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沖縄県の玉城デニー知事は2023年9月18日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開催中の国連人権理事会で演説しました。
沖縄県知事が同理事会で演説するのは、あの2015年の翁長雄志知事以来、8年ぶりのことになります。
国同士が人権問題を協議する国連の主要機関に地方行政機関の首長が登場するのは異例で、出席者は静かに玉城氏の言葉に耳を傾けました。
玉城知事は、米軍基地が沖縄に集中する現状に触れ
「日本政府は、貴重な海域を埋め立てて、新たな基地建設を強行している。
県民投票という民主主義の手続きで、明確に埋立反対という民意が示されたにもかかわらずだ」
「米軍基地が集中し、平和が脅かされ、意思決定への平等な参加が阻害されている沖縄の状況を世界中から関心を持って見てほしい」
と訴えました。
正義は勝つ!辺野古新基地反対派の玉城デニー氏、沖縄県知事選に勝利!!
国連人権理では非理事国の国連加盟国に加え、非政府組織(NGO)も発言が許されてはいますが、だが玉城氏のような地方政府の首長が登壇し、自国の中央政府の政策を批判するのは珍しいことです。
2018年の県民投票で辺野古の新基地建設には反対の民意が出たにもかかわらず、名護市辺野古沖の埋め立てを進める日本政府と沖縄県民の溝が、国際会議の場で改めて鮮明になったといえます。
これに対して沖縄差別心満開のネトウヨは、玉城知事が
「国の恥を世界に持ち出した」
と吹き上がっていますが、恥と思うなら沖縄差別をやめたらいいんです。
政府も裁判所も沖縄の民意を一顧だにしないのに、国際社会に訴える以外に何ができると言うんですか。
ところが、なんとカウンターで、ジュネーブ国際機関日本政府代表部の塩田崇弘公使参事官が政府側の答弁権を行使し反論。
「沖縄におけるアメリカ軍の駐留は、地政学的な理由と日本の安全保障上の必要性に基づくものであり、差別的な意図に基づくものではない。」
「私たちは、辺野古移設の方針に基づき工事を着実に進めることが、普天間基地の一刻も早い完全返還を可能にし、地域住民の危険性の除去につながる唯一の解決策であると確信している」
と述べました。
しかし、第一に日本政府が何と言おうが、在日米軍基地のうち70%が沖縄に集中する現状は、その意図がどうであれ客観的には沖縄県民への差別以外の何物でもありません。
沖縄返還から50年。コロナ禍についても米軍の横暴に翻弄される沖縄。日本入国の際にPCR検査をしなかった米軍部隊からオミクロン株クラスターが発生し、沖縄は東京の倍の感染者。前週比8倍の225人に!
第二に普天間基地に駐留している米国の軍隊は中東などでの戦争に投入されてきた「殴り込み部隊」と言われる侵略戦争用の海兵隊であり、日本の防衛とは全く関係がありません。
日本政府は普天間基地の返還のためには辺野古に基地を「移転」(本当は新基地建設)するしかないのだと言い張りますが、もっと抜本的な手段はあるんです。
それは普天間基地の廃絶です。
普天間基地撤去・廃絶を 辺野古移設の現行案は達成不可能 米国上院軍事委員会 米海兵隊は日本に要らない!
沖縄差別の象徴 普天間基地移設問題の解決方法は撤去・廃絶のみ
辺野古に建設されている基地によって自然破壊が進んでいるだけではなく、そもそも地盤が緩すぎて基地には不適であり、これから永遠に補修して地盤沈下を防ぐために莫大な費用がかかり続けるということがわかっています。
この構造は大阪万博とカジノの敷地となっている夢洲とまったく同じ構図です。
そもそも、沖縄に基地を集積することで沖縄県民は筆舌に尽くしがたい騒音や公害や発展阻害や犯罪などの負担を受けているわけですが、沖縄や南西諸島に米軍や自衛隊が集積することで日本の安全保障が増進しているかというとむしろ逆で、中国などとの緊張は高まるばかりです。
翁長知事の辺野古訴訟での意見陳述全文。「沖縄の自由・平等・人権がないがしろ。これは魂の飢餓感」。
オスプレイ、普天間基地配備後、事故率が5年前の1・5倍に増え、海兵隊の平均を上回る!
