石垣島・竹富島へ行ってみた（三日目/午前/川平湾）

川平湾に行ってきた友人の話を聞きながら、大好きなジーマミ豆腐を食べる。

ババロアみたいだよね〜。タピオカじゃない？それは違う。などとひとしきり盛り上が

り、ところで何で出来てるんだっけ？落花生だって。

"ジーマミは琉球語で落花生のこと"　へ〜そうなんだ。

そんな話をしながら飲むシークワーサーサワーとグアバサワーは、ぐびぐびいけちゃう。

今やどこでも飲めるシークワーサーサワー（言いづいのはわたしだけ？）。本場で飲む

と南国味が増すような気もする。

　

友人曰く「川平湾。綺麗だったし写真も撮ったけど、１時間くらいで十分だったよ」

へ〜。そっか〜。ふ〜ん。

鵜呑みにしては痛い目に遭いそうな気もする。目的も違えば写真にかける時間も違う。

明日の朝は８時出のつもりだったけど、やっぱり７時にしよう。

４月９日

朝７時、宿を出る。

唐人墓

　

地元の方が太極拳をしていた。朝の静けさに、その動きがよく似合う。

丘の上から竹富島が見えた。

名蔵大橋

この先しばらく海沿いを走り、まずは石垣御神崎灯台を目指す。

　

　

ここどこだよ感満載。遠くに見えるは西表島でしょうか。

普段とは違う空気を感じながらのサイクリング。楽しいだけではなく、照りつける日差し

の容赦なさと、繰り返される坂に挫けそうになる。

なかなかな勾配を登ると、お目当ての灯台。見えてからも結構登った。（9.35am）

石垣御神崎灯台

夕日の名所らしいが、それはまたいつか。

　

ごろりと寝転んだら気持ちの良さそうな草原。ぼーっとしたい気持ちを抑え、ひたすら

クルクル。

そんなこんなで、川平湾。（10.57am）

　

工事中につき公園入口まで、自転車では近づけず。

仕方がないので、サーターアンダギーで一休み。疲れた体に甘さが染みる。お腹が空い

ていたせいか連続３つ頬張る。大失敗。昼ごはんが食べれそうにない。貴重な石垣での

一食を逃してしまった。

　

この境界の意味は...。

色々な媒体で何度も目にした事があるのに、実際行っても写真を撮りたくなるものですね。

　

　

　

今回、ランドナーを守ってくれていた、ジョー（仮名）。名前聞き忘れちゃった。

自転車置き場が分からずウロウロしている私に、

「Oh! ステキナバイクネ。ボクガマモッテルカラenjoyシテキテネ」と

流暢な日本語で迎えてくれ、守っていてくれた。帰り際、写真を撮って良いか尋ねると

「モチロン」と、盗っちゃダメポーズ（らしい）までしてくれた。

これからどこへ行くのかと聞かれ、米原方面から空港を目指すと伝えると

「Oh!アップダウンアップダウンネ〜（しかめっ面）ガンバッテクダサイ（笑顔）」

・・・頑張ります（苦笑）。

そして去り際、暑いからとミントキャンディーをくれた。あなたの方が暑いだろうに。

Thank you.

川平湾が遠くに見える。

そしてこの後、アップダウンアップダウンだった・・・。

石垣島・竹富島へ行ってみた（二日目/竹富島）

４月８日　金曜日

石垣港離島ターミナル、８時30分発のフェリーで竹富島へ。

・定期便は八重山観光フェリーと安栄観光の２社

・異なるフェリー会社のチケットでは乗船出来ない。

・各社別々の時刻表

・オンライン乗船券予約が便利（今回は窓口購入）

　乗船券＋自転車片道480円

乗船時間は15分、あっという間に到着。今日も雲多めながら青空も覗いてる。

　

　

先ずは外周を走りつつ海へ寄り道、その後集落を散策しよう。

コレ↓は竹富島のターミナルで買った島内マップ。あると買っちゃう系。写真じゃな

くてイラストなのが好み。

　

この道。ず〜っと蝶が先導してくれて走り出し早々、夢見心地。とは言え、タイヤに巻き

込まれるんじゃないか、ぶつかるんじゃ無いかとこっちはヒヤヒヤ。それくらい沢山ヒラ

ヒラしてる。

ランドナー向きな道が続く。

絶世の美女、安里屋クヤマの墓へと続く道。その先の浜に行ってみよう。

　

