1月12日(土)
さくらゆき「初」ワンマンライブに行って来た。
16時に岐阜駅前のホテルにチェックインしてスマホのナビで名鉄岐阜駅へ向かうが逆方向に導かれたりして大回り。
ようやく電車に乗ったら名古屋行きだった。失意のどん底で岐阜駅に戻り、改めて各務原線に乗りかえて一駅だけの乗車。
駅から20分歩いて17時35分に到着したら、ライブ前のグッズ販売は終了していた。
しかもライブ、もう始まっているし。

階段を上がって扉を開けて、ん?開けて・・開かん。どうやら扉の向こうに人が居る。気付いてくれてようやく入れた。
熱い!ギュウギュウに人だらけ!
さくらゆきの二人は何とか見えた。
背の低いウチの娘は厳しそうだ・・
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岐阜ライブハウス・キャスパー('19/01/12)
01. 雷霆の龍
《第一部~源平~》
02. 沙羅双樹の都
03. 六道の果て
04. 二人静
05. 寂光浄土
《第二部~戦国~》
06. 追想歌
07. ふるさとの花
08. 夢陽炎
09. 夢のあとさき
10. 炎の月
11. 真田メドレー
・昴の彼方
・弧月
・比類なき眼
・沈まぬ太陽
12. 飛翔
13. 残光
《第三部~幕末~》
14. 月鳴り
15. 明鏡止水
16. 暁~手向花メドレー
17. 一刃の風
18. 青き夢
19. 関ケ原
《Encore》
20. 桜雪
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セットリストの予想も楽しみの一つ。
1曲目が「二人静」でラストは「桜雪」でアンコールは「満天星」だと予想したが外れたな。
二人が「想い」で決めたセトリらしい。
全てはこの曲から始まった「雷霆の龍」が1曲目。
さくらゆきを好きになったのは娘が先で、特に好きなのがこの曲だった。
ハモリが美しいスローバラード。
今日はトラブルで歌い直したらしい。
遅参したのに、そのお陰で聴けた。
第一部は源平をテーマに。
「沙羅双樹の都」はサビでの足上げが可愛い。
今日は身体が殆ど見えない。
さくらさんの低音が映える「六道の果て」、
ファンが多いセツナ系の名曲「二人静」と続いた。
初期の頃は名刺代わりの1曲目。
ゆきさんの声に合っていて伸びやかな歌声だった。
「寂光浄土」は初披露の時に驚いた。
綺麗すぎるハモリでCDだと余り印象に残らなかった。
ところがライブの生歌が「CDクオリティ」だった!
しかもハモリの声量が半端なかった。
凄くライブ映えする曲だと感じた。
ここで短い休憩タイム。
「ラジオさくらゆきヒストリー」と銘打って、事前に収録した音声が流れた。
もうね、余りに満員でみんな汗だく。
撮影カメラは3台。
それが載った台が想定外に大きくて超満員になってしまったらしい。外に出てクールダウンだ。
戦国をテーマにした第二部。
初披露?の「追想歌」、アップテンポでノリの良いメロディの曲だった。
最初にゆきさんだけがステージに登場して歌い始め、途中でさくらさんも登場してコーラスで参加。
リードボーカルを何度もチェンジするのがさくらゆきスタイルなのに、珍しい歌唱スタイルだ。
続いて「ふるさとの花」
最新アルバム最後の曲なのでしんみり。
「夢陽炎」「夢のあとさき」はライブでよく演る曲。
さくらゆきを好きになるきっかけは「夢陽炎」
関ケ原410年祭の時。
「炎の月」はあちこちで聴いたなぁ。
「真田メドレー」として4曲。
「弧月」も大好きな一曲。
MCではゆきさんの天然エピソード。
新幹線で「隣の席を取ろうね」と取った席が「号車ちがい」だったそうで、「おじさま二人に挟まれた」に大笑い。
「飛翔」も初披露だった。
伊達政宗をイメージしたテンポの良い曲で、サビはメロディよりも走り気味に歌う所が好きだ。
第二部最後の曲は「残光」
「飛翔」と合わせると主従並びだった。
休憩タイムで再び外へ。入口付近なので自由に出入り出来た。スタッフに「トイレどこ?」「店内戻ってカウンターの奥です」
ラストまで頑張ることにした。
第三部は幕末ソング。
機会がなくて初披露となった「月鳴り」から。
「敢えて敵役として披露しようかと」
ひの新選組まつりでの初披露を検討して止めたらしい。
新選組ソングがズラリ。
「幕末曲は新選組が多かった」
「小栗さんや大久保さんなど、増えました」
「ですがこの後全部、新選組です(笑」
「明鏡止水」では久々に冒頭の振り付けを見れた。
さくらさんの動きが凄く格好いい。
「暁」「手向花」はメドレーで、曲の繋がりのアレンジが凝っていた。
新選組ラストは「一刃の風」と「青き夢」
さくらさんにとって別格の新選組、入りきって詞を紡いだ苦心の跡が見えた。
詞も曲もアレンジも何度もブラッシュアップ。
さくらさん、燃え尽きたんじゃない?
8thシングル発売時にそんな心配をした。
対してゆきさん作詞の「一刃の風」は一歩離れてある意味クールな印象の曲だった。
違う視点を持つ二人だから多面的な魅力がある。
さくらゆきの魅力を象徴する2曲だと思うな。
ワンマンのラストは「関ケ原」
多くの人に知って貰えたきっかけの曲。
思い出すのは2010年の関ケ原ファイナルで、サビの「掲げよ掲げ己が旗」に合わせて絵巻参加者らが幟旗を振っていた。その中には後にスタッフとして絵巻を支える者たちも居た。
「一緒に歌ってください」
「合唱したいなぁ~」
ゆきさん、自分で言ったのに皆が歌う姿を見て大泣き。
「泣かないつもりだった」
その企みは崩れたね。
初期のライブは聴く人もまばら。
それを悔しく思いながら聴いていた。
次第にファンが増えて来るのが嬉しかった。
さくらゆきと彼らが触れ合う時間を邪魔したくない。
だから物販後も長居せず、ファンの集いも不参加。
別の形で応援したいとライブ動画をアップ。
彼女らに音楽活動を続けて欲しいな。
「物販あるからギャラはなしね」
過去には足元見られたりもしたのでは?
雁丸屋さんやPLUMさん、稲川さんなどが地道にサポートし続けていることが心強い。
今回のワンマンライブみたいに音楽で自立出来たらいいね。
着替えて再登場してアンコールに応える。
卒業がテーマの曲「桜雪」だった。
ゆきさんが泣くのは仕方ない。
曲終りにゆきさんがさくらさんへの手紙を披露。
最初から最後まで温かいライブだった。
打ち上げ会にも参加。
ゆきさんに尋ねてみた。
「さくらさんにとっての新選組みたいな存在って、ゆきさんにとって何ですか?」
即答で、真顔で、隠さずに答えてくれた。
今回は数年ぶりに娘を伴っての参加。
当時は高校生だった娘も今は社会人で、日本酒を酌み交わすことが出来た。
「ゆきさん卒業だから行く?」誘って良かった。
近くで飲んでいた方が絵巻参加者で、可愛い徳川隊のアシガールの一員だった。次回は参加しようと思っていたので経験談は参考になった。
終了後一人ずつお見送りしてくれて、最後までおもてなしが半端なかった。
ゆきさんは卒業しても作詞などでサポートを継続するそうで、スタッフとして元気な姿を見せて欲しい。
新メンバーを迎えてさくらゆきは続く。
それを見続けられたらいいな。