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2020年2月8日つけの毎日新聞に
稲田朋美氏、なぜ「イメチェン」その心の奥は…保守層抵抗感強い政策、熱心に
という記事があり、稲田元大臣がLGBTの権利や選択的夫婦別姓制に熱心になってきていると書いてあったのですが、思いっきりまゆに唾をつけすぎて顔がベトベトになってしまいました(笑)。
この人は、イラクに派遣された自衛隊の日報を隠した問題で防衛大臣を引責辞任した人ですが、
【祝】稲田朋美自民党政調会長がまた敗訴。「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」は真実の論評。
でも書いたように、裁判所も認める在特会シンパですよ。
ちょっと人権派的なことを発言しだしたからって、心根は極右、総理になりたいためだけの「ためにする議論」に決まってるじゃないですか。
日本弁護士連合会会長候補が献金していた稲田朋美政調会長とは、こんな極右政治家。
その稲田さんが早くも馬脚を現したといいますか、男女平等に関してこんなことを言い出しました。
「日本は男女平等が遅れており、女性の政治家が少なすぎる。ドイツやフランスは憲法に男女の不平等を解消する責務があるということを書き込み、女性議員が増えている」
「自民党の憲法改正案の4項目には入っていないが、日本もそうすることによって風景が変わる」
ということで、憲法に男女不平等を解消する責務を明記することを提案したというのです。
一見良さげに見えて、この発言ほどの毒マンジュウもありません。
【総理譲りのホラッチョ】稲田朋美政調会長が「男らしさとか女らしさとか言ったことない」←もちろん大嘘。
まず、そもそも、日本国憲法には法の下の平等を規定した14条と、婚姻について規定した24条で、こってりと男女平等について明記されています。
第十四条第一項
すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
第二十四条第一項
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
第二項
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
14条1項ではどんな事柄でも性別で差別されないと規定していますし、24条1項では夫婦が同等の権利を有すること、2項ではこれだけ多くの家族関係に関する事項が両性の本質的平等に立脚して法制化されないといけないと国に責務を課しています。
それにもかかわらず、男女が結婚するにあたって96%以上の場合、女性が姓を変えざるを得なくなっている現状が放置されているから、選択的夫婦別姓制度が何十年も前から議論されてきました。
法務省の法制審だって答申を出しているのに、まだ法制化されていないのです。
稲田議員が真面目にこのことを考えているのなら、憲法を変えるより、夫婦の姓が同姓にもできるし別姓にもできる制度を国会で立法すればいいだけなのです。
安倍政権の女性活躍重点方針、選択的夫婦別姓を拒絶し、「旧姓をマイナンバーカードに併記する」(笑)
安倍政権の女性活躍推進法に基づく中央省庁の女性管理職登用目標。国交省が1・8%!8省庁が7%未満!
いや無理でしょ!
また、14条1項や24条1項は、男女平等が平等権という権利の形で規定されていますから、これを基に市民は裁判を起こせますが、国に責務があると規定しても、裁判は起こせないという重大な落とし穴があります。
たとえば、生存権を規定している25条。
第二十五条第一項
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第二項
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
このように第一項には生存権が規定されていますから、たとえば生活保護に関する裁判はこちらを根拠条文に起こされます。第二項は国の努力義務を規定しているだけなのでほとんど役に立たないのです。
稲田さんも曲がりなりにも弁護士さんなので(笑)、このことは重々承知で、男女不平等を解消する「責務」を憲法に明記などと言っているんですねえ~~
北欧を中心に、欧米で女性議員の数が確保されているのは、議会内の女性議員数が一定以上なるように定めた「法律」があるからです。
そのような「法律」を定めればいいんです。
決して、「憲法」を改正しないと女性議員の数を増やすことができないわけではありません。
いま、自分たちの対策が遅れに遅れている新型肺炎にかこつけて、緊急事態条項を憲法に規定すべきだという議論を自民党がし始めていますよね?
女性差別を放置する様々な法制度をそのままにして、憲法を「改正」して女性の権利を確保しようという稲田朋美元大臣の議論も全くこれと同じ。
とにかく何でもいいから改憲したいという、憲法「改正」に取りつかれた病のなせる業なのです。
日本の男女格差、安倍政権下で史上最低の世界144か国中114位。
どこをどう逆さに振っても、稲田朋美というサイコロから人権という二文字は出てこないんですけど、これだけ右翼歴の長い人でもちょっとリベラルっぽいことを言ったら、またみんなころっと騙されるんですかね。
日本のマスコミが騙されたい病なんじゃないですか?