沖縄戦から77年目の沖縄慰霊の日。沖縄戦とウクライナ戦争に共通する教訓は、戦争を起こさないためには軍事費を増大して軍拡をすることではなく、そもそも戦争を国にさせないための憲法9条が宝だという事だ。
ろくに緊張緩和のための平和外交もしないでおいて、中国がこんなことをしたあんなことをしたと排外主義を高め、ナショナリズムをかき立て、日本に暮らす市民の平和と安全をむしろ脅かしているのが今の日本政府なのです。
沖縄の米軍基地を減らすことは、むしろ私たちの命を守ることにつながります。
まず、その手始めに、辺野古基地の建設を中止し、普天間基地を廃絶することから始めるべきなのです。
世界では10年で3割も米軍基地が減ったのに日本で減ったのはたった3個(ドイツは74削減!)。しかも海外にある米海兵隊基地23個中22個が集中する日本!13個がある沖縄!
司法試験指導校の伊藤塾講師として訪れた辺野古で、おじいたちと和むわたくし。
辺野古ー海と森がつなぐ命
これが民主主義か?:辺野古新基地に〝NO〟の理由
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
『一言で言って、最低裁判所案件です。辺野古の海中の地盤は土台を建てることのできるほどの強固さを持っておらずそもそも土木工事として不適切な場所であるのに工事を政府が強行していること、米軍は普天間基地の移設先として特に辺野古を指定しているわけではないこと、当地の海域は天然記念物のジュゴンがいるなど自然が美しい場所なので辺野古での工事は海洋環境破壊でもあること、沖縄の民意に反していることなど、辺野古の工事を進めるべき合理的な政治的理由はほとんどないはずです。理由があるとしたら、工事を行なう業者への自民党政府からの利権提供でしょう。しかし、沖縄県の主張は認められず、地方自治への中央政府からの蹂躙とでもいえる事態となりました。』
沖縄辺野古裁判で沖縄県が敗訴したが、自民党政府の辺野古移設が不合理的な政策であることに変わりはない。
うちは法律家ブログでもあるので、辺野古基地に関する最高裁判決には当然触れるべきなんですが、あんまりにも不当なのでかえって書けないでいます。すみません。今しばらくお待ちください。
とにかく今、辺野古の新基地建設反対運動は難しい局面にあることは間違いないです。
LGBT法案にしても、ジャニーズ事務所にしても、「外圧」に頼らなければちっとも物事が前に進まない日本の現状は恥ずかしい限りですが、玉城デニーさんが国連人権理事会で演説したのはとてもいいことです。
沖縄を孤立させない責任は本土の私たちにあります。
情けは人の為ならず。沖縄県民の米軍基地負担を減らすことが、結局、私たちを救うことになるでしょう。
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「辺野古の新基地、民意に反する」 玉城知事、国連の人権理事会で演説
【ジュネーブ18日=沖田有吾】玉城デニー知事は18日午後5時半(日本時間19日午前0時半)ごろ、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれた国連人権理事会でスピーチした。
政府が進める名護市辺野古の新基地建設について「県民投票により明確に埋め立て反対という民意が示されたにもかかわらず、貴重な海域を埋め立て、新基地建設を強行している」と訴えた。「米軍基地が集中し、平和が脅かされ、意思決定への平等な参加が阻害されている沖縄の状況を世界中から関心を持って見てほしい」と呼び掛けた。
辺野古新基地建設を巡る訴訟では、最高裁で県の敗訴が確定した。玉城知事は、過重な基地負担を負わされている沖縄に対し、さらに民意に反した新基地建設を強行する日米両政府の不当性を主張し、国際社会の世論を喚起したい考えだ。
軍事力の増強は周辺地域の緊張を高めるとして「県民の平和を希求する思いとは全く相いれない」と指摘した。2016年に国連総会で採択された「全ての人は、全ての人権が保護され発展が実現するような平和を享受する権利を有する」とする「平和への権利宣言」を沖縄で具体化するよう、関係する各国政府へ外交努力の強化を求めた。
