手押しポンプの弁のデザイン

これらはポンプの弁の部分です。アイスホッケーのパックみたいな感じです。

水が抜けないように重量を稼ぐため、金属とゴムが一体化しています。金属面は上側にしてゴムの面は下側にします。
金属面はさびたりして平滑さをなくすため、ゴムでしっかりはりつかせるということかと思います。

左上、二つはサメの背びれのようなものがついていますが、これはピストンを上から押しつけると、弁が開いて水が井戸側へ抜け落ちるようにしているためです。冬場に降水できようしています。通常の稼働範囲では、ピストンは弁に当たらないようになっていて、最上部までハンドルを持ち上げた時に当たるようにロッド棒の長さが設計されています。

手押しポンプ 空気室部分・再利用、、

手押しポンプの部品は見た目はよくても、鋳造時の不良として穴があいていることがあります。
写真の部品は、ポンプの頭の部分なのですが、小さな穴があいていたためにポンプとして使用できないものです。

何に使うかな。蚊取り線香置きにでもなるかな、、

寒冷地仕様の水抜きプラグ付き玉下（フランジ）整備。ドリルと針金、口で吹き込んで仕上げ

北海道から古いポンプを入手すると必ずと言っていいくらい水抜きプラグ付いたポンプになります。


へそがついています。


ひねるとへそが取れて中に二つ穴があります。ポンプ上側は、シリンダーの水をぬく穴、下側は、空気を入れて、真空状態を破り吸い上げた配管の水を井戸に落とす役割をします。


販売に回そうと思って、確認したところ、どうも錆で穴がつまっているようでした。ドリルや針金で穴を錆をとって、口をつけて息を吹き込んで穴がとっているか確認し完了です。


ちなみにいまは、川本製作所以外、降水プラグ付きのこのパーツは販売していません。

エルダーポンプ・当社中古品サイトで販売する予定です。

古いモデルの手押し井戸ポンプを復活中。赤いlucky 号復活

今日は古い手押しポンプ部品箱を整理しています。

整理しないと、古い部品の問い合わせがあった時、新しく作ったり、新品から部品取りをするなどもったいないことになります。


部品を集めて、ラッキー号を復活させようとしています。アームが一本足りない状態ですが、なんとかなりそうです。



古い手押しポンプの復活は、シップス・レインワールド・エルダーポンプで！


キーワード
井戸ポンプ復活
lucky号
子宝ポンプ