三連休最終日。
例によって、バスに乗って帰っちゃおうかな〜くらいの気持ちで目覚めた朝。Yさんは早朝5時には長野駅に向け出発していた。暑いし正解だよな・・・と他人事な私は、呑気に朝食を食べ、のんびりコーヒーまで頂く。するとIさん、もちろん駅まで自走だよね?とな。前回走っているので、確かにバスに乗るのもどうかな、なんて思わなくもない。そうですね走りますとは言いつつ、どうにかトンネルを回避出来ないものかと相談。時間(脚力)の問題もあるのでねえ。すると、「小川村まで送ってあげるから、そこから401号線で向かうのが良いんじゃない」と提案頂く。地図を確認し、一度迷い込んだ経験から、結構アップダウンがあったよなー景色は良かったなー。でも、トンネルが無いってだけで、ちっちゃなやる気が出てしまった。
とは言え、新幹線の予約時刻(14時26分)に間に合うのか。さすがに5時間あれば着くのかなぁ。余裕があれば善光寺に寄ってみよう。美術館も素敵らしい。くらいにこの時は思っていた。
(撮影 OLYMPUS PEN。これ以降 iphone)
本日のスタート地点は、日本記。
なんと壮大な地名。とはいえ、日本紀ではなく「記」だってことに、ブログを書いてて気付いた。
時刻は8時50分。そんなんじゃいつまで経っても着かないぞ〜と見送られる。
*虫倉山 山姥伝説*
ここまでは、ほぼほぼ下り。天気良く、木陰も多く快適。なーんて思っていたら、まさかの通行止め。バリケードがかなり緩い感じで設置されている。どうしたものかと看板と睨めっこしていると、近くで草刈りをしていた方が「自転車かあ。残念だけど通れないよ〜。そこ通ってもこの先通れなくなってるの」と教えてくれた。仕方がない。迂回路、見るからに上に続いてるのよね・・・はぁ。
結構登らされた。
や〜っと迂回路を抜け、401号線に出た時にはクタクタ。まだ序盤なのに大丈夫か。
アップダウンを繰り返し、七二会丁まで来た。
疲れが吹き飛ぶくらい目に鮮やかな緑が広がる。それにしても暑い。この辺りから木陰がなくなり、稲の緑とアスファルトの照り返しが眩しい。それにしても、ベトベトになった梅飴が、身体中に染み渡る美味しさでびっくり。塩分サイコー。
あっ、標識。ということは大通りも近い?ちょっぴり期待をしつつ位置確認。
そうでもなかった。(長野市 小田切支所 手前の分岐にて)
時刻は12時2分。右手406号線に進めば安茂里に抜けられる。行ったところで間に合うのか、下って19号線を走るのも面白くない。ただし、間に合う確率は高くなる・・・暫し考え腹を決める。新幹線に間に合わなくても、最初に決めたルートで行こう。ここまで来ると、走り切りたくなっていた。
あと少しが長かった・・・ちょっと後悔。苦笑
とうとう出ました「長野市街」。やっと406号線に出る。トンネルを避けるため、またまた裏道に入り再度406号線へ。そこから街が見えた時には、感動してしまった。
寄るか寄らないか迷いつつ善光寺付近まで行く。輪行準備の時間も必要、降りたら二度と乗る気になれない気もする。参道の賑わいを感じつつ、諦めて駅へと向かう。
13時12分、長野駅着。やったー!
まあまあ順調に分解し、無事、予定の列車に乗り込む。今日もお疲れ様でした〜。
次の日、Ride with GPS でルートを作成すると、距離と疲労が比例していない事に気付いてしまった。かかった時間とは比例してるか。体感100kmは走ってたのになー(100km走った事ないけどね)。