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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

国民民主党の玉木雄一郎代表の傲慢な態度が酷すぎる。石破茂首相との初会談では原発の建て替えと新増設を要求。野党の企業・団体献金の禁止の協議には「結局通らないからパフォーマンスなので」と罵倒して欠席(呆)

2024年11月28日 | 国民民主党に騙されるな

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 不倫観光大使こと国民民主党の玉木雄一郎代表の暴走が目に余ります。

 2024年11月27日に行われた、政治改革をめぐる野党側の協議では、立憲民主党、日本維新の会、共産党などは企業・団体献金の禁止を含む野党案を作成し、本日11月28日に召集される臨時国会に提出する方向で合意しました。

 あの「第2自民党」と自称する「日本一の悪党」である日本維新の会でさえ企業・団体献金禁止に賛成したのです。

 維新は先の通常国会では企業団体献金禁止どころか、政策活動費について10年後に領収書を出すだけでいいという修正案を自公に出して、自公維で衆院通過させたのですから、この維新凋落効果による変貌ぶりは凄いものです。

 しかも、立憲民主党を挟んで日本共産党と日本維新の会が同じ席について協議して合意したというのですから画期的と言えるでしょう。

政権交代でまず取り組みたい政策課題として紙の保険証を使えるようにすると言った立憲民主党の野田佳彦代表あっぱれ。現行保険証廃止を廃止しマイナ保険証に一本化に賛成の玉木雄一郎国民民主党代表とは相いれない。

 

 

 ところが、国民民主党は自分が連合からの団体献金は欲しいし、そもそも自民党が財界などから企業・団体献金をもらうことを邪魔したくないものですから、全党一致でないと企業団体献金禁止には賛成しないと公言してきていました。

 そして、立憲は国民にもこの野党協議への参加を呼びかけたものの、国民の幹部はそもそも野党案を作ることに消極的で、今週になって欠席を伝えてきたということです。

 さらに玉木代表は

「(政治改革は)与野党協議の場でしっかり決めることが必要だと思います。

 今までは野党で集まってとにかく法案出して、結局通らないからパフォーマンスなので」

と言い訳したのですが、与党が企業団体献金禁止に反対だから野党で法案を出すのに、それをなかなか成立しないからパフォーマンスだと決めつけるディスり方が酷すぎます。

【#国民民主党にガッカリ】自民党が企業・団体献金はおろか政治資金パーティも禁止せず、ただ外国人のパーティー券購入禁止だけ国民民主党と合意する「そこじゃない感」【#国民民主党に騙されるな】

 

 

 それにこれまでは与党が圧倒的多数だったから与党の反対する法案が通らなかっただけで、今日からの臨時国会では自公与党は少数なんですよ。

 その他の党が結束すれば企業・団体献金禁止の法律も作ることができるんです。

 まさに国民民主党は自分ファーストでまだ企業・団体献金が欲しくて、さらにただ自公政権の延命を図っているだけなんです。

玉木雄一郎国民民主党代表が「103万円の壁」の引き上げについて、総務省が全国知事会に反対するよう「工作している」発言を「全国知事会の皆さんに不快な思いを抱かせたとしたらおわび申し上げたい」と陳謝(呆)

 

 

 しかも、国民民主党が欠席した野党協議の後、同じ11月27日に、極めて異例な野党党首が国会直前に首相官邸を訪れて総理と話すという機会に、玉木氏は

「原子力の最大限の活用、特にリプレース、建て替えに加えて新増設もしっかり行っていくべき」

と石破首相に提言し、原発の建て替えや新増設といった国民民主党の主張を政府の新しいエネルギー基本計画に反映させるよう申し入れました。

 例の103万円の壁の話をしに行ったんだと思ったら、こいつは何を急にトンデモないことを言い出しとんねん!

玉木雄一郎国民民主党代表が103万円の壁の誤解について質問されて「どう思います?あなたの意見を聞きたいんです」と石丸伸二氏まんまの逆質問。さらに「それはあなたの感想ですよね」とひろゆきからパクり逃走w

 

 

 そもそも、原発の建て替えや新増設ってすでに岸田政権が言っていたこと。

 そこで、玉木代表は電力会社や原発建設会社の労働組合が傘下にある連合の意を受けて、石破自公政権の原発推進をさらに応援すると言い切ったわけです。

 政治とカネの問題の改革には背を向け、原発は新増設まで積極的に主張する。

 これほど悪い政党はないですよ。

 国民民主党は元気のない日本維新の会を抜いて、今や日本一の悪党に躍り出ようとしているのです。

【#国民民主党に騙されるな】「社会保障の保険料を下げるため尊厳死の法制化も含めて踏み込む」という玉木雄一郎代表が、自党の元立候補予定者自死に「一般人の自殺をことさら報じる意義があるのか」と言い放つ非情

