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ランドナーのお出かけ日記
これから始める女性のすこしでもお役に立てればと

田圃と新緑

2022-05-30 | 旅行
今回、旅の目的は2つ。大雪渓でのテレマークスキーとランドナーを持ち帰る事。
前回まほろば倶楽部さんにお邪魔した際、遊び過ぎてヘロヘロになり力尽き、分解する余
力がなかった。すると「ランドナー置いていけば」と天の声。ご厚意に甘えて、預けて帰
り、とても助かった。が、日が経つにつれ寂しさが押し寄せて来る。最初は部屋の広さに
喜び、次第に物足りなさを感じるようになった。あっても乗らないかも知れないが、いつ
もの場所にない居心地の悪さ。日に日に募るこの気持ち。あ〜早く迎えに行きたい。

そんな気持ちのせいなのか、朝5時起床。前日のスキーでの筋肉疲労で腿が重い。この後
の行動を考え、もう少し休んでいようか。ちょっと迷ったが、後になって行っておけば良
かった、とはなりたく無いので出掛けることに。お目当ての場所を教えて貰い、いざ出発。
ランドナーで走るのは1ヶ月ぶり。ちょっぴり違和感があるけれど、朝の爽やかさが気分
を盛り上げる。下りのおかげもあるかもね。着いた先は田圃。
水田に映る雪山とランドナーを撮るのだー。


下に降りようとしていたら、軽トラに乗った地元の方登場。黙って田に近づくのも気が引
けたので声を掛けると「自転車は全然良いよ〜あそこの畦がおすすめ。自転車も通れるよ」
とな。なんと、ベストスポットまで教えて貰えた。これで堂々と畦にも入れる。







戻って朝食をいただき、今日の予定の話し合い。予想に反して、栂池自然園へのサイクリ
ングに決定。ご一緒するお2人は、レンタル電動自転車。わたしはランドナー。ん?走れ
るのか?お先に出発で、途中まで車で送ってもらう。
走り出し早々ペダルが重い。あっという間にインナーにトップにとギアチェンジ。走って
いて思い出す、去年も来てるなココ。それもランドナーで。忘れていた自分にビックリ!
熱いな〜遠いな〜緑だな〜なんて事を考えつつ、気分は残り3分の1だったのだけど、目
の前に驚きの看板。新緑の眩しさが目に染みる・・・。


それも途中まで車で送ってもらっているので、半分以下しか走っていない。えーーー!
疲れると写真の枚数が増える。空の青さが、嬉しいやら悲しいやら。





気付くと後ろに電動組。なんだか、同じ乗り物とは思えないくらいスイスイ進んでいく。
電動って凄いな。なんて思っていたらあっという間に見えなくなった。残り5kmの看板
全く嬉しく無い。普通は「あと少しだ」と喜ぶんだろうか。っていうか残り4kmから
3km区間が、めちゃくちゃ辛いんですけどー。どうにか、雪が両脇に残る場所まで来た。
自然園まではあと少し。ふとスマホを見ると、電動組はすでに下り始めたらしい。とり
えず写真を撮ろう。


1日にして、念願の景色をカメラに収めることが出来たのだけど、何かが引っかかる。
そっか、田植えが始まる前を撮りたかったんだ。鏡のような水面に映る雪山。それから、
自然園はきっちり上まで行くべきだったな。雪が見えてホッとしてしまったのと、辛さ
負けて諦めてしまったけれど、じわじわと後悔が押し寄て来た。朝の気持ちを思い
出していたらな...。なーんて、漕いでない時はなんとでも言える。
来年はもう少し早い時期に行こう。自然園に行くかどうかは、別の話だけれど。笑

5/23-25


白・青・緑

2022-05-28 | 旅行
新緑と雪山が眩しい白馬大雪渓。ここに1ヶ月くらい居たら、視力が回復するんじゃなか
ろうか。そんな景色の中、ハイキング、スキーを楽しんだ。慣れない山道。ぬかるみに足
を取られ、斜度変化に腿は重く、疲れてヘロヘロ。ゲレンデでちょっと上達した気でいた
ら、山では全く通用しない事を実感し凹む。それでも、顔を上げると雄大な景色がネガテ
ィブ思考を吹き飛ばしてくれた。







