今日は戸田市で井戸掘りでした。公共工事なので、水がでないというわけにはいかないので大変でした。
途中から緩い砂が出ることがわかっていたので、まず7インチの大きなビットで掘れるところまで掘りました。4m80cmから4m20cmの間で砂が多く、掘ってもすぐに砂が崩れてしまいそれ以上、掘れなくなりました。そこで塩ビ管の150ミリを5mを入れて、塩ビ管の内部を掘りながら、その塩ビ管を打ち込みました。5m75cmあたりで、粘土層にあたりました。砂の層を突破したので、さらに内部から掘り進み、9m65cm掘削することができました。
ケーシング 150ミリ 6m50cm 打ち込み
人力掘削 9m65cm つまりケーシングより3m15cm深めに掘っています。
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総延長9m65
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貝殻が多く混じる粘土層(砂分が多く混じっています)
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最初の7インチビット(直径16cmの大型です。)
なぜ7インチのビットを使ったかというと、150ミリの塩ビ管を入れたかったのと、内部を5インチのビットで掘り進んで、さらに100ミリの塩ビ管を入れることができからです。150ミリで砂をガードして、砂のない地層まで掘り進めても100ミリの通常のサイズの井戸が完成できるからです。
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緩い砂、これでは掘っても崩れます。
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配管を打ち込んでいます。ヨイトマケの歌を歌いながら、木槌を振るいます。
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貝殻