沖縄県知事が国連人権理事会でスピーチするのは、2015年9月の翁長雄志前知事に続き8年ぶり2回目。玉城知事は、翁長氏が前回用いた「自己決定権」という言葉は盛り込まなかった。
玉城知事はスピーチに先立ち、国連特別報告者と面談した。19日は有害物質と廃棄物についての会合でスピーチするほか、サイドイベントで沖縄の現状について講演する。
沖縄県の玉城知事は、スイスのジュネーブで行われている国連人権理事会で演説し、2019年の県民投票で反対の民意が示されたにもかかわらず日本政府がアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事を強行していると訴えました。
沖縄県の玉城知事は、国連のヨーロッパ本部があるスイス・ジュネーブを訪れていて、日本時間の19日午前0時半すぎ、国連人権理事会の「国際秩序」をテーマにした会議で90秒間、英語で演説しました。
この中で玉城知事は、冒頭、「アメリカ軍基地が集中し、平和が脅かされ、意思決定への平等な参加が阻害されている沖縄の状況を世界中から関心を持って見て欲しい」と呼びかけました。
そして、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事について「日本政府は、貴重な海域を埋め立てて、新たな基地建設を強行している。県民投票という民主主義の手続きで、明確に埋立反対という民意が示されたにもかかわらずだ」と訴えました。
また、軍事力の増強は日本の周辺地域の緊張を高めることが懸念され県民の平和を希求する思いとは相いれないとして、関係政府による外交努力を強化するよう求めました。
玉城知事は、辺野古への移設工事をはじめとする沖縄の基地問題の現状を国際社会に訴えるため、22日までジュネーブに滞在し、あと2回国連人権理事会で演説を行うほか国連関係者などと面談する予定です。
日本政府「基地負担軽減の早期実現に全力」
玉城知事の演説を受けて、ジュネーブ国際機関日本政府代表部の塩田崇弘公使参事官が政府側の答弁権を行使し「沖縄におけるアメリカ軍の駐留は、地政学的な理由と日本の安全保障上の必要性に基づくものであり、差別的な意図に基づくものではない。一方、沖縄にアメリカ軍専用施設が集中することは、沖縄に大きな影響を与えるものであり、基地負担を軽減することは政府の重要な責務だ」と述べました。
その上で、「政府としては、県民投票の結果を真摯に受け止め、日米間で合意された沖縄の基地負担軽減の早期実現に向け引き続き全力で取り組んでいく。私たちは、辺野古移設の方針に基づき工事を着実に進めることが、普天間基地の一刻も早い完全返還を可能にし、地域住民の危険性の除去につながる唯一の解決策であると確信している」と反論しました。
木原防衛相「丁寧に説明し工事着実に進める」
木原防衛大臣は記者会見で「沖縄県には現在も多くのアメリカ軍施設が集中し 大きな基地負担を担ってもらっていることを政府としては重く受け止め沖縄の負担軽減を最重要課題の1つとして今後も取り組んでいく」と述べました。
その上で「普天間基地の固定化は絶対に避けなければならず、政府としては辺野古移設が唯一の解決策という方針に基づき着実に工事を進めていく。玉城知事をはじめ地元の人たちに丁寧な説明を行いながら移設工事を着実に進め普天間基地の1日も早い全面返還を実現していく」と述べました。
【ジュネーブ=森井雄一】沖縄県の玉城デニー知事は18日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開催中の国連人権理事会で演説した。沖縄県知事の同理事会での演説は、2015年の翁長雄志知事(当時)以来、8年ぶりだった。玉城氏は、米軍基地が沖縄に集中する現状に触れ「沖縄の状況を世界中から関心を持って見てほしい」と訴えた。
