2017年2月2日の衆院予算委員会で、大破事故のあった米軍のオスプレイ空中給油訓練の再開をめぐる稲田朋美防衛相の答弁に、浜田靖一予算委員長が再三注意する場面がありました。
共産党の笠井亮議員が、
「オスプレイが万が一事故を起こした際には、沖縄で全基地撤去運動につながりかねない」
と分析した防衛省の過去の内部文書を示し、
「そうなったら大変だと懸念し、米国に言われたまま飛行再開を認めただけではないか」
と質問しました。
これに対して、稲田氏は
「防衛省でも要因を分析し、米軍が対策を幅広く取っていることを確認した」
「防衛省における分析の評価について、八つの項目に分けて具体的に申し上げる」
として、防衛省が用意した答弁書を読み始めました。
野党は8項目は長すぎると抗議したのですが、稲田氏は機転が利きません。
稲田氏が官僚が作った答弁書の通り1から8までの項目順に沿って説明する最中、浜田委員長は2度
「簡潔に願います」
「大臣長い。あんまり長いと止めますよ」
と警告しました。
しかし、蓮舫民進党代表の標的になって火だるまになった最近の記憶があったのでしょう、それでも変わらず説明を続けました。
そこで、稲田氏が
「最後に」
と8項目目の説明に入ろうとすると、浜田氏は
「最後に、は、いらない!」
と突き放し、説明が途切れた瞬間に
「そこでやめましょう、大臣!」
と答弁を打ち切りました。
5分近く語り続けた稲田氏の長広舌ぶりに浜田委員長は
「一言申し上げる。質問に対して答えてください」
と稲田氏を叱りました。
こうやって、質疑の時間を無駄に使って追及を免れようというわけですが、あまりにもやり方が頭が悪く露骨だったので、同じ自民党の委員長に切れられてしまいました。
「はい、あの、委員長…」
と主張する稲田氏には取り合わず、浜田委員長は質問者の笠井氏を指名したということで、答弁のたびに大恥をかいている極右の女王がまた恥をさらしました。
右翼の中には稲田氏を賢いと誤解している人もいるのですが、歴史修正主義裁判でも連戦連敗ですからね。
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「長い!いらない!」稲田防衛相の答弁打ち切り
[2017年2月2日23時34分] 日刊スポーツ
稲田朋美防衛相が2日の衆院予算委員会で、共産党の笠井亮議員の質問に、ほとんど関係ない答弁を続けたとして、浜田靖一委員長から答弁を「強制終了」されるひと幕があった。
浜田氏は、稲田氏と同じ自民党議員であるだけでなく、防衛相経験者。要領を得ない後輩大臣の答弁内容に堪忍袋の緒が切れたのか、「(答弁が)長い!」と、いらだつシーンもあった。
稲田氏への質問は、昨年末、沖縄県で起きた米軍のオスプレイ事故に関し、米軍の最終的な事故調査報告書はいつ出されるのかという内容だった。「いつ」を問われた稲田氏だったが、「飛行安全の確保は大前提」などと答え、「質問に答えていない」と、早々に笠井氏に指摘を受けた。
その後、「通常は、数カ月を要する」「6カ月以内とされている」と答えたものの、原因究明の調査が終わらないうちに、日本側は飛行を認めたのではないかと指摘された稲田氏は、「防衛省でも独自に分析している」と主張。さらに追及されると、「防衛省における分析と評価を、8項目に分けて具体的に申し上げます」と発言。「第一に…」と、答弁書の棒読みを始めた。
野党は「答弁妨害だ」「8つも話して、だめでしょう」と猛反発。当初は、答弁を認めていた浜田氏も業を煮やし、第2項目の段階ですでに、「大臣、簡潔に願います」と要請したが、稲田氏は答弁書の朗読を強行。浜田氏による「簡潔に」の要請は、3度にわたった。
笠井氏や野党は「委員長、こんなことはだめだ」と、猛反発。浜田氏もさすがに、「第7」の項目の段階で「大臣、長い。あまり長いと止めますよ」と、最後通告した。
それでも「最後に…」と8項目目を読み切ろうとする稲田氏に、浜田氏は「最後はいらない!」と、ついにぶち切れた。稲田氏が、すべてを読み終える少し前に、「はい、そこでやめましょう」と、答弁を打ち切らせた。
浜田氏は、質問とは無関係の答弁を延々と続けた稲田氏に、「大臣、ひと言申し上げます。質問に答えてください。終わります」と異例の通告。「はい、あの、委員長…」と主張する稲田氏には取り合わず、笠井氏を指名した。
笠井氏は「私は、真剣に議論をしている。かみ合った議論をしてほしい」と、苦言を呈した。
2017.2.2 16:57 産経新聞
【衆院予算委員会】
稲田朋美防衛相の長い答弁に浜田靖一委員長「質問に答えて」と注意
稲田朋美防衛相が2日の衆院予算委員会で、沖縄県名護市沖での米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの不時着事故をめぐる野党議員の質問に直接答えず、浜田靖一委員長(自民)から「質問に答えて」と注意される一幕があった。
稲田氏に質問した共産党の笠井亮政策委員長は昨年12月のオスプレイ事故に関し「米側から最終的な事故調査報告はいつ出てくるのか」とただした。これに対し、稲田氏は事故後のオスプレイの飛行再開にあたっての日本政府の対応を説明。「日本政府においても専門的知見に照らして独自に分析した」「米側が有効であると思われる対策を幅広く取っていることを確認した」などと述べ、質問には直接答えなかった。
その後、笠井氏が「米国に言われたまま飛行再開を認めただけということではないか」と問い詰めたのに対し、稲田氏は同じような答弁を繰り返した上で「防衛省における分析と評価について、8つの項目に分けて具体的に申し上げる」と、その内容を延々と説明し出した。
これには野党側から「長い」「審議妨害だ」など抗議の声が上がり、議場は騒然となった。最終的には浜田委員長が稲田氏の答弁を遮る形で「はい、そこでやめましょう」と発言。「一言申し上げます。質問に対して答えてください」と注意した。
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どこかで見たような光景だ。
書いてあるブツを丸読みするというのは、でんでん親分直伝の技ですな。
ミリオタ諸氏よ、こんな機転の聞かない御方が、有事において的確な判断を下せると思うのか。自分ならこんな○○○○の命令で動くなぞまっぴらゴメンだ。
ただ、それを「ボロだ」とジャッジする国民が少ない。
日本が希望の持てる国になるかどうかの鍵はここに有ります。
今回の委員長の采配は当然とはいえ、人間としての良識が微かに見え、少しだけ希望が持てました。
ただ、委員長の今後の進退に係わるかも・・・と、少し心配にもなりました。
顔そっくり www
浜田の制止は、良識なのか。
稲田に対する反感の表れなのか。
ネトウヨ系な週刊新潮も稲田には否定的記事を載せる。
(たとえ安倍政権下でも女性閣僚に対して悪意ある記事が多い。ただし稲田については、例の裁判のせいだろう。めでたく今回も稲田夫婦はハイソだった w)
稲田に対する反感だとしたら、
1. 「女」だから
2. 稲田の性格や行動に嫌われる要素がある
3. 大抜擢が気に入らない
のどれだろう?
稲田って、常に違和感がある。
「国を守るために血を流す者だけがナンタラ」「国民の生活が第一なんて考えは間違っている」などとほざくくせに、自身は
「息子を徴兵されるのは絶対イヤ」
と講演で本音を語る。
週刊誌の記事が気に食わないと言