どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

義姉妹

2022-03-25 13:27:00 | 日記



「Double Life」の30代珠莉愛と圭の兄、亮介の妻、絵里子さん。

ひとりぼっちで東京に出てきてから15年。実の母親と弟とは絶縁。そこから、血の繋がらない家族が増えていく。絵里子さんもその1人。女友達が居ない珠莉愛には初めての女友達でもあります。
圭と珠莉愛は事実婚。戸籍上も他人なんだけど。

この2人は読書が趣味。それも外国文学を原書で読む。えりちゃん、じゅりちゃんと仲良し義姉妹になる。
絵里子はリリカももちろん知っている。自分の夫にまで色目を使うリリカが大嫌いだったとを圭に言う。圭は「リリカって誰にでもそうだったみたいです。ごめんなさい」と言う。

ここ何週間か原稿が止まってる。
完全に鬱モード。絵を描いても色も塗れない。



弄り出すと止まらん‼️

2022-03-24 14:02:00 | 日記


「Crystal Ball」のカケル。本当の名前は、唯のカケル。姓は有りません。生まれたのは縄文時代。それから、ずっと生き続けています。老いない、死なない、仕事ない。大きな離宮の中で全員男の世話人達に上げ膳据え膳されて4000年。離宮の敷地内から出ることは許されていません。

4000年前、唯の人間の狩人で、村にも入れてもらえず1人で寂しく暮らしていました。ずっと1人だったので家族が欲しいと思っていました。13才の時、最初の女房を貰いましたが、お産で子供と共に死にました。

25歳の時、迷い込んできたアマという女の子を拾いました。10才。子供でしたが、とても綺麗な女の子で、育てて女房にしようと思いました。自分は35だと嘘をついて。

このストーリーの始まりがここです。

縄文時代には一夫一婦制はありません。乱婚の時代です。カケルの男女関係のモラルは現代に通じません。で、カケルのやりたい放題とカケルを人間でない者に召し上げてしまった神の国の女王の苦悩。カケルの繰り返される逃亡と捕縛。最終的な決着は現代に。

昨日、ちょっとストーリーをいじってたら、かなり印象が変わりました。この話、まだ完成してないようです。

歴史物ではないので、細かい時代考証は無視。
葵は人間のふりをしていた神澤翔の親友で65歳の時、18歳のカケルと再会しますが、半信半疑です。この2人は同じ日に神の国に帰ります。カケルはアマに捕縛されアマは葵を召し上げ連れて行く。

色んなシーンが頭の中にはありますが、画力がついていきません。なかなか。死ぬまでに形にしたいのですが。。。


クルーズ

2022-03-23 04:33:00 | 日記


私はクルーズの旅が大好きなのである。特にこの船尾の光景が好きで部屋は後ろをとる事が多い。初めて乗った船はダイヤモンドプリンセス。庶民でしょ。そうです。お金持ちではないです。だから、時には日本語が全く通じない船にも乗ります。外国の旅行会社から乗船チケットを取ると日本の旅行会社より、かなり安くチケットが手に入ります。太平洋横断も2度行きました。英語力は低レベルなんですが、なんとかなります。

2年前のコロナ船になってしまったダイヤモンドプリンセスにも乗船していて、隔離病院で酸素吸入を受けました。中等症ですね。親会社のカーニバル社から、あの時乗船していた乗客は運行が再開されれば無料で1航海のクルーズに招待すると約束されています。今年の10月にまた台湾に行くはずでしたが、昨日中止の連絡がありました。また、来年の案内だそうです。





船のイベント。エクストラバガンザ。ケーキを愛でて食す。乗船中は毎日ケーキ食べます。





大長編「Crystal Ball」

2022-03-22 09:20:00 | 日記
「Crystal Ball」神澤 陽(かんざわ よう)

田中 陽(あかり)として生きた人生が終わり、しばらく自分の国に帰っていたアマは、カケルの下衆な策略にはまり彼を取り逃すことに。
少人数で「捕縛隊」を結成。武闘派2名と学者を連れて、再び人間になり戻ります。

