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ランドナーのお出かけ日記
これから始める女性のすこしでもお役に立てればと

小田原梅まつり

2023-02-28 | 小旅行
最近だらだらしすぎだな〜と思いながらテレビを見ていると、河津桜のニュースが流れて
きた。今の状態から逃げ出すにはコレだ、行ってみよう。ダメもとで調べる。自走した場
合8時間半。峠越えしてもしなくてもあり得ない。端から分かってはいたが、自走は無理
なので始発で輪行し、河津まで行ってからのんびり走ろう。そこまで決め早めに就寝。
当日、目覚めれば7時。
あーやっちゃった。その勢いでだらだらし始めたところで我にかえる。このままじゃいか
ん!出かけろ!とりあえず動かないといけないんです。そうだ、桜の前に梅でも見に行こ
う。ネット検索。すると小田原に曽我梅林とある。ここから40km、2時間半。経路は難
しくなさそうだが往復で・・・考える前に行ってみよう。
年明けから今日まで遠くても10km、ほぼ近所しか走っていない体にはキツかった。1時
間走った頃には腿がだるいし呼吸が荒い。茅ヶ崎に入ったところで、あ〜帰ろうかなぁと
意気消沈。とりあえず湘南大橋は渡っとくか。そしたら大磯まで行っとくか。うだうだ言
いつつ走っていたら、苦しくないことに気がついた。ここまで来たことだし頑張るか、と
思った時には二宮に入っていた。

あぁ諦めなくて良かった。











 




富士山。見えるたび撮っちゃう問題。
 
 
 





屋台が出ていると知らずに来たため、テンション爆上がり。来る途中でチェックしていた
店は忘却へ。100%みかんジュースは染み渡り、じゃがバターも梅アイスも梅なんとかも食
べたかったけれど、空腹に負けソースの匂いにふらふらと引き寄せられる。お好み焼きが
思いの外ボリューミーで、他が食べられなかったのが心残り。
それにしても今日が最終日だったとは。調べずに来る危うさを、目の当たりにした。

 
 
 
河津桜も見れた。


帰路は辛かった。輪行体制で来たら良かったと少し後悔しながら漕いでいると、さっき抜
いて行ったロードの人が蕎麦屋の前で店主らしき人と談笑している。感覚的にはついさっ
きなのに、わたしがここに到達するまでに、あの人は食べて出て来られる時間があったの
か。などと考えていたら抜かれざまに「カッコイイ自転車ですね」と声を掛けられた。
あっ蕎麦の人。もう追いつかれた。
会話の中で同じ鎌倉民だと判明。40数年乗っているというその方は、こちらに合わせての
んびり走ってくれているのが分かる。が、そこそこ必死なわたし。同じ方向だからと太平
洋岸自転車道を案内していただいた。車を気にせず走れるのは嬉しい。そして驚いたこと
に、昨日は桜を見に鎌倉から河津まで自走で往復し、今日はそのクールダウンだと仰る。
クールダウン・・・。

その後、颯爽と走っていく後ろ姿を、スローなペースで見送るのでした。


出発8:45 → 11:12 曽我梅林 13:41 → 16:18帰宅
 片道40km /2時間半



夏が終わって夏休み 〜ミウライチ〜

2021-09-30 | 小旅行
前日の江ノ島での疲れが予想よりは抜けていたので、今日はここのピンクルートを参考
に三浦半島一周を目指すことに。
距離・体力的になかなか無謀な気がするので、輪行袋は忘れずにスタンバイ。

車に気をつけながら黙々と走る。次があったら鎌倉〜横須賀は電車だな。車多いし景色
楽しくないし。そんなことを考えつつペダルを回すこと2時間。やっと海が見えた。

 
ここに着いたと言うことは、観音崎公園すっ飛ばしてた。海沿いでない事は薄々気付い
てはいたが、やっぱりあそこを左だったか。先を考えると戻りたくないので進んじゃえ。
今日の難点は風が強いこと。ず〜っと向かい風、たまに横風。そうじゃなくても進まな
いのにと文句ばかりでもアレなので、この青空で最高気温25度。快適この上ない青空、
これは頑張るしかない。

野比海岸


先は長ーーーーーーーーーい。

海沿いはあまり起伏が無さそうだしイケるかと思っていたら、金田漁港を過ぎた辺りから
ゆる〜く長〜い上り坂が始まり、一気に脚が重くなる。
遠くに風車が見えてきた。カッコイイ。でも、あそこまで上るのかと気が重くなる、ギア
をインナーに入れ覚悟を決めてクルクルのそのそ上っていく。