 
 




 果てし無い・・・



 
 
 

 
炭火サイコー

選択ミス

2022-05-16 | 旅行
小川村の桜が綺麗だと聞き、ウハウハで出掛けた4月のある日。懸念があるとすれば、
長野駅から小川村、さらにその後、小谷村まで自走ということ。これまで他人事とし
て「凄いね〜」なんて言いながら聞いていた事を、自分がやる日が来るとはね。
まずは一人で走り出し、後に合流予定。時間に余裕はある。長野駅からしばらくは、
ほぼほぼ平坦だし大丈夫でしょう。
19号線を走り、そろそろ小田切ダムの左岸を走れる。トンネル回避でゆるゆる〜と喜
ぶも、一瞬で玉砕される。目の前に通行止めの看板。
・・・。
そんなこと言って、休日は通れるんでしょ?歩行者と自転車は行けるんじゃないの?
と勝手な思い込みで乗り切ろうとするが、看板には「終日通行止め」の文字。そして
その先には、侵入禁止のパイプが横並びなのが見える。

そうね。ダメなものは駄目。仕方ない。トンネル行くかと思ったのは一瞬で、分岐点
から車が降りてくるのを目の端に捉える。なぜか迷うことなくそっちに吸い寄せられ
てしまった。そこは個人的カテゴリーからすると、大嫌いな”いきなり上り坂”、それ
以上にトンネルが嫌だったのかもしれないが、これは大失敗。合流するのに、貧脚な
のに、なぜに時間の掛かる方を選んでしまうのか。
 
今日、この川をこの角度から見る予定では無かったけれど、せっかくなので写真を撮
って呼吸を整える。









予定外に高いところに来てしまった。でもねぇ、景色は最高。









この後はひたすら下って、たまに上って、曲がりくねった下りにドキドキの繰り返し。
道の向こうに、Tさんが手を振る姿を見つけた時には、小躍りしそうだった。






 
桜の下で食べるお弁当とおはぎ。沁みる〜。




 




ずーっと桜。その向こうに雪山。真っ直ぐ続くサイクリングロード。のんびりと景色を眺め
ながら走れる、まさにランドナー向き。
ここまでの道のりですでにヘロヘロ。やっと白馬かぁ、まだまだ先は長いと思っていたら
Iさんが車で登場。待ってました。少し前から脳内では、どの辺まで行ったら(迎えに来
さい)の連絡を入れようかと考えていた。今まさにその時だ。
それなのに、なぜか口から出た言葉は「走って(押して)行くから大丈夫」全くもって何
大丈夫なんだろう。頭・心・口がバラバラ。後悔先に立たず、を実践してしまった事を、この
すぐに後悔する。とは言え、ここまで来れば迷子になる心配もないので、Tさんには後ろ
気にせず走ってもらう。そして、あっという間に見失った。
あぁ〜。

何度か来ている場所なのに、普段より遠く、知らない場所のよう。暗くなる前には到着した
ので、黙々と漕いでは押しを繰り返す。いつか、泣き言や文句を言わずに、坂や峠を走れ
うになるのだろうか。そんな事をぼんやり考えていたら、18時到着。
どうにかなるもんだ・・・。


石垣島・竹富島へ行ってみた(三日目/午後/空港へ)

2022-05-02 | 旅行
川平湾を後にし、くるくるタイム。
この後は、ヤエヤマヤシ群落を散策、空港へ向かう。
漕ぎ出して1時間と経っていないのに吹き出す汗、痛み始めたお尻と闘う。


水分補給と休憩に寄ったカフェは、テラス席から眺める庭が素敵。


黒糖カフェオレ、おまけのパイナップルがめちゃ甘で美味しい。さらに黒糖をかじると
疲れが一瞬で吹き飛ぶ。あーーーこのまま昼寝したい。


やちむんも買いたかったな。送るのも手ではあるが、持ち帰りたい派なので今回は我慢。


たまたまいた地元の方に島一周?と聞かれた。空港に向かう途中だと答えると、一周
なんてしない方が良いよ。疲れるだけで、楽しくないから。と言われ苦笑い。サクラ
は咲いていないと見つけられないと教えてもらうも、一応覗いてみる。
・・・ジャングルでした。奥まで行けば、木は確認できたのかもしれないが、蜘蛛の
巣だらけで足早に逃げ帰る。

