セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

第3回 丸毛サミット

2023年02月20日 21時37分07秒 | 歴史

2月19日(日)
関ケ原のポイント交換が来週まで。駅前交流館で東軍・西軍のマグカップを一つずつ貰った。コーヒー飲むのに丁度いいサイズだな。


続いてグルマンでパンを購入。


輪之内町文化会館に移動して第3回丸毛サミットを観覧。その前に、駐車場で買ったばかりのパンで昼食にした。


後方に向けて席の傾斜がキツいので観やすい会場だった。


オープニングは関ケ原組、ぎふ輪之内武将隊のコラボ演武。


さくらゆきの二人が司会を務め、横には手話通訳も完備。


町長さんのスピーチ。


広島大学名誉教授の工学博士・三浦正幸先生の「幻の名城・美濃福束城~備中松山城を超えた不落の平城~」と題した講演。
防御力の高い城といえば、深い堀や高い切岸ばかりが注目されがち。三浦先生は「水田こそが最大の防御」と別の視点で語ってくれた。工学博士らしく、理由を論理的に数値で説明するので説得力がある。


2020年の「麒麟がくる」、2021年の「青天を衝け」、2022年の「鎌倉殿の13人」、そして今年の「どうする家康」と4年続けて建築考証を務めている。


過去イチに豪華な仕様のレジュメらしい。
浅田や深田に囲まれた福束城は難攻不落。籠城に必要な兵員さえ揃っていれば落城することはないと断言。

福束城主の丸毛兼利が臆病で討って出ずに、石田三成が賢くて援軍を事前に出していれば、関ケ原合戦の前哨戦は長引いていた。
結果、寝返る武将は激減して主戦場も大垣城になっていたはず。そうなると、大垣を向いた南宮山の動向だって史実と違っていたかも?実に面白い考えだな。


御膳米と御膳米せんべいを贈呈。輪之内町は徳川幕府直轄領で、将軍家台所に納めていた歴史があるそうだ。


「関ケ原合戦の前哨戦 福束の戦い」甲冑劇。
ぎふ輪之内武将隊、殺陣サークル眞、関ケ原組の3団体がコラボして白熱のステージを見せてくれた。


三浦先生とさくらゆきでトークショー。


4年連続で大河ドラマの建築考証を務めている三浦先生、NHKの内情を赤裸々に話して美術スタッフの頑張りを紹介。
さくらさんは最近のSNSで「史実と違う」と時代考証を糾弾する一部の動きに対し、史実だけではなく、創作物も採り入れている脚本だからと理解を示した。岡崎(↗↗→→)のイントネーションは気になったけれど‥


サプライズでアニメ「丸毛戦記」の主題歌を披露。


ロビーでは武将隊がグリーティング。1Fでは三浦先生のサイン会に行列が出来ていた。先生の「水田は大きな防御力」って考えは収穫だった。



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