宮川公園
気付けば11時半。
時計を見たらお腹が減った。不味くて残してたスコーン、持って来てよかった〜。


さて、このあと城ヶ島に渡るか暫し悩む。前回行かなかったし、今日は観音崎公園も飛ば
しちゃったし、行っときますか。

城ヶ島

渡ったよ〜。


ハイキングコースがあったり楽しそう。灯台の写真は撮りたかったんだけど、全く歩く気
になれず。あっ灯台形の駐在所、ここで満足しておこう。


平日でコロナ禍となるとお店を探すのも一苦労。
疲れてるしお腹が減って限界なので、そそくさと三崎へ移動する。

ここにしよう。看板犬(先客さんの犬)と順番待ち。




頼んだのは「上まぐろ赤身丼」夏休みなので「上」待ってました。



美味しかった〜。お腹空いてると丼物選びがちだなと、ふと気付く。

腹ごなしに散歩。そして気になっている店イタコに行くと、店の前にブラックレンズの
ティアドロップサングラスをかけた男性が、開いた扉の前で椅子に座って寛いでいる。

・・・。

ひとまずスルー。とりあえず海南神社で気持ちを落ち着けて


再チャレンジ。
マスター?近所の人?でも店前だし?妄想の中ではソバージュかけたママが咥えタバコで
お出迎え。もしくはパンチパーマ風ショートカット。どちらにせよTHe昭和、どちらでも
無い。
こんなチャンス滅多に無いと自分を奮い立たせ「お店の方ですか?」恐る恐る声を掛ける。
すると「そうだよ〜」とのんびりした返事。写真を撮りたいとお願いすると「扉閉めた方
が良いよね」と言いながら椅子を手に、道の反対側へ移動してくれる。




さらに気前よく「店の中も覗いてみる?写真撮ってもいいよ」とまあ、こちらの心を見透
かされているのかと思うほどスムーズ。その流れで店名の由来も聞いちゃおう。
「出身が東北なんですか」「違うよ。う〜ん、長年マグロ漁船に乗ってたから日本のこと
あまり知らないんだよ。名前は、なんとなくだねぇ」
ええーーー
恐山は?口寄せは?昔の彼女も関係ないんですか。地名でも人名でもない、予想外すぎ。
当たっていたのはスナックって事だけ。まあこれは見た通りだった訳で...
マグロ漁船もびっくり。そのうえ現在の店は3軒目、マグロ漁船を降りてから始めたそう。
ずっと店名はイタコ。
花が好きでプランターの花も自分で植えていて、いつもより少ないけどね〜。なるほど。
一つ謎が消え一つ興味が湧くという、やっぱり気になるお店には違いない。
「コロナが落ち着いたら遊びに来てよ」
「ありがとうございます。次は飲みに来ます」
時間を気にしなければ、お茶でも飲みながら話の続きを聞きたかった。

次回はカウンターでじっくりと。(通常時の営業時間 19時開店〜0時頃まで)

そして、三崎からの帰り道がキツかった!
走り出し早々ずしりと体が重くなり、輪行しようと本気で考える。三崎口駅から鎌倉まで
スムーズにいって1時間。分解が30分かかったとしてトータル1時間半だとして到着後、
組み立てるか担いで帰るのか。このまま三崎口から鎌倉まで漕いで1時間半。疲れてるか
らもっとかかるか・・・考えながら走っていると駅まで来ちゃった。まあ、漕ぎますか。

その後は坂で耐えきれずに押し歩きを数回繰り返し、あ〜やっと見慣れた景色。
もう一踏ん張り。




これでやっと夏を終われる。

・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・*・・・・

START 7:45〜開国橋 9:48〜宮川公園 11:21〜城ヶ島 11:38〜三崎 12:21〜昼休憩〜
GOAL 16:30 
走行距離 約70km


そうだ、マグロを食べに行こう

2020-08-04 | 小旅行
8月1日 関東地方梅雨明け

数日前から梅雨明けしそうな気配だった、久しぶりにランドナーで少しだけ遠出
をしようと計画。そんな時に頭をよぎったのが近くて遠い三浦半島。
ロードバイクの人が結構行くみたいだし行ってみようかな〜と軽い気持ちで距離
を調べると27km弱、約2時間で着くらしい。そんなに劇坂もなさそうだしランチ
を食べに出掛ける事に、そうだ、三崎のマグロを食べに行こう!

張り切って5時に目覚めるも雨降りで待機、8時に出たかったが結局9時半出発。
雨が上がった途端暑くなりそうな気配でちょっと怯む、とは言えNewペダルに気
分も上がり鼻歌混じりに足取り軽く、ショートカットのつもりが住宅街に迷い込
むもまっいいかと余裕。

順調に進むも劇坂はないが日陰のない地味に長い坂がキツイ。


暑い...余裕と思っていたのはとうの昔。ネギ畑さえ爽やかに見える。


三崎に近づくにつれ「マグロ料理」の看板が目に飛び込んで来る、もうここで...
何度も妥協しそうになりながら自分を騙し騙し漕ぐこと1時間50分、着いた!