 
 

戻ると先程の方が、小さいけど綺麗な滝があるから寄ってってよ。と指さす方に向かう
と確かに水の音。橋横の階段を降りる。

 

滝壺で遊べるらしい。ターザンロープもあったし、夏は賑やかなのかも。
岩に腰掛け足だけ水に、涼みながらの読書も良いな。



せっかくなので、米子焼工房シーサー農園にも寄ってみた。
やむちんを諦めたのに、危うくミニシーサーを買うところだった。フロントバッグには
ミニすら入る余地なし。水とサーターアンダギーでパンパンなのよん。

シーサーというより、モンスター!?
バス停にもシーサー。


ヤエヤマヤシ群落
 






手前の葉っぱが無かったらな、スッと伸びる立ち姿が撮れるのに。





葉が重なり合う様が個人的ツボ。光の差し込む瞬間を撮りたかったんだけど、午後から
雲が多くなって、粘ったけれどダメだった。

そしてまたまた水分補給。群落入り口横にある売店。


"水、砂糖を使用せず、さとうきびの絞り汁だけを使用した天然ジュース"


Aブレンド(シークワーサー、パイン、サトウキビ)500円

サトウキビって青臭さがあるのかと思ったら、全くそんなことはなく、爽やかな甘み。
小腹も満たされて、もう一杯飲みたくなる美味しさ。
ちなみに一番人気は、Bブレンド(アップルマンゴー、パイン、サトウキビ)らしい。
あの一杯に何本使っているんだろう。

ここを曲がって空港へ向かう。名残惜しいな〜。

島を縦断する於茂登(おもと)トンネル。結構長かった。入口の壁にシーサーがいる
んだけど、トンネルに入る緊張で写真を撮り忘れてしまった(やえやまなび)。
ほとんど草で隠れてたけどね...。

せっかくなのでダムにも寄る。



この後、空港まで黙々とペダルを回す。
そういえば初日からここまでの間に、3回チェーンを外した。毎回、インナーからアウ
ターへのシフトチェンジ。何がいけないんだろう。恐る恐る漕いでる?そんなつもりは
ないけれど、それとも回しすぎ?後ろのギア位置?追々考えよう。
以前はインナーへの切り替えでカミカミ魔が降臨。フロントディレイラーに噛んでしま
い、その度にお願いして直してもらっていた。最近はタイミングが慣れたのと、心配な
時は降りて切り替えている。ちょっと面倒だけど、確実な方法で安心。
まあ噛んだりしている訳ではないので、どうにか戻せるが、以前の自分からは考えられ
ない。チェーンが外れたら、自転車屋さんへ駆け込むものだと思っていた。遠い目〜。

無事、空港到着。(4.13pm)
分解も時間に余裕があるとビシッと決まる。(5.02pm)

名残惜しいが、先ずは腹ごしらえ。分解終えて安心したら、急にお腹が空いてきた。
そういえば、水分はたくさん摂ったが、昼はサーターアンダギーだけだった。
八重山ソバにマグロも食べてないな・・・最後なので豪華に締めよう。

オリオンビール&石垣牛ステーキ丼。疲れた体には、やっぱりお肉。

そして、物足りずに追加したのが

結局、豪華に締め括れなかった。

離陸後、いや〜楽しかったな〜なんて思ったのも束の間、爆睡。
気づけば羽田はすぐそこ。  
 
(石垣7.15pm/羽田10.00pm)

自転車の受取りは通用口だよなとターンテーブルから離れていると、見慣れた黒い塊が
テーブル上に現れた。一瞬見過ごすも!?と駆け寄ると見覚えのある輪行袋。
ちょと先にいるロードバイクのお姉さんは、何食わぬ顔でひょいと持ち上げ帰って行く。
いや〜係の方が重そうに運んできてくれるとばかり思っていました。何か...すみません。

そんなこんなで、石垣島・竹富島二泊三日の旅は終わったのでした。