どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

過去作

2023-02-03 10:09:00 | 日記


かなり昔に描いて、その存在すら忘れていた短編。
今より上手く感じるのは、若さの気合いなのかも。この頃は薬も飲んでいなかったのでペンタッチがすごく綺麗。
これも完成しているが未発表。ほぼ全ての漫画の生原稿は律儀に保管してある。最近は、ストーリーの概略、プロット、キャラ表、ネームも保管している。

最初に作ったストーリーのあらすじから、キャラを立ててネームに入ると「思っていたのとは違う雰囲気」になるのはよくあること。
画像の作品は、私にしては珍しく「かなりな少女漫画」になった。


ここからは、介護の話。
昨日から友人の具合が良くありません。
でも、本人からの自己申告なのです。ホテル療養の頃の「不機嫌さ」はないんだよね。「痛い」とは言っていますが、よくなっている過程で返って痛みを訴えるようになったのかもしれません。次回の診察は3月。
それでも、心配なので昨夜、保険証と手術を受けた病院から渡された資料などを渡してもらいました。子供の電話番号も教えてもらいました。

他人の家のことなので本当のことはわからない。子供は男の子だけで気が利かないのは予想がつく。でも既婚なのでお嫁さんがいるのよ。夫の親を一時的に引き取るという考えが無いのは変かなとも思う。子供なんてそんなものか。

もしも、友人が亡くなったら私が一番悪者にされるんだろうな。
家族なんて身勝手なものだもの。

ホテル療養の費用も私が半分持ち、今もお金をもらって身の回りの世話をしているわけではない。普段は、自分の病気に触るので「過労とストレスを避ける」ためにしていない家事も料理だけはしている。そうまでするのは、私が一番苦しんでいた夫介護と自分の病気の時、私の家族でさえ閉鎖病棟に面会に来なかったのに心配して会いに来て励ましてくれた人だから。家族ではないので、病棟内で面会できなくて病院のロビーまで来てくれた。

私が入院するのは閉鎖病棟。本当は解放病棟でいいのだが、解放病棟では私に必要な休養が取れない。全ての刺激を遮断して、ベッドの中で本を読んだり、スマホを見て過ごす。眠ってることも多い。入院も10回は軽く超えている。治らない病気なので「悪い時期」をやり過ごすのである。
私の家族も友人の家族も病気に関しては無関心。私は、外出が許されているので必要なものは院外に出て自分で買いに行く。友人の家族は、退院した日に一人暮らしの家に友人を置いたまま帰ってしまった。

精神病の知人の少なくない人達が、もう既にこの世にいない。生きていた時、ほとんどの患者が「家族の無理解と自らの罪悪感、将来の不安」に苦しんでいた。「なぜ治らないのか!病は気から!働けなくてどうするのか!」と家族は責め立てる。

それなのに、死んだら医師や病院を責める。「世間体」だろうとしか思えない。派手に泣いたりするし。

精神病は厄介だ。基本、完治は殆どない。完治したかに見えても寛解でしかない。大抵が再発する。で、違う病気に変化したりする。私も最初はなかった症状がある。「幻聴と乖離」だ。私の病気では「幻聴」はないとずっと言われてきたが、そうでもないことが近年分かってきた。私の周りの同病者は皆「聞こえる」と言っていたんだけどね。