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

『地方の税収が減ると、当然ながらサービスの低下を招く。

 つまり民民の政策こそ「緊縮志向」そのものなのだ。このことが広く理解されなければならない。

 民民はすっかり夜警国家を目指す過激な新自由主義政党になってしまった。少なくとも玉木雄一郎と玉キッズたちは過激なネオリベラリスト以外の何者でもない。』

逢坂誠二いわく、"玉木代表はダメだ。「国は赤字。地方は常に黒字」これは当然だ、地方は歳入の範囲内でしか歳出予算を編成できない仕組みのため、常に黒字が原則。こんなことも知らなかったのか。地方財政を論ずる資格なし。"

玉木雄一郎の不倫相手・小泉みゆきは国民民主党の候補者だった!(週刊文春)

 

 

編集後記

政策活動費の廃止までは踏み込んだ自公政権ですが、どうしても残したいのが企業・団体献金。

その禁止に踏み込む野党協議こそ石破政権が一番恐れているものです。

それに引き換え、その野党協議には背を向けて、石破首相と首相官邸で会うという玉木代表の「儀式」の方がパフォーマンスだと石破政権から見切られている玉木代表。

これほどまでに無能で有害な玉木氏と国民民主党を支える連合と芳野友子会長も徹底的に批判しないといけません。

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けさ行われた、政治改革をめぐる野党側の協議。立憲民主党、日本維新の会、共産党などは企業・団体献金の禁止を含む野党案を作成し、あす召集される臨時国会に提出する方向で合意しました。

立憲民主党 大串博志代表代行
「特に大きな論点。私どもは昨日は、企業・団体献金の禁止と政策活動費の禁止、これらは政治資金規正法の再改正の中では特に重要な論点だと」


関係者によりますと、立憲は国民にも協議への参加を呼びかけたものの、国民の幹部はそもそも野党案を作ることに消極的で、今週になって欠席を伝えてきたということです。

こうした姿勢には他の野党からも…

日本維新の会 藤田文武幹事長
「企業・団体献金(の禁止)に賛成だけど抜け道が多いというスタンスなのか、それを盾に賛成してないのか、本当はやりたくないか、これちょっと真意が分からない」

これに対し玉木代表は…

国民民主党 玉木雄一郎代表
「(政治改革は)与野党協議の場でしっかり決めることが必要だと思います。今までは野党で集まってとにかく法案出して、結局通らないからパフォーマンスなので」

一方で、玉木代表らは先ほど、官邸を訪れ、石破総理とエネルギー政策について議論を行っています。

ある政府関係者は…

政府関係者
「この臨時国会が通常国会の試金石になる。(玉木代表には)あえて官邸に来させるんですよ。パフォーマンスしたいんです。好きなようにやってもらえばいい」

少数与党となった政府・与党側は、国会で予算案や法案を通すため、国民との関係強化をアピールする意図があることを認めています。

政治改革をめぐる協議は年内に決着するのか。臨時国会は、あす召集されます。

 

 

【速報】国民・玉木氏が石破首相に原発新増設など提言 エネルギー政策を申し入れ 103万円の壁も念押し

 
国民民主党の玉木代表らは27日、官邸で石破首相と会談し、原発の建て替えや新増設の必要性を含め、エネルギー政策について提言を行った。

会談には政府側からは武藤経産相、国民民主党からは浜口政調会長のほか、電力会社の労組出身で党のエネルギー政策に関わる議員らが同席した。

冒頭、玉木氏は石破首相に対し「安価で安定的なエネルギー供給が日本経済の発展、ひいては我々が求める賃上げなどにも重要だと思っている」と指摘し、「再エネか原子力かの二項対立はなく、あらゆる安定的電源、特に自給できる電源をしっかり強化していくことがエネルギー安全保障の観点からも極めて重要だ」と述べた。

その上で玉木氏は「原子力の最大限の活用、特に建て替えに加えて、新増設もしっかり行っていくべきだと」と提言し、「安価で安定的な電力供給を実現するベストミックスを実現して欲しい」と要請した。

これに対し石破首相は「安価で安定したということは極めて重要だ。また大前提として安心ということがある」と指摘し、安心・安定を念頭に置き、新たなエネルギー基本計画を策定する方針を示した。

また、玉木代表は、石破首相に対して「年収103万円の壁」の引き上げについても直接要請した。

石破首相は「地方財政への影響など知事会等々からも、いろいろ聞いている」などと応じ、玉木氏は「経済が元気になって法人税や所得税や地方税収も増えるという効果も見込まれるので、トータルとして考えてほしい。地方税収が減るからダメということではなく、体系的に総合的に考えていただきたい」と伝えたという。

 

 