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稲田朋美氏、なぜ「イメチェン」その心の奥は…保守層抵抗感強い政策、熱心に
毎日新聞2020年2月8日 07時30分(最終更新 2月8日 07時30分)
女性議員メンバーの一人、稲田朋美・自民党幹事長代行=東京都千代田区で2019年12月9日、森有正撮影
安倍晋三首相に近く、「保守」の印象が強い自民党の稲田朋美幹事長代行の「イメージチェンジ」が永田町で話題となっている。昨年から女性活躍に焦点を当て、2020年度税制改正大綱では未婚のひとり親支援に注力。選択的夫婦別姓の実現も目指している。いずれも伝統的家族観を重視する保守層には抵抗感が強い政策だ。稲田氏の「変化」の裏にあるものは――。
女性活躍政策推進、稲田氏のキーワードは「多様性」
「自民党は女性議員が少ない。私たちが風穴をあけることで、女性がいないことによる民主主義の弱みを変えていくことができる」
1月24日、自民党本部で開かれた議員連盟「女性議員飛躍の会」の今年最初の会合で、共同代表を務める稲田氏は女性活躍の政策を推し進める考えを改めて強調した。3日後の27日には、国による養育費の立て替え払い制度の導入などを議連所属の森雅子法相に要望し、記者団に「実現可能な案にしていきたい」と訴えた。
女性活躍の政策を進めるに当たり、稲田氏がキーワードに掲げているのが「多様性」だ。昨年12月、福岡市で開かれた毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)での講演では「今の自民党に欠けているのは多様性だ。LGBTなど性的少数者の問題であったり、未婚のひとり親の問題であったり、女性の活躍であったり、多様性を認める政策を進めないと駄目だ」と強調した。
稲田氏は「保守だからこそ多様性を認めるべきだ」との発言も繰り返す。昨年11月のCS番組では「人の生き方を認め、立場も考えられるのが保守だ。もちろん伝統とか国柄は守っていきたいが、今の社会に合わせて制度を変えていくことも重要だ」と持論を展開した。
選択的夫婦別姓に関しては、元々は「両親と子供の名前が違うのは家族の一体感を損なう」と反対していたというが、「人生百年時代になり、60歳や70歳を過ぎてから結婚することもある。いろいろな家族の形、生き方を考え、夫婦が別姓を名乗る選択も議論すべきではないか」と主張した。
ただ、選択的夫婦別姓は、伝統的家族観を重視する保守層の反発が強く、ハードルの高いテーマだ。首相も今年2月4日の衆院予算委員会で「国民の中には夫婦の氏が異なることにより、子への悪影響が生じることを懸念する方も相当数いる」と指摘し、「慎重に対応を検討する」と消極姿勢を示した。
このため、打開策を探ろうと検討しているのが、「別姓」という表現を変えることだ。稲田氏は周辺に「夫婦別姓だと(家族が)分かれるイメージがあり、保守は付いてこない」と語り、「姓承継制度」「姓維持制度」や「ミドルネーム制」など、「家族の姓」だけでなく「個人の姓」にも焦点を当てて、理解を広げていきたい考えだ。
政策実現に向けて活動の中心に据えているのが、女性議員飛躍の会だ。靖国神社参拝や憲法9条改正など保守派の論客として知られる稲田氏の「イメチェン」が顕著になってきたのも、昨年3月に議連を設立してから。昨年末の税制改正では議連を軸に党内に支持を広げ、未婚のひとり親支援が盛り込まれる契機となった。選択的夫婦別姓に関しては今年3月にも議連で議論を始め、機運を盛り上げようと考えている。
稲田氏はなぜ、今、変わろうとしているのか。先に見据えているのが、女性初の首相だ。
弁護士出身の稲田氏は、地元・福井の産業をアピールするため着用するトレードマークの網タイツとだて眼鏡が注目を集める一方で、衆院当選5回ながら、既に防衛相や党政調会長など要職を歴任している。
「飛躍」の舞台をつくってきたのは、他ならぬ安倍首相だ。初当選した05年衆院選の際には、当時自民党幹事長代理だった首相が郵政造反組への「刺客」として稲田氏に出馬を要請。12年12月に政権に返り咲くと、当選3回だった稲田氏を行政改革担当相に抜てきした。さらに党政調会長で経験を積ませ、16年には小池百合子・東京都知事に次ぐ女性2人目の防衛相に起用するなど重用してきた。
順調に階段を上っていた稲田氏だったが、17年に南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣した自衛隊の日報問題が発覚し、防衛相を引責辞任。その後は自民党総裁特別補佐などを務めたものの、表立った活動は控えていた。
だが、昨年3月の議連設立後は女性活躍に重点を置き、活動を活発化。背景にあるのは、21年9月までに行われる党総裁選だ。稲田氏は周辺に「次に出なければ首相になるチャンスはなくなる」と語り、意欲を示している。立候補には推薦人20人が必要で、稲田氏は女性活躍を中心とした政策の実現を目指し、「何かを一緒にやり遂げる」中で仲間の輪を広げていきたい考えだ。
「ポスト安倍」候補としては、岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長らに注目が集まっているが、女性活躍を核とした政策の進展によっては、稲田氏が台風の目となる可能性もある。【竹内望】
