「葵の花」のムスクの香りの事でした。入れました。ネームは、いよいよ転に入ります。舞台はCrystal Ballの奥多摩に移動します。神社を描くの大変。アカリとカケルの叔父、今は夫婦養子で義父の晃、2人の子供、光と海斗。人の恋心が読める晃。だけど、アカリだけは読めませんでした。転の導入は、この晃の能力が発動。アカリの心が初めて分かります。そして、自分の犯した間違いに気付きます。
田中家の本家の者は、全員特別な力を持っています。大したもんじゃないとみんな思っています。アカリは水晶球の色を変化させる。晃も分かるのは恋愛系だけ。カケルだけが別格です。言葉遣いも女癖も悪い。それでも晃がカケルを後継にしたのは、この力の強さでした。頭はいいので、祭司で粗相をする事はなかろうと言うのもありました。カケルはアカリが好きで好きで堪らないのに従姉妹だから言えなくて苦しんでいました。アカリと一緒になれたら、他の女は必要ないと言い切ってたのを晃は信じました。想いの強さが分かっていたからです。この辺の話が第一作で描いた内容。葵は出て来ません。第一作はプロローグ的な感じ。
葵は、この先ずっとカケルのライバル。あらゆる事で奪い合いをします。エピローグまで。描いてる私が書くのも変ですが「どっちが良い人」なのかわかりません。一見、カケルがヒールなんだけど。葵が良い人かって言うと違う。良い人である必要はないとかいうこともよく考えます。