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ランドナーのお出かけ日記
これから始める女性のすこしでもお役に立てればと

初飛行機輪行その3

2019-10-20 | 旅行

昨夜はちょっぴり迷子。

 暗くなると宿を探すの大変だな〜と夕焼けの運河を諦めゲストハウスに向かう。近くまでは来ているはずなのに、なかなか見つけられない。下調べが適当な自分を後悔&反省、どんどん暗くなっていくし短い区間でのアップダウンに辟易、同じ場所をぐるぐるぐるぐるぐるぐる...

あった!

安心したらお腹が空いた。当初は「毎日毎食お寿司を食べる」くらいの気持ちでいたのに、疲れたら肉だジンギスカンで乾杯!ラムを焼きつつ明日のイメトレ、天気予報チェック。ラム美味〜い。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------  2019.9.18

色々気になって5時前に目覚める。

 バスは小樽駅前7時発、駅までは自転車で10分、分解に時間がかかったとしても1時間前に着けば大丈夫(多分)。せっかくなので朝の運河をさくっとサイクリング。空気がひんやり人も少なく昨日とは違った静かな景色に大満足。駅までの坂道をすっかり忘れていたのは誤算だったけど来て良かった。写真撮り忘れ残念。

駅前歩道橋下にちょっとしたスペースを発見、ここなら通行の邪魔にならず焦らず分解できそう。慎重に手順を思い出しながら進めていく。時間と気持ちに余裕があったせいか20分ほどで分解終了、あとはケースに入れるだけ〜自分史上最短記録。

無事バスに乗り、いざ神威岬へ。

***今日の予定***

小樽駅前(7:00)〜神威岬(9:18)〜島武意海岸〜できれば小樽まで自走

一つ気になるのが天気と勾配。朝から曇り、予報では夕方から雨。

不安を解消するために行きのバスでは外をじっくり観察。そして自分の計画が想像以上に無謀なことを目の当たりに。 いやいや本当は計画の段階で分かっていたはず。そう、私はまだ坂と友達になれていない、なのにず〜っと坂,坂,坂。 おまけに蛇行でノロノロ行ける感じでも無い。車窓で地形を確認しつつ早速計画変更、諦めが早いのが長所(短所?)でもちょ〜っとは頑張りたい、そうだ美国までは頑張ってみよう、名前は素敵だし黄金岬も見ておきたい。え〜っと万が一それも無理なら...婦美?分岐点だしヨシここだ。結局いつも通りザックりした計画、であっという間に神威岬到着。

強風の中まずは組立て。やはり緊張しているせいか30分ほどで完成。すご〜い。

そしてお決まり?の一枚。(am10:00)

駐車場から岬の入口までは細い遊歩道、どうせなら入口で写真を撮りたい。上までランドナーを連れて行けるか係の方に確認、ヨシ。

この先には連れていけないので見晴台にてしばしのお別れ、大袈裟(笑)

 

この時はまだ雲が多めだったのに、海の色が嘘のように綺麗。植物の色もなんか違う。

あ〜全てが絵になる。ここだけで一日が終わってしまいそう。

そうそう、ココで写真を撮っていた時に「シャッター押しましょうか?」と声をかけてくれた方がいた。「いえいえ大丈夫です。」と断ってしまい、せっかくの好意をすみませんでした。写真が嫌いなわけでは無いけれど、ランドナーの写真には何故か写り込まなくても良いんですよ...なんでかな。

先は長い、さようなら神威岬。(am11:45)
 
颯爽と走り始めた...つもりが下に降りてすぐに止まる。海が近くなった!そして快晴!
 
↓この写真、トップチューブとワイヤーラインの水平が好き。
 
 
イカ釣り漁船、かっこいい。
って、このままでは小樽どころか島武意海岸に着く前に日が暮れる!
ちょっとは真面目に走りましょ。
(神威岬から島武意海岸まで寄り道しなければ自転車で1時間ちょっと、本来は余裕)
 
お昼に海鮮丼も食べ  どうにか島武意海岸到着。
 
観光客用駐車場をレストラン専用駐車場と勘違いし左下の赤いところを2周した。
結構な坂なのにアホ。
 
 
 
さすがの透明度 
 
 台湾から自転車旅行に来ているという青年がいた。キャンピング仕様ですごい荷物、これから余市まで行くのだが天気が心配だと...確かに、予報だとそろそろ雨が降り出す時間。あなたは?と聞かれたので美国まで行こうかココからバスに乗ろうか迷い中だと話す。すると「あ〜それじゃあね」とランドナーを見て言う。
違う違う、自転車の問題じゃなくてわたしがそんなに走れないから、その上雨だと心配だから。
 違うの、これは本当は走れる自転車なのーーーーー!
弁解したけど伝わったか心配。そんな彼は颯爽と坂を下って行った。さて、どうする。時間は14時過ぎ、バスは15時40分、せっかくなので頑張ってみようと走り出す、最低ラインで予定していた婦美のバス停に着く前に急に暗くなりパラリと雨。う〜ん考える...考える...バスを待とう。時間があるので入舸まで引き返し分解、写真撮ってとかしているとどんどん風が強くなり雨も降ってきた。さっきまでの暑さが一変、さむ〜い。

