7月19日(日)
雨でクラブの月例ツーリングは中止。それならばと、リアに続いてセリカのFrのショックアブソーバーを交換することにした。
作業に取り掛かったのが昼過ぎなので、終わらなかったら明日もやる覚悟完了!w
ショックはモンロー製(左右セット¥32,000)を購入。ボーナスの小遣いが消えた。
まずは工具と部品図と蚊取り線香を用意。
やぶ蚊が多くて苦労した・・
ストラットを取り外して中のショックアブソーバーを交換する作業。まずは左から。
エンジンルーム内のストラットを取り付けている17mmのナットを3つ外す。
ブレーキキャリパーを留めている17mmのボルト2つを外して取り外し。固着してたけれど、潤滑剤を吹いたらすんなり緩んだ。この後の作業でも、潤滑剤は大活躍。
ストラットとタイロッドアームを連結している17mmのボルト2つを取り外し。
どうすればストラットが外れるんだ?タイロッドを持ってグリグリ揺らしてみたら、ポコン!とストラットが外れて引き抜けた。
でも、ブレーキラインが付いたままなので傷付けない様に慎重にならざるを得ない。何とかこのままショック交換出来る?と思ったけれど、余りに作業性が悪い。
ブレーキラインをバラすと、再び繋いだ後にエア抜きの作業が必要になる。一人じゃ難しいのでやりたくないなぁ・・
無理してブレーキラインを傷めたら元も子もない。
少し悩んでから金具の一部をサンダーで切断。
これでブレーキラインを取り外せる。
スプリングコンプレッサーで縮めながら、アブソーバー先端の19mmのロックナットを外して分解した。
中央部分が盛り上がって劣化していたのでサスペンションサポートも交換。中を覗くとベアリング周りがグリスだらけ。
ソケットと手がヌルヌルになった・・
アブソーバーのナット、パイレンで緩めたが固くて苦労した。
ショックを取ろうとしたら、中からシリンダーが出て来てオイルもドバっと出た。パーツリストを参照すると、名称が「シール」なので変だと思っていた。部品図を見ても、カートリッジ式のショックには見えなかったし。
訳も分からず手はオイルまみれで意気消沈。
オーバーホールする方が良かったのかも・・
オイルとシリンダーが収まっていたスペースにショックを入れる?取り敢えず購入したショックを挿入してみた。ピッタリじゃなくて若干隙間があるが大丈夫?
付属品の新品のナットで固定しよう。従来品とは形状が違うし、ナットを締め付ける方法が分からないが・・
凹部をマイナスドライバーで叩いて締めてやったw
スプリングバンパーシートサポート(長い!)を再組付。
ショックに付属の新品のロックナットで締め付け。
こっちは22mmだった。
スプリングコンプレッサーを慎重に外して完成。付着したオイルを拭くと、黒光りして中々綺麗だった。
ストラットを車両に取り付け。
アクスルアームに干渉するのでストラットは斜めに挿し入れ。
重くて力も入れ難いので、油圧ジャッキを使ってゆっくりと持ち上げ、穴とスタッドを合わせてエンジンルーム側から17mmのナットで固定。結構キツかった。
次も面倒な作業。
タイロッドアームにストラットを取り付ける作業。そのままじゃ絶対に位置合わせが出来ない。
アクスルアームを思い切り押し下げる?いっそ、アクスルアームを取り外す?
