高島城公園片隅の樹丈が5mはあるかと思われる大木の天辺近くに、
アオサギとゴイサギのコロニーがあります。
あまりに高木なので、コロニーの中を覗くことは出来ませんが
幼鳥が巣立つと、庭園で散歩する様子が見られます。
運が良ければ、この池でアオサギの幼鳥が見られます。
アオサギもホシゴイもトンビ程、身体が大きいので幼鳥でも天敵に
襲われる事は殆ど無いのではないかと思われます。
(アオサギの幼鳥)
例年、アオサギの幼鳥が池周辺で見られる頃、
10日程遅れてゴイサギの幼鳥、ホシゴイも見る事が出来ます。
ホシゴイは数羽の幼鳥が、もう縄張り意識が在るのか集団で居る事は無く
自分の居場所を争いながら確保し合って居ました。
(追われて逃げていく幼鳥)
ホシゴイはゴイサギの幼鳥の時期の呼び名です。
ホシゴイの命名は、以前投稿していますが、茶色い身体に
星の様な斑が入っているのを星に見立てて付けられているそうです。
私は諏訪湖で親鳥であるゴイサギを見た事が在りません。
目にするのは雛に餌を運んでいる木の上のゴイサギばかりです。
親鳥は身体の色も白く、首も長く、幼鳥とはまるで違う印象を受けます。
ホシゴイが成長してゴイサギになる迄には、ほぼ3年の月日を要するそうです。
コロニーに餌を運ぶゴイサギの様子