ヌヌッシャー（布晒し）浜

”布晒しは織芭蕉布、八重山上布の最終工程。織り上がった布を海中に晒し、不純物を洗い

流すことにより、布の風合いがよくなる。発色をよくする効果もある”

その光景も素敵なんだろうなと思いを馳せる。

誰もいないので、ここぞとばかりに撮影会。

島に来て１時間くらいしか経っていないけど、すでに心満たされた。

西桟橋（かつて西表島で稲作を行っていた時の玄関口。国の登録有形文化財）

実は、桟橋で写真撮る気満々でした・・・自転車立ち入り禁止とか全く考えて無かった。

コンドイ浜

もちろん入れない。そして急に人が増えてびっくり。

カイジ浜（星砂の浜）

見つけられなかったので見本で確認。星砂って、小学生の時にお土産でよく貰ったな。

あれはどこのだったんだろう。

またまた蝶に誘われ、わざわざ細道を行く。地図上では集落に繋がってるんだけど、不安

しかない。

集落到着。しかし、もう一つの浜にも行っておかなくては。

この浜への道は、レンタサイクルショップでもらう地図には「悪路の為タイヤがパンクし

ます。行かないでください」と書いてあるらしい。（前日利用した友人情報）

それくらいじゃ負けないよーと思いつつ。とりあえず行ってみる。ダメなら歩けば良いし。

パンクは嫌なので、そろりそろりと走って、結局乗ったまま到着。基本砂利道。ところど

ころ陥没してて、確かに悪路でした。数人で話しながら走ってたら、誰か転ぶな。笑

笑えないか...。

しかし、辿り着いたアイヤル浜は、自然な感じの居心地の良い場所。島泊まりなら、ココ

で昼寝して、コンドイ浜で夕日見たいかな〜。

　

悪路を戻り、いよいよ集落を散策。

　

　

　

　

　

一日中雲が多くコバルトブルー（竹富町観光協会HP）とはいかなかったけれど、白い砂浜

と澄んだ海、石垣と赤瓦、派手な植物。どれもこれも魅力的。次回は島に泊まって、夕焼

け、朝焼けも撮影したい。あ〜時間が足りない。

　

石垣島・竹富島へ行ってみた（一日目）

本日の予定（4月7日 木曜）

  7：15　羽田空港発　JAL

10：25　那覇空港着／発　10：55　JTA

11：55　石垣空港着

13：00　までに組み上げ、走り出し

始発電車に乗るため、いつも通り余裕を持って部屋を出る。

心配と張り切りで早く出過ぎた・・・

改札も開いていない時間に到着し、ホームへ一番乗り。

　

JALオリジナルのJET STREAM（福山雅治バージョン）。途端にムーディーな朝。

気分が夜になってしまうので、機外カメラに変更し、モニターと肉眼で青い空と翼を堪能。

　

　

久しぶりの空路は楽しい。気付けば那覇空港に到着。到着が10分遅れてバタバタと乗継。

　

１時間後には石垣空港。

係のお姉さんが重そうに運んで来てくれたランドナーを受け取り、４月とは思えない日差

しの中、組立て開始。拭いても拭いても汗ポタ。もうすぐ完成と思ったら、後ろブレーキ

シューが反対向き...これよくやるんだけど、いつも途中で気付かない。気付く余裕なし。

結局50分かかった。

記念撮影する人々の隙間を縫って、渾身の一枚。

13時10分、やっと走り出せる。

そしてすぐに止まる。

さらに脇道に入る。

　　　　

