セキとエリ。初期設定の頃。
ちょこちょこ介護もどきをしている。疲れてしまう。寝る。私は病気のせいで疲れやすい。
それで、絵が描けない。
なので、また「Crystal Ball」のストーリーの穴を埋めている。昨日は、アオイの誕生の物語。
父セキは赤国(界)の王。母エリは王妃。エリは、セキの重臣ロウの娘。この夫婦は仲が良すぎて子供を持つ気は無かった。
そこに一通の嘆願書が届く。高天原で「思し構い」が行われる。その中に赤族の者を紛れ込ませたい。人間として。一名派遣してもらいたい。
この手紙を読んだエリはセキと相談する。この手紙には赤族の者を入れる理由は書いていない。
だが、セキとエリは高天原の現状を掴んでいた。「思し構い」の中に赤族の者を入れる手紙の差出人の思惑は。。。
セキとエリは自分達の子供を下界で成して高天原に差し出すことにする。
人間として。
神力も持たず、年老いて死ぬ。生を繰り返し「学ぶ者」でもある人間にもなれず、死んだら無に戻る子供。
召し上げる力のある誰かが「在る者」にしないと子供は無に還る。
この夫婦は、そうなったらそうなったで「器じゃないなら仕方ない」と至って冷たい。それどころか、人間として子をなすことを「下界でハネムーン」とはしゃぐセキ。
筋書きを作りドラマチックにするエリ。
自ら妾になり本妻と大バトル。
早川家という医者一族の当主、早川哲也になるセキ。妾と呼ばれる実質の妻エリ。死んだ人間、哲也の妻、百合。セキは哲也の骸と同化。早川哲也として、病院を拡大して行く。