントの秋に向けて入念にメンテして訪れる人々を迎えてくれるのね。
肝に銘じます。
藤堂高虎の旗指物。
餅好きをアピール?いや、三つ丸餅の旗印は若かりし頃の餅エピソードを忘れない決意の証に違いない。
竹中重門は丸に九枚笹。もう忘れない。
記念写真の大パネルは「おあむ」仕様。
素通りした東軍を追わず、大垣城に籠城していれば立花宗茂が間に合って戦況は変わっていたのかも。
その場合の備えで中山道に徳川主力軍を温存していたのなら、本当に策士だな家康さん。
久々に古戦場記念館。
年パスは更新されないので新たに購入。
9月15日でも平日なので観客は少なかった。
グラウンドビジョンの神田伯山ナレーションは同じ、でも映像がブラッシュアップされた?武将たちが以前より映えて観えた。
シアターは最前列の中央で鑑賞。
前に誰も居ないと没入感が凄かった!敵味方が入り乱れる戦場に、実際に居るかの様な感覚に浸って「体験」することが出来た。
終了後はしばし、エピローグに浸っていた。
今年も家康勝利。
5Fの展望室から笹尾山。
もう、三成は伊吹山へ逃げたであろうか。
最後の陣跡は家康の床几場。
天下分け目の戦には勝利したが豊臣家は未だに健在。天下は見えていたけれど、まだ手中に収めたとは思っていなかっただろうな。
この広い陣場野公園に兵どもが集うのは一か月後。記念館が出来て初の合戦絵巻、どんなイベントになるのか楽しみ。
帰りに垂井の歴史グッズのお店ひのでや訪問。
徳川家康ドライTシャツの新作が凄く格好いいので買いに寄ったら「欠品です」でショボーン。
合戦祭り当日に出店ブースで受け取れる段取りに。対応してくれた女性社員さんが中学生みたいで軽く動揺。
グルマンでブールやバゲットを買い込んで、盛大に秋のパン祭り決定!(;'∀')