2020年2月8日 21時38分 NHK
自民党の稲田幹事長代行は兵庫県宝塚市で講演し、憲法に男女の不平等の解消を明記することや、選択的夫婦別姓について議論していくべきだという考えを示しました。
講演で稲田幹事長代行は「日本は男女平等が遅れており、女性の政治家が少なすぎる。ドイツやフランスは憲法に男女の不平等を解消する責務があるということを書き込み、女性議員が増えている」と指摘しました。
そのうえで「自民党の憲法改正案の4項目には入っていないが、日本もそうすることによって風景が変わる」と述べ、憲法に男女の不平等を解消することを明記することについて議論していくべきだという考えを示しました。
また選択的夫婦別姓について「家族の形態も多様化し、家名を継ぐために別姓を認めてほしいという人も出てきている。タブー視されてきた問題も議論することが重要ではないか」と述べました。
一方来年9月までとなっている安倍総理大臣の自民党総裁任期の延長について「私たちは4期でも5期でもやってほしいと思っているが、安倍総理大臣は『ない』と明言している」と述べました。
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東京都知事選挙時の小泉(細川)旋風然り、一部の左翼による小池百合子及び希望の党支持然り、そして蓮舫氏の「私はバリバリの保守」宣言然り。そういえば、小池百合子が希望の党という右派政党立ち上げて惨敗したとき「ガラスの天井が」などとフェミニズムかぶれな事言ってた時に、やけに同情的なフェミニスト(?)が居たな。今やオタクと並び、フェミニストも右翼の一形態となりつつあるのかもしれない。
これいうとまたミソジニー呼ばわりされそうでハラハラだが、女性の議員数が一定以上になるよう法律で定めても、稲田や小池みたいな右翼的女性議員が増えただけなら、それを改革と呼べるのかどうか。
(しいて挙げるならそれをすることで女性も政治に関わる責任逃れは出来にくくなるという所だろうか)
とりあえず女性議員として希望する一人は亀石倫子さんですね(と言うより彼女こそ総理大臣になってほしい)。
稲田
「国民の生活が大事なんていう政治は間違っている」
「国民一人一人が血を流す覚悟を」
・・・と、憲法改正を目指す集いで語りました。
下のツイッターアカに その時の動画が上がっています。
小畑幸三郎
【いいの?こんな改憲だよ】安倍政権主要メンバーがマジで発言
『基本的人権、国民主権、平和主義を無くしてこそ自主憲法』
『国民はお国のために血を流せ』
『国民には国防義務を』
https://mobile.twitter.com/batayanF3/status/1053648606538788864
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ほんッと、駄目な新聞だなあ。
いやしくも新聞社なら、稲田が極右で、この「国民は血を流せ」発言も、おバカ裁判(百人斬り訴訟 & 週刊新潮へのスラップ訴訟)で負けたことも 知っているはず。
そういうことをきっちり書きもせずに、なぜ読者を誤誘導してるんだ?!
毎日のダメさは、秋山記者という、ガースーの番記者が書いた記事でさらに明らかになった。
秋山は昨年末ぐらいから官房長官会見で、急に強気の質問をするようになった。
官房長官記者会見においては、東京新聞の望月衣塑子記者がもう2年以上 ずっと質問制限などの嫌がらせを受けており、それに対して記者会から反発や擁護などがないままだ。
その点について望月記者がツイッター投稿すると、秋山記者は、
「望月は嘘を書いている! ツイッターを削除しろ!」
と、毎日(のオンライン版のみ?)に記事を書いた。
しかし、望月記者が質問制限、無視、質問中も会見を仕切っている(本来はこの役も記者会が司るものだそうな)官僚の上村にひっきりなしに妨害を入れられているのは、ツイッター上の動画や書き起こしで確認できるのである。
よって 秋山記者は、識者のみならず自社他社の新聞記者からも、「権力と同一化して、権力の監視というジャーナリズムの本来の目的を見失っているのはお前のほうだ!」という非難の集中砲火を浴び、炎上状態。
秋山記者の記事。
「望月記者は指させない」…事実に反するツイート拡散 菅長官会見巡る異常事態
毎日新聞 2020年2月6日
https://mainichi.jp/articles/20200205/k00/00m/010/390000c
それに対する反論。
[東京新聞労組]
https://mobile.twitter.com/danketsu_rentai/status/1225442254313050112
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[渡辺輝人]
首相の4選がないと薄々判明してきたあたりから、にわかに活気づくような記者の代わりはいくらでもいるだろう。
そしてもし、何かの政治的状況の変化で、急に安倍4選の目が出てきたら、それでおとなしくなるような記者なら、もとからいらない。
さらば、秋山記者・・・