セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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ドリフターズ

2011年02月11日 23時14分00秒 | つぶやき

気になってた平野耕太のマンガ、第一巻を購入。
もっとも「平野耕太って誰?」だったんですけど(^^;

 

赤い服が印象的な表紙。
実はその第一印象で食指が動きそうだった。
知らない作家なので今まで様子見してました。
最近そのキャラが島津豊久だと知って読んでみることにした。

冒頭が1,600年関ケ原合戦、島津の敵中突破・烏頭坂の撤退戦。
義父の義弘を逃がす為、捨てがまり戦法で井伊軍を阻む豊久。
何本も槍に身を貫かれながらも直政に致命傷を負わせる一撃を。
落ち延び瀕死の状態で彷徨う豊久。
不思議な空間を経て、異世界に送り込まれた。
目覚めると豊久と同じく強制的に連れて来られた者たちが。
彼らは漂流物(ドリフターズ)と呼ばれていた。

ドリフターズたちメッチャ濃い面子揃い!
織田信長、那須与一、更にはハンニバルやスキピオなど。
時空を越えて集った歴戦の勇者オールスターズ。
彼ら“漂流物”は黒王率いる“廃棄物”との戦いを強いられる。

“廃棄物”陣営も土方歳三、ジャンヌ・ダルクなど豪華な面々。
どちらの陣営か不明な存在として義経までもが登場。
更に歴史上の戦士たちが出て来ることが予想される。

作者の平野耕太、デフォルメが効いた達者な絵のタッチ。
名前をググったら「HELLSING」の作者だね。
読んだことないけど作品名くらいは知っていた。
作風は佐藤大輔に影響を受けたらしい。
なるほど、佐藤大輔といえば架空戦記ジャンル。
この「ドリフターズ」は歴史上の偉人戦士を登場させる手法。
読者はキャラ名からある程度キャラの言動を予想します。
描く方もそれに合わせてキャラを動かせば良い。
今まで何度となく描かれて確立した言動だから間違いない。
一からキャラを創造する架空戦記より断然ストーリーを造り易い。

今の所どのキャラも“期待通り”のキャラですね。
こういう設定を思い付いた作者の勝利。
この調子で巻数を重ねれば「進撃の巨人」のようにブレイクする?
とまれ「皇国の守護者」(漫画版)でも読み返してみようかな。



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