諏訪湖には、今季1カップルのコハクチョウしか飛来して居ませんが
ホシハジロやキンクロハジロ・オナガガモは
今年も、例年通り集団で飛来しています。
遠目、粒々に見える水鳥の群れは、ホシハジロとキンクロハジロの群れです。
端正な姿のオナガガモは、主に湖岸近くで羽繕いしたり、忙しく動いているのが見られます。
そんな中、コハクチョウのカップルはゆったりと遊泳しています。
夜来の雨が雪に変わりました。
陽が当たるとたちまち消える淡雪です。
ここ数日、零下の朝が続いて居ますが、
諏訪湖の全面結氷は、−10度の日が5日以上続かなければ実現しないと言われています。
又、立春を過ぎると日照時間が長くなり、全面結氷は難しいそうです。
諏訪湖が眺望出来る高台の立石公園から見る限り
諏訪湖の結氷は、ほんの一部にしか確認出来ません。
巫女アイサは例年諏訪湖を源流とする
天竜川の河口付近に飛来します。
身体の大きさは、鳩より一回り位大きい。
今年は源流の水量を調節する水門が工事中の為
例年ほど多くの巫女アイサは見られません。
警戒心が強く、人の気配を感ずると川の対岸に移動するので
近撮が難しい水鳥です。
ミコはオスの羽衣が巫女の白装束にたとえられて付けられた名です。
又一見パンダに似ているので、パンダガモとも愛称されています。
2022.01.10写
冠毛が、遠目には耳の様に見ます。
冬の渡り鳥として渡来して来るカワアイサの名は
カワは『川』の意味で、『アイサ』は、秋が去ると言う『秋沙』が訛って
『アイサ』となったそうです。
諏訪湖では、真冬にだけ、カワアイサに出会えます。
2023.2.21写
カワアイサの♂の頭部はダークグリーンなのに対して。
♀のヘアースタイルは茶髪で後頭部になびいている派手なパンクヘアー。
身体の大きさはカルガモより一回り大きい。
ホオジロガモは両頬が白いのでホオジロガモと名付けられています。
頭部はおにぎり型で、マガモと同じ緑の玉虫色をして居ますが、
水上に浮かんだ時の太陽光線の加減で、黒く見えたりします。
潜水ばかりして居り、次は何処に現れるのか?
神出鬼没で、出会うと何時も遊ばれてしまいます。
2023.01.11(写)
ホオジロガモの♀は頭部が茶色で嘴の先が黄色く見えます。
♂の正面から見る顔はとてもユーモラスに見えますネ。