11時20分到着、偉いぞワタシ。


とにかく涼しい場所に座りたい、その一心でお店を探す。

中トロ丼か漬け丼と決めていたはずが注文時には「まぐろ漬トロ天丼」に変わって
た。疲れたんだね〜乾いたんだね〜。
*トロ天:まぐろの背トロ天ぷら(貴重部位らしい)

写真撮りたいけど早く食べたい明るさ調整する余裕なし、そんな気持ちが切り取ら
れた一枚はオレンジ強めな仕上がり。
本来の色はこちらでどうぞ↓

はぁ〜生き返った。
ただし外は30度。帰りのために体を慣らそう、少しだけ町をふらふら。



城ヶ島、次回があればその時にでも。

帰りが更にキツかった、水分全部出ちゃったくらい汗かいた。
お尻痛い、首痛い、ふくらはぎつりそう、たまの木陰が天国もしくはオアシス。
帰りに見た葉山の海が綺麗で無性に入りたくなったと言うよりは浸かりたい冷や
されたい。戻ってSUPでクルージングに出る事1時間、疲れてるのに何故か欲張っ
て更にヘロヘロ〜明日は廃人決定。

今回は暑すぎて写真を撮る気力が薄れてしまった、止まったら漕げなくなりそう
でとりあえず進んだ。体力落ちてるなぁ久しぶりの長距離で頑張ったけど全体的
には消化不良、後味悪い、残り2cmのクリームソーダ。

そうは言いつつ"はなまる"な1日、短い夏のはじまりはじまり。



ドキドキ

2019-12-24 | 小旅行
 行かなきゃ行かなきゃと思いつつ先延ばしにしていた浅草。さすがに年内にと重い
腰を上げることに。いつも輪行の時は始発電車に乗るため駅まで分解した状態で持っ
ていく、早朝から駅前で手間取りたくないと言うか乗り遅れたくないから。
 今日は時間に余裕があるから乗って行こうかな。問題はその後、人が動き出す時間
の東京駅や地下鉄でランドナーとあちこち移動もちょっと辛い、でも都内で乗るのは
怖いなぁ、けど駅やだなぁ......色々考えるのも面倒になってきた、走ってみるか!と
いう事でどこで組立てようか、駅前に余裕のありそうな品川にしよう。せっかくなの
で東京タワーと写真撮って東京駅の駅舎とも撮って、う〜んテンション上がって来た。
ざっくり道順も調べ気持ちが変わらないうちに、いざ!
 最寄り駅での分解は難なくクリア(時間かかったぁ)。電車に乗り込みシミュレー
ション「都内をランドナーで走る」という行為は初めて行く旅先よりも緊張する。
普段走っている人からしたら何を言ってるんだって話だろうけど、買った時から都心
を走る気のない私にはアノ交通量を考えただけでも気後れする。
今日は写真撮りたいから頑張るけどね。

そして到着、品川駅
調べておいた港南口広場で組立て      完成(またケーブルが...)
 

 いつも車窓から見ているイチョウ並木の事を思い出す。そのためには反対側(高輪
口)に行かなければならない、交番横の地図を見るも不安なのでお巡りさん教えて
もらい、やっと出発。

第一京浜
港区走ってる〜電車も来た〜。



出たっ!
富士山とか東京タワーって何回見ても飽きないなー
 

ここどこ?


気がついたら築地



気がついたら両国橋ってことは予定の道とは違う。
東京駅に寄り忘れたけど、スカイツリーと撮れたからヨシとしよう。

 浅草に近づくにつれ鯛焼き屋が多くなってきた。緊張して忘れてたけどお昼ご飯
を食べてなかった、鯛焼き食べて休憩しよう。ランドナーをガードレール脇に停め焼
きたてを頬張っていると男性がこちらをチラチラ見ている。
???
知り合いじゃないし、大人の女が一人で鯛焼き食べてるのがそんなに珍しい?それ
ともヒドイ顔して食べてる?気にしないフリして考えていると

「かっこいい自転車ですね」

!!!

きゃ〜〜〜嬉しすぎる!
嬉しすぎて鯛焼き持つ手が震えそう「ありがとうございます」と返すのが精一杯。
その後も、変速はどこにあるんですか?皮サドルかっこいいですね、どこのブランド
ですか?などの話を。この方は一年前にロードに乗り始めたそうでランドナーは知ら
なかったので興味津々らしい。分かります分かりますよその気持ち。
 すると奥様とお子様登場、たぶん興味のなさそうな二人に「シフトレバーがここに
あるんだよ、不便だと思うけどカッコいいんよね、コレがこうでね...」と説明開始。
う〜ん、そんなにカッコいい連呼されたらニヤニヤしちゃいます、してたなワタシ。
 都会の道路に緊張しっぱなしでちょっぴり疲れていたけど、あんこの甘さと嬉しい
言葉でエネルギーチャージ出来ました〜乗ってきて良かった。
この後は軽やかな気持ちで目的地、オオマエジムショさんに到着。 ほっ。

 何故来たのかは、また今度。