今度は大企業の会長令嬢。15才。息子だった海斗は40代で陽が母親だと気づいていますが母は生まれ変わって違う人間になったと解釈しているので何も言いません。

この大長編の中でも最も残酷で、動きのあるパートです。経済的にも社会的にも姫君の様に恵まれている環境。ただいるだけで性根の腐った罪悪感の無い人間の女に妬まれます。
人間の身体になるとアマの記憶は消えて無力な少女になってしまいます。随従として同行した学者は、アマの国でも珍しい存在で力を持たない者なので、人間の身体に入っても記憶を持ち続けることができます。陽という少女は自分の主だと知っています。でも、反感を持っています。アマは、上から目線の我儘な暴君で、人間の男を追いかけ回して失態ばかりだと思っています。
でも、その学者のミスで陽は悪魔の様な女になぶり殺されます。アマは死にません。この身体から出れば済むことです。でも、この身体にはアマが入る前に既に本物の神澤 陽がいました。
人間の心が入る前の身体、胎児。若しくは死んだばかりの死体に入るのがルールなのに。学者が使っている人間の身体は急性アルコール中毒で死んだ40代の怖い人。陽は胎児から。陽という人間は流産しかかっていた身体でした。アマが入ることによって生きながらえた弱い身体。もう、人間の心が入っていることに気づかずアマは胎児の中に入りました。
陽の存在を学者から教えられ、アマは泣きじゃくります。「私が帰ったら陽は死んでしまうではないか」

ここで、学者はきづきます。高慢ちきでワガママ、勉強が嫌いで気分屋の女王は「子供」だったこと。国を治める王になると決められて存在し、子供が頑張って役目を果たしていた。そして気の病を持っている。

絵の陽は、死ぬ直前。アマが主導権を握っています。陽は仮死状態の領域に閉じ込めました。これから、この身が受ける暴力と死の結末を分かっています。女王の自分が全部引き受ける。眠れ。陽。償いはちゃんとする。カケルに珠を割られ反撃する力もなく、指を切り落とされ(描いてませんが、母親の形見のサファイヤの指輪をしています)指輪を奪われて、辱めのかぎりをつくされ、陽は殺されます。中身はアマ。声ひとつ立てず、命乞いもしません。

この残虐シーンは、本編ではカットします。アマは誰にも言わない。後になっても。ただ、ここから、陽の髪の毛を一本持って、それしか持つ力がなくて身体から出て国に帰ります。

この長編は、本当に長くて、半分マンガで半分は文章と絵という形になると思います。


花の指輪

2022-03-21 09:30:00 | 日記
「Crystal Ball」田中陽(あかり)




25歳。葵が医者になってから二年後、別れてから7年。陽は葵が勤めるクリニックに患者として現れます。
7年で陽の容姿は別人になっていました。
もう2度と葵には会わないと決めていた陽でしたが、養父の晃から「田中家の本家の者は長生き出来ない。50歳まで生きられない。」と知らされて葵の顔が見たくて病の身を引きずって奥多摩から赤坂に来るのです。
母も叔母も40代で亡くなった。
葵に会えたとしても他の女の人と幸せなのかも知れない。帰りは泣いて帰るのかも知れない。でも、顔が見たい。人生の半分が過ぎている。彼は私を見ても、こんなに変わってしまった私なら気づかない。

葵の方は、まだ陽に捨てられたことから完全には立ち直っていません。前の年には、付き合ってた人がいましたが、その彼女が陽の写真を見て「綺麗だけど頭空っぽ」と元カノだと気づかずに言って、葵は大喧嘩して別れました。その容姿は

これです。白人。金髪碧眼。
葵と陽。7年ぶりに再会。葵は日本人になってしまった陽にびっくりします。
別れることになった理由も分かりました。
7年前の夏、彼女は連続殺傷事件に巻き込まれPTSDと記憶障害を起こしていました。葵の記憶は無くしていたんです。思い出したのは、葵に最後に会いに来た日の朝。
既に翔と結婚して奥多摩の神社の後継になることが決まっていました。葵が大学で大変なのも分かっていた。巻き込みたくなかった。
それを聞いた葵は、精神科医になるって決めていたのに、あんな事件に遭って、心が無傷であるはずなかったのに。。。と、ここでまた、自分のダメさにショックをうけます。
翔は、もう陽に興味を無くして遊び歩いています。でも、同じ一族の女で家業のことは分かってる。離婚はしないと決めています。
葵は、葵の花をデザインしたルビーの指輪を陽にプレゼントして約束します。いつか一緒になろう。
葵と翔は昔は親友。今も疎遠ですが仲が悪いわけではなく性格は分かりきってる。葵と陽が付き合ってたことは翔は知らない。

陽の人生は、山の中の神社で巫女装束をして2人の息子を育てます。1人は葵の子。1人は翔の子。
40代までは生きられる。なんとなく信じていました。
いつ、終わりが来るのかなんて人間は誰も知りません。