雲多め。それすら絵になる南の島。

730交差点、16時着。

このペースで島一周とか、どの口が言ってたんだと一人ツッコミ。

そういえば、今回のためにStravaをダウンロードしたのに、すっかり忘れてた。

夜は友人と合流し、待ってましたの乾杯。いつも一緒に飲んでるのに、旅先で合流すると

何だか照れ臭いのが面白い。友人母からは「会えたの？」のLINE。笑

飲み過ぎませんように...初日はこれにておしまい。

行くの行かないの

２月下旬のある日。

友人から、竹富島の友達に会いに行こうと思うんだけど、行ったことある？と聞かれる。

そこ、私も行ってみたい場所！

それなら一緒に行かない？

ランドナーでの写真旅にしたいから、お互い別行動でも良ければ・・・。

オッケー。

とまあ、こんな感じでとりあえず、蔓延防止措置が解除されるとして計画を進めていた。

３月に入り、友人が島の状況を聞いてくれ、以下の事が分かった。

・島が一番綺麗なのは６〜１０月

・４月は時々寒い日がある

・GW辺りから梅雨入りするので湿気がすごい

・GWから人も多いし料金も上がる

４月に入ると航空券が安くなる（〜GWの前週まで）ため、４月の２週目が候補に上がる。

う〜ん。４月頭は休みづらい。例年忙しい時期ではあるが、前向きに検討しよう。

ちなみに友人は休職中のため、色々合わせると言ってくれた。

調べた結果、

・石垣島行き、航空会社が絞られる。

・航空券＋宿泊のセットパターンが一番安い。

・格安航空会社だと、出発/到着時刻の関係で、２日間は移動のみになる。

　（希望週、Peachの場合）

・安い順に、往路帰路ともに平日。往路平日、帰路土曜。

　往路平日、帰路日曜は一気に値段が上がる。

Peach（成田発）を使った場合、三泊四日は欲しい。そしてランドナー。

ネット検索しすぎたせいで、自転車梱包が不安で仕方がない。初めての飛行機輪行では

FDAを利用。専用ケースがあったので特に気にせず、電車輪行と同スタイルで楽だった。

そういえば飛行機は、まだ２回目なんだな。

ここで一旦、友人には別々でチケットを取ろうと提案。友人はPeachに魅力を感じている

が（そりゃそうだ）わたしは踏み切れずにいた。

宿泊セットを選んだ場合、二人で泊まった方が安いし道中も楽しい。しかし、大手と格安

では旅費がかなり違ってくる。時間の自由が効くのであれば、格安航空券にホテルを別予

約で日数を伸ばしても断然安い。そうなると、こちらは日数的に厳しい。セットにしたら

友人にお得感が無くなってしまう。最終的に、現地合流で落ち着いた。

さて、ダンボールなどの資材を使っての梱包は面倒だし自信が無い。かといって、オース

トリッチOS-500を買うのか。買ってもその後使うのか。それになかなか良いお値段。

格安航空券に輪行バッグ購入、Peachではスポーツ用品受託手荷物料金（片道¥3,900）が

必要。色々と足していくと、お得感がイマイチになってきた。

バッグをどこに預けるのかも考えないといけないし、何より面倒くさがりのわたしが一番

手間だと思っている事、それはタイヤの空気を抜かなければいけない事。現地に着いて空

気を入れるって、そうじゃなくても組立に時間が掛かるんです...。

そんな感じで毎日ネット検索していると、JALのダイナミックパッケージがセールをしてい

る事に気付く。二泊三日、ビジネスホテル泊で３万円。但し石垣着１７時、羽田着２３時。

初日の到着時間も気になるが、帰路がこの時間だと万が一遅れた時に、その後の接続が厳

しいので他の便で検索。すると２２時半着で３万８千円。これかなと思うも、この時点で

もまだ申し込めない。休めるかどうかの見極めに、もう少し時間が欲しい。

そうこうしているうちに、ダイナミックセールが終わってしまった。一旦諦める。

同時進行で、行った後の計画も立てていた。二泊三日で丸二日遊べると仮定。

初日は空港から石垣市街へ移動。二日目は一日中、竹富島。

三日目。夕方のフライトと仮定する。川平湾には行ってみたいので、その後どこに行くか

「石垣島　自転車旅」で検索。すると、一周と言う言葉が目に付く。そんな距離を走った

事がないにも関わらず、どうせ行くなら一周したい。走ったらどうだろう。何時間かかる

のか、どんどんその気になっていく。離島ターミナル付近に泊まるとして、空港からそこ

までの距離を引く。厳しいけど、もしかして行けるんじゃないか。そうか、二日目は川平

に泊まれば実現出来るかも。すでに頭の中は回る事でいっぱい。これもネット検索の罠な

のか...。

後日、目的から外れていることを、人に話してようやく気が付いた。

わたし、ランドナーの写真を撮りに行きたいんだった。一周している場合じゃない。

３月末。

蔓延防止措置は解除されたけど、仕事がはっきりしないと思っていたら、休める！な瞬間

が訪れた。航空券は値上がりしているだろうが諦め切れずにJALのHPを見ると、ダイナミ

ックパッケージのセールが再開されていた。その上、春割もプラス出来る。

こっ、これは行くしかない！

ランドナー購入前から、雑誌で見て行きたかった場所。

購入後、ランドナーの写真を撮りに行きたいと思っていた場所。

　

久しぶりの分解、いい感じにまとめられた。（時間はかかったけどね）

と言うわけで、竹富島に行ってきま〜す。

桜とランドナー（極楽寺）

赤ポスト。

あると撮りたくなる。

そろそろ終わりかな。