セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

エンジンフード開放!!(3F)

2023年01月18日 10時44分18秒 | つぶやき

1月17日(火)
ボンネットオープンの企画展は3Fへ突入。
キャデラック エルドラド ビアリッツ(1959アメリカ)
巨大なテールフィンを持つ大胆なデザインに、最新技術を搭載したアメリカを代表する高級車。


シボレー コルベア(1960アメリカ)
新設計の空冷エンジンをリアに搭載。操安性の欠陥をラルフ・ネーダーに告発されて生産中止に追い込まれた。それを機に、自動車安全基準法が制定された。


シトロエン DS19(1958フランス)
未来的なデザインに、油圧制御のハイドロ・ニューマチック・サスペンションを搭載して快適な乗り心地を実現したモデル。


マツダ ファミリアSSA型(1966日本)
軽自動車メーカーだった東洋工業が、小型自動車への進出を目指して開発したモデル。アルミ合金を多用したエンジンを搭載。


ダットサン サニーB10型(1966日本)
2ドアセダン・グレードは2種のシンプルな商品構成。カローラと共に、マイカーの普及に貢献した。


トヨタ カローラKE10型(1966日本)
ボディサイズ、エンジン排気量、性能、装備品、質感などを市場ニーズに合致させて大成功。マイカー時代黎明期の象徴的なモデル。


プリンス グロリア スーパー6(1964日本)
国産の市販車で初めてOHC6気筒エンジンを搭載したモデル。


ホンダ N360(1969日本)
ホンダ2番目の乗用車。軽自動車らしからぬ高性能から、第2次軽ブームの発端となったモデル。発売2ヶ月でスバルを抜いてベストセラーになった。


ダットサン フェアレディSP310型(1963日本)
ブルーバードのシャシーにセドリックの1,500ccエンジンを載せた初の国産量産スポーツカー。第1回日本グランプリで欧州車を破って優勝した。


ホンダ S500(1964日本)
ホンダ初の乗用車。常識外れに精緻で高性能なDOHCエンジンは、世間を大いに驚かせた。


ロータス エリート(1961イギリス)
ロータス初のGTカー。軽量なFRP製モノコックボディは美しいスタイルで空力に優れ、高い動力性能を持ちながらも操縦性に優れていた。


BMW 1500(1963ドイツ)
1962年に登場したミッドクラスの4ドアセダン。「ノイエ・クラッセ(新クラス)」と呼ぶ新コンセプトで設計され、同クラスの他車を凌駕した高性能なスポーティセダン。


この2台もオープン。


トヨタ スポーツ800(1965日本)
パブリカをベースに、空力性能の良いボディで高速性能と驚異的な低燃費を実現した大衆スポーツカー。


トヨタ 2000GT(1967日本)
技術の粋を集め、ヤマハと共同で開発したモデル。発売前に、連続高速耐久走行で3つの世界記録と13の国際記録を樹立。


逆アリゲータが並んだエリア。


いすゞベレット 1600GT(1966日本)
ヒルマンミンクスの後継車・ベレットをベースにした2ドアクーペ。国産車で初めて「GT」の車名を採用した。愛称は「ベレG」。


ニッサン シルビア(1966日本)
ダットサンフェアレディのシャシーをベースに、新開発1,600ccエンジンを搭載した2シーターのクーペモデル。


マツダ コスモ スポーツ(1969日本)
日本初のロータリーエンジン車。NSUに次いで世界では2番目。未来的なスタイルで、レシプロ2リッターを凌ぐ高出力エンジンを搭載。


ニッサン フェアレディ Z 432(1970日本)
廉価で安全なスポーツカーとして北米市場で大ヒット。432は4バルブ・3キャブレター・2カムシャフトを意味するトップモデル。


トヨタ セリカ(1970日本)
我が国初のスペシャルティカー。エンジン・トランスミッション・外観・主要装備品が選べるフルチョイスシステムが採用された。


フォード マスタング(1964アメリカ)
1964年登場の小型スポーティーカー。スタイル・性能・マーケティング戦略で、T型フォード以来の大ヒットとなった。「ポニーカー」という新しいジャンルを築き、オープンモデルにはブランドンも乗っていた。


フェラーリ 512BB(1979イタリア)
車名は排気量5リットル・12気筒に由来。1971年発表の365GT/4BBのエンジンをベースに、排ガス規制で低下したパワーを補うために排気量アップして搭載。ボディデザインはピニンファリーナ。


ルノー 5(1979フランス)
シンプルでモダンな2ボックススタイルが人気のモデル。大型樹脂バンパーの先駆けとなった。


ホンダ シビック(1975日本)
国産初のFF・2ボックス小型車。達成は不可能と言われたアメリカの排ガス規制「マスキー法」を世界で初めてクリアしたCVCCエンジン搭載モデル。


フォルクスワーゲン ゴルフ(1979ドイツ)
水冷エンジン・FF方式で1974年に登場したVWの基幹車種。世界的にヒットして、FFハッチバック小型車の手本となったモデル。


トヨタ ソアラ(1981日本)
ハイソサエティー向けに開発された高級高性能なパーソナルカー。先端技術を駆使して排ガス規制をクリアした大パワーエンジンを搭載。バブル時代に続くパワー競争の先駆けとなった。


アウディ クワトロ(1981ドイツ)
車名のクワトロ(4)は4輪駆動が由来。高出力ターボエンジンとセンターデフ内蔵のフルタイム4WDを搭載。路面状況を問わない圧倒的な走行安定性によりラリーで大活躍したモデル。


トヨタ カローラ レビン(1983日本)
カローラクーペ系最後のFRモデル。車両型式(AE86)から「ハチロク」と呼ばれる人気車。


レクサス LFA(2009日本)
世界限定500台のプレミアムスポーツカー。レーシングカーと同様のカーボンモノコックシャシーが採用されたモデル。


ラストはエコカーゾーン。
トヨタ プリウス(1997日本)
ガソリンエンジンと電気モーターを備え、状況に応じて最適に組み合わせる世界初の量産ハイブリッド車。キャッチコピーは「21世紀に間に合いました」。


ホンダ インサイト(2004日本)
1999年デビュー。新骨格アルミボディーで軽自動車並みの車両重量(850kg)を達成。発売当時、世界最高の低燃費35km/ℓを実現したモデル。これも21世紀に間に合った。


トヨタ MIRAI(2014日本)
2014年12月に発売された世界初の量産型水素燃料電池車。水素と酸素の化学反応で発電して、走行中のCO2排出量はゼロ。航続距離は水素フル充填(5kg)で約650km。


ユーノス ロードスター(1989日本)
欧州のライトウェイトスポーツカーは時代に適応できずに消滅。それを踏まえて、「人馬一体」をコンセプトに開発されたオープンモデル。発売直後から世界で歓迎され、ロードスターブームを巻き起こした。


今まで素通りしていた古いモデルたちも、エンジンを眺めながら鑑賞すれば新たな発見があり、実に楽しい企画展だった。個人的にはタッカーのエンジンが見たかったけれど・・
平日にも関わらず大勢の来場者が居て、評判も上々だったので是非また実施して欲しい。

 → トヨタ博物館「車両データベース」



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