なにぶん、なりゆき なもんで
、・ 改め らくごしゃ の なりゆき(也がついたり、つかなかったり)
就労時、面接に本籍地が必要なの?たらいがまわる。
まわす、まわすよ、窓口まわす♪
くるくる、
たらいを次から次へとまわす。
知人が就労する為、会社との面接時に
本籍地と家族構成を表示した
住民票の提出を要求された。
知人は、
すでに提出してから〝個人情報の売買“を疑った。
住民票なんて、ましてや本籍地と家族構成!?
でも、就職でなくても、
この類の登録時に住民票の提出はやっているし、
住民票を出さないまでも、
スマホとかの登録時には日常茶飯事だ。
いまさら疑ったところでと思い直したのだが。
会社側は債務超過者の確認に必要と主張していた。
しかし、もったが病(やまい)だ。
疑問が湧き、確認しようと、
居住地の「消費生活センター」に問い合わせた。
こちらの質問の前に、
知人の名前、連絡先、住所を問われた。
トラブルなのか何かを避けるハードルなのだろう。
しかし、
これは労働問題なので、
「東京都労働情報センター」へ
問い合わせるように問題を回された。
「東京都労働情報センター」では、
面接時等で、
本籍地は聞いてはいけないことになっている。
なぜなら門地の問題だ。
はっきりと、
部落問題とか支障がありますからと言われ、
そういう意図があるのかと、びっくり驚いた。
では、行政指導及び処分をしないのかと聞いたら、
その件はと「ハローワーク」に回された。
求人は民間企業で、
「ハローワーク」ではないと伝えたにも関わらず、だ。
案の定、
「ハローワーク」では、
うちの紹介ではないので、対処出来ない。
「東京労働局総合労働相談センター」
に回された。
「東京労働局総合労働相談センター」
では、もう一度、
「ハローワーク」にパスを回そうとしたが、
相談経緯と内容を説明して、
もうパスは戻らないという
この「たらい回しゲーム」のルールを説明した。
先方も上司に作戦の相談で随分待たされたのだが。
特別ルールでプレーして来た。
そこで、この人権問題を含む
くだらない「たらい回しゲーム」の結末は、
ちなみに電話料金は全て知人が課金して
このくだらない「たらい回しゲーム」に参加している。
はたして、
「東京都労働局総合労働相談センター」の
「ハローワーク」に
パスが出来なくなったプレーは、
住民票等から本籍地を問わないというのが、
あくまで「指針」であり強制力がない、
という上司とのチームプレーだった。
今回の人権問題も含む「たらい回しゲーム」は、
知人の徒労と終わった。
ゲームオーバーである。
まだまだ、この国は人権問題では途上国である。
「たらい回しゲーム」では
随分慣れてパスを回し活躍するが、
人権問題では世界レベルにも参加させてもらえない
残念な国家チームなのだ。
しかし、問題のたらい回しのプレーは見事。
もう一周させようと
平気でプレーを試みる強いハートがある。
この国では、
当事者の人権問題を解決するという
ハートをどう作るんだろうか。