楽の志 ~らくのこころ~

湘南で木の家づくりをしている「楽居」の親方三浦がキャッチしたできごと、思い、喜び、悩みなどを、力を込めて投げかけます。

現地打ち合わせ

2010-10-24 23:21:18 | おうち
こんばんは 楽居の三浦です。

寒くなりましたね、世間では風邪が流行っているようです。
ですが、楽居では今のところ風邪をひいたのは 西澤だけです・・・・

みんな丈夫で何よりです。


さて、今日は逗子市N邸の記念すべき
第一回目の現地打ち合わせです。



現在の 逗子N邸の現地の様子はこんな状態です。
根切を終え一段落して、今週からは水道屋さんが先行配管をする予定です。

真ん中の土が残っている部分はなんでしょう?



この真ん中の土は、実は中庭になる部分です。
N様はこの状態の土地を見て

「狭いな~~」

とおっしゃっていましたが 家を建てるとき
皆さん、基礎の段階のときに そう感じるそうです。
実際 柱が立ち、屋根がつくと 大きく感じるそうです。

今回N邸は、地体力が十分取れなかったため
コロンブス工法となります。

一般的には、地盤が悪い場合には

地盤改良をしたり、杭を打ったりして不動沈下を防ぐのですが
楽居でお勧めしている工法は、コロンブス工法をお勧めしています。

簡単に説明いたしますと
土をジオフォーム(硬質スチロール)に置き換える工法です。
土の重さを取り除き、軽いジオフォームに置き換えるので
杭工法とは全く逆の工法です。

コロンブス工法のメリットとして、不動沈下を防ぐことはもちろんですが
建物の重さが、直接地盤にかからないため
地面からの力 

つまり、地震の影響をモロに受けないのです。

このコロンブス工法の考え方は
日本の伝統工法の(力を逃がす)考え方と非常に似ています。