TBSテレビ


国民民主党 玉木雄一郎 代表
「原子力の最大限の活用、特にリプレース、建て替えに加えて新増設もしっかり行っていくべき」

総理官邸を訪問した玉木氏や国民民主党幹部は石破総理に対し、原発の建て替えや新増設といった国民民主党の主張を政府の新しいエネルギー基本計画に反映させるよう申し入れました。

玉木氏は、石破総理とは「安価で安定的な電力供給が必要との認識は一致した」と説明しています。

 

 

「けじめをつけるべきだ」 連合・芳野氏、玉木氏の不倫問題に苦言

会談後、国民民主党の玉木雄一郎代表(右)に苦言を呈する連合の芳野友子会長=国会内で2024年11月27日、安部志帆子撮影

 国民民主党の玉木雄一郎代表は27日、支援組織である連合の芳野友子会長と国会内で会談し、知人女性との不倫問題について陳謝した。連合関係者は記者団に、芳野氏が「けじめをつけるべきだ」と玉木氏に苦言を呈し、責任の明確化を求めていることを明らかにした。

 会談は冒頭のみ報道陣に公開され、玉木氏は「連合の現場で支援をいただいた皆さんの期待と信頼を裏切る結果となった。心からおわび申し上げたい」と頭を下げた。

 会談後、玉木氏と芳野氏は並んで取材に応じた。芳野氏は「信頼回復に向けて努力をいただきたい。『身内』からすると、期待をしているだけ厳しくあるべきだと思っている」と述べた。玉木氏が自身の進退について、党の倫理委員会の判断を待つ考えを示していることに関しては、「本人が考えることだと思うので、その考えを尊重するということになる」と語った。

 芳野氏は、国民民主と立憲民主党が来夏の参院選で連携することを求めている。選挙協力の前提となる基本政策の合意に向けた立憲との協議について「党本部レベルで合意ができなくても、地域の中で政策合意をして戦っているところもある。それはそれで地域ごとに進めてほしい」と述べ、早期進展を求めた。【安部志帆子】

 

 

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3 コメント

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Unknown (暗黒大将軍)
2024-11-29 12:18:14
ブレーンというほど一心同体ではないが、玉木の経済的応援団はおおむねリフレ派の田中秀臣あたりと見ていいでしょうね

そんな見飽きた布陣なら、今持ち上げてる連中もそのうち飽きてくるでしょう(笑)
トリガー条項の凍結解除で財務省と戦うふりをする一方、再エネ賦課金停止では滲み出る「原発愛」を経産省にアピールするなど、こいつらの霞が関ポピュリズムは今ならまだノンポリを釣れるでしょうが

あと世代間対立を煽って若者を支持させてる、というのも今一つピンときません
その先達である維新は低迷し若者の支持も低いですし

ともかく15区補選でも都知事選でもあれほど「支離滅裂」だった民民を中身も変わってないのに2ヵ月で台風の目扱いできるのは、選ぶほうが支離滅裂、刹那主義だという以外の解釈は不可能でしょう
返信する
kojitakenの日記さんより (raymiyatake)
2024-11-29 12:43:16
先ほどアップされた
「高齢化社会における「弱者の新自由主義」/朝日新聞デジタル有料記事「なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点」(伊藤昌亮氏インタビュー) のプレゼント」
https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2024/11/29/081115
によると、朝日新聞に

「衆院選を考える上で鍵になるのは、世代間対立です。投票日前後の3日間に、X(旧ツイッター)でどんなキーワードが盛り上がったかを調べてみたのですが、公示1週間前の3日間に比べて『シルバー民主主義』は18倍、『現役世代』も6倍に増えています。社会保障費や医療費についての投稿も目立ちました。対照的に、大きな論点になると思われた『選択的夫婦別姓』などはほとんど増えていません。安倍晋三政権時代のような左右間の対立ではなく、世代間対立という構図が明確に出て、『手取りを増やす』というフレーズで現役世代優先を掲げた国民民主党が躍進したのでしょう」
という記事が載ったそうです。
本文は今kojitakenの日記さんで読めます。

となると、池田信夫や維新やひろゆきやたかまつなならが盛んに吹聴してきた世代間格差闘争がとうとう実を結んだのかもしれませんね。

権力による「分断して統治せよ」の現代日本版ですね。
古寺さんはとうとう
『ただいえることは、玉木はデヴィッド・ハーヴェイ的な意味での過激な「新自由主義者」だということだ。ひとことでいえば、エリートの権力回復のためのプロジェクト。元号新選組よりも、それどころか日本維新の会よりもさらにずっと危険な政治家。それが玉木雄一郎だと思う。』
と言い切られました。
返信する
叩くべき政治家の一人 (津木野宇佐儀)
2024-12-01 01:46:48
そんな「危険な政治家」が有頂天になっている現状…
次どうなるのか、そら恐ろしいです
今、叩いておかなければならない政治家の一人ですね
返信する

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