演説で玉城氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に関し、「県民投票という民主主義の手続きにより反対という民意が示されたにもかかわらず、日本政府は新基地建設を強行している」と主張した。移転計画を巡り、最高裁が今月4日の判決で、移設を進める国の主張を全面的に認めたことへの対応については「検討中」と述べるにとどめた。
玉城氏の発言に対し、日本政府の代表者は「辺野古移設の方針に基づいて工事を着実に進めることが普天間飛行場の早期返還を実現し、住民の危険除去につながる唯一の解決策だ」と反論した。
沖縄県の玉城デニー知事は18日(日本時間19日未明)、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で開かれている人権理事会で演説し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対を訴えた。沖縄の実情について、過重な基地負担で「平和が脅かされている」と強調し「沖縄の状況を世界中から関心を持って見てください」と呼びかけた。
一方、日本政府代表は玉城氏の演説に対し「辺野古への移設を着実に進めることが、普天間飛行場の完全返還を可能な限り速やかに実現する唯一の解決策だ」と反論した。
同理事会での演説は、2015年9月に故翁長雄志前知事が都道府県知事として初めて演説して以来、8年ぶり。辺野古移設を防ぐ手だてが見いだせない中、沖縄の立場や状況を国際社会に訴えた形だ。
欧州本部本会議場で席に着いた玉城氏はやや緊張した面持ちで、辺野古移設について「県民投票で沖縄の民意を示したにもかかわらず、政府は貴重な海域を埋め立てて、新基地建設を強行している」と批判した。(共同)
沖縄県の玉城デニー知事は17日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設などを巡り、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会で演説するため、那覇空港を出発した=写真中央。国際社会に移設反対を直接訴え、計画を推進する日米両政府の譲歩を引き出したい考え。国連での演説は、2015年9月に同理事会で演説した翁長雄志前知事以来となる。
玉城氏は17日午後1時ごろ、那覇空港で取材に応じ、「非常に緊張している。対話によって解決を求めていく姿勢が間違っているのか、国際社会に問いかけたい」と述べた。各国代表に発信したい内容として「基地問題から垣間見える、人権や民主主義の問題を訴えたい」と語った。
玉城氏は18日夕にジュネーブに到着し、22日まで滞在する。国連人権理事会の「国際秩序」や「有害物質・廃棄物」をテーマにした会合などで演説する。いずれも非政府組織(NGO)「市民外交センター」の発言枠を使う。
19日には同理事会のサイドイベントに出席し、沖縄の歴史や米軍基地問題に関して講演する。ジュネーブ滞在中、国連特別報告者や国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の幹部らとの面談も予定している。
玉城氏は辺野古移設反対のほか、米軍基地由来の疑いがある有機フッ素化合物(PFAS)による汚染について、被害を訴えるとみられる。
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ハゲソネ、もとい、中曽根の「日本は単一民族国家」発言がまだまだ幅を利かせていることがなんとも情けない…
やはり、沖縄・琉球は日本・アメリカから長年の物理的・精神的暴力支配に対する賠償金を取って、独立すべきかと
基地問題は独立した琉球政府とアメリカ政府間でしか解決できないです
その結果、もし米軍基地を日本に置くとなったならば、東京・維新大阪に米軍基地を集中的に置くべきかと(米傀儡日本政府の出る幕はない!)
とーべ、とーべオスプレイ
東京の空、大阪の空♪
みーみ塞いでも、きーこえるオスプレイ
東京の空、大阪の空♪
おーちろ、おーちろオスプレイ
東京へ、大阪へ♪
それが日本に残されたわずかな未来
東京No!維新No!♪
(究極超越大爆笑)