バスに乗る頃には雨が本降りになってきた、台湾の彼は頑張ってるかな。 
 
 
そして明日の天気予報は朝から雨。
 
つづく
 
 
 
 
 
 

初飛行機輪行その2

2019-10-06 | 旅行

札幌到着。

人の多さに圧倒されつつ函館本線に乗込み、一人掛けシートに落ち着く。平日の昼間、空いてて安心。

車窓を眺めつつ予定確認...後半の天気が怪しいので、朝里で降りて小樽を目指すことにする。

 朝里から小樽まで自転車で1時間半、明るいうちに着けそうだけど組立に手間取ったら危ない、ドキドキしながら組立てていると地元の方に声を掛けられる。「わざわざ自転車持って来たの、面白い事するね〜」「そうですね〜」なんて会話をしつつ、泥除け付け忘れたりしながら40分で完成。私にしては上出来。

    

 

走り出してすぐ撮影スポット!

 この先、可能な限り海沿いの平坦路(砂利道)を走る予定でしたが、走り出して10分もしないうちに鉄道点検の方に「波が高いからこの先危ないよ〜」と教えていただき泣く泣く急登の舗装路へ... 苦しすぎてすぐ降りたけど上に来たら眺めが良いこと。海綺麗だな。

 

 その後は急登もなく、のんびりサイクリングで小樽到着。時間に余裕があるから小樽駅まで行って周辺を散策って海から駅方面へはず〜っと登り坂。駅前から運河へ伸びる長い坂は映画にもよく使われるって何かで読んだ気がする、小樽は「坂の街」そっかコレか。(写真撮り忘れた)

それにしてもランドナーが絵になる街。楽しくて夢中で写真撮っていたら観光客がこっちを見て笑っていた。

ははっ

この後、予約していたゲストハウスまでの道のりが更に険しかった...

 

つづく


初飛行機輪行その1

2019-10-06 | 旅行

ランドナーに乗り始めて1年3ヶ月たった8月中旬。

 飛行機輪行は梱包が大変そうだし何だか面倒、そんな感じでまだまだ先の話だと思っていた。はずなのに...FDAの「スポーツ用自転車搭載サービス」を知り、これなら行ける!と俄然やる気に。とは言えFDAがどこをどう飛んでいるのかさえ知らない、先ずは検索。

 近いところで静岡か、じゃあ行先は...北海道?景色も良さそう。ネット検索してみると積丹ブルーって言葉がやたらと出てくる。それって何、検索...写真撮りたくなる景色が広がってる!!と言うことで行き先決定。どうせなら小樽に寄って倉庫と運河の写真も撮ろう。帰りは長野に寄って初飛行機輪行の報告をしよ〜とテンションMAX、神奈川⇨静岡⇨北海道⇨長野への計画開始。残りの夏期休暇と航空券の安い日を狙って北海道滞在は9月17〜19日(2泊3日)に決定。

先ず空港から積丹半島までのルートを最優先で考える。で早速つまずく。

最初に思いついた案は札幌から倶知安へ移動、岩内、神威岬、島武意海岸、黄金岬、小樽。うーんなかなかな移動距離。完全に北海道の広さと勾配を忘れていた...予定している日数と何より脚力の問題、テンション上がりすぎて肝心なことを忘れてた。あーいつもこうだ。欲張るなと自分に言い聞かせ地図の等高線と睨めっこ、そして優先事項を思い出す...そう、写真を撮りに行くのであって積丹半島一周は目的じゃない(せっかく行くのに?)。

 調べると道内にはバスがいくつも走っている、バス会社に問い合わせをしてみると積丹半島行きへの自転車積込みOKとの返信。じゃあバスを有効に使わせてもらおう!

そんな感じで大まかな計画完成。

1日目:空港からバスで札幌、電車で小樽直行。組立、街ぶら。

2日目:バスで神威岬へ。組立後、神威岬⇨島武意海岸⇨小樽

3日目:小樽から朝里まで自走、電車で札幌、バスで空港。

気になるのは天候、9月といえば台風シーズン。この日から朝・昼・夜と天気予報をチェクし一喜一憂する毎日に。

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 出発当日。天気予報をチェックすると2日目夜から雨。3日目朝から雨。う〜んちょっと計画の練り直しが必要そう、移動中に考えることにし静岡へ向かう。富士山見れたし良い気分。

 静岡空港行きのバス乗り場。

空港カウンターで予約しておいたプラスチックケースを受取り輪行袋のまま入れる。まだまだ余裕、20kgまでOKなので帰りはフロントバックも預けよう。

 

搭乗してこんなにドキドキするのは初めて、なぜって自分のランドナーが同じ飛行機に乗ってる♩凄いな〜飛行機に自転車が載せられ空を飛び、長距離を運んでくれる。この時点で楽しすぎる、みんなこんな事してたんだ。

浮かれて機内で写真撮りまくってたら、あっという間に丘珠空港到着。(この紙コップ、手触りが良かった。)

係の方が運んで来てくれたランドナーを受取り、バスで札幌駅まで移動。来ちゃいました北海道。

 

つづく