色々と試行錯誤の末に、パンタジャッキをボディとアームの間に入れて開いていった。そうしてタイロッドアームとストラットを位置合わせしてからジャッキをゆっくり閉じる。
これを数回繰り返し、ようやくピタリと合わせられた。
下から17mmボルト2本で締め付けて固定。
ここまで来れば後はもう簡単。でも、辺りが暗くなって来たので今日の作業は終了。
試行錯誤の作業は効率が悪く、暑さで何度も休憩。オイルまみれになった後は、テンションもペースも急降下。
無理して作業を続けても良いことはない。あと15分もあれば左側は完了するし、方法が分かったので右側は早く済むはず。
作業は適正工具さえ揃っていれば、誰でも出来ると実感した。
明日は早めに作業を終わらせて、試走ドライブしたいなぁ。
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- hi-ji [2009年7月20日 2:26]
- アブソーバ交換お疲れ様です。
中からシリンダーが出てきたとの事
私の記憶が確かならばそれは新車時に取り付けてあった分解タイプのものでしょう。
当時、シリンダーを分解してオイルシール等のみを交換したようです。そのためシリンダー内に入っているオイル容量も整備書のどこかに書かれていたような・・・
その後カートリッジタイプが主流となり前期タイプは絶滅したようです。
ちなみに当時友人が言うにはそのオイルの粘度を変えて強化アブソーバを作れると教えてくれました。
それと ストラットの取り付けですが、アクスルアーム(本名はロアアームと思いますが)とタイロッドアーム(これもナックルアームかと)の付け根のボデーフロント側から斜めに延びているストラットバーの平たい所へモンキーレンチをかまして押し下げると作業効率は上がるかとおもいます。
それでも無理ならば取り外したアブソーバシリンダーをモンキーレンチにさしこめば延長棒代わりになります。結構いい長さのパイプですよ。 - RA25 [2009年7月20日 4:11]
- >hi-jiさん(^.^)
早速のコメント有難うございます。
オーバーホールするタイプとは知らなかったので、今日はビックリしました(^^;
オイルの粘度で特性を変えた当時のお話、興味深いし経済的ですよね。
ちなみに入ってたオイルは作動油みたいにサラサラでした。
正式な名称のご指摘、有難うございます。
分解図の名称を基に適当に書いたのできっと違うよな・・と思ってました(爆
で、改めて巻末の品名リストを参照してみるコトに。
・ARM SUB-ASSY, SUSPENSION LOWER
・ARM, STEERING KNUCKLE
ココまで調べておくべきでした(汗
モンキーを掛ける箇所や延長棒と言ったアドバイス、ホントありがたいデス!
事前にネットを検索したのですが、ピンポイントに初代セリカのフロントショック交換を紹介したページは見つけられませんでした。
それだけに、hi-jiさんのコメントの様なリアルな情報って助かります。
とは言え、最初は情報も無く手探りで作業するのも悪くなかったです。
試行錯誤も又楽しいものですねw - みよ [2009年7月20日 6:27]
- お疲れぇ(・ω・)ノ▽"フリフリ
連休はいいねぇ( ̄ェ ̄;)
σ( ̄  ̄〃)は忙しくて休めない(○・`д・)ノ ダー!!
ランクルのパーツ交換なら手伝えるんだがねぇwww
今日もo( ・`ω´・ ) キュ - RA25 [2009年7月20日 14:03]
- >みよ氏(^.^)
何とか右側も終わった、疲れたよ~(^^;
今回は珍しくウチの会社も3連休でした。
(通常はカレンダーに関係なく土日休み)
今日も梅雨明け間近の微妙な空模様。
洗車も済ませたし、ちょっくら走ってこようかな~。 - でかバン [2009年7月22日 18:14]
- お疲れっス!
ストラットのブレーキホース逃げ加工、よく気が付きましたね。15年ほど前はソレに気が付かず、素直にブレーキばらして苦労した覚えがありますよ、私(笑)
ロアアームの押し下げには、いつも油圧ジャッキの棒を使ってますよ。足で踏めば一発です! - RA25 [2009年7月22日 18:38]
- >でかバンさん(^.^)
ヤフオクに出品されてる86ストラットを眺めてて、アノ金具の部分がドレもコレも一部切れてるのを不思議に思っていたのですよ。
今回自分で作業してみて、あぁ・・例のアレはこういう理由カモと思い至りましたw
気付いて良かったのですね(^^;
ロアアームの押し下げは、パンタジャッキも中々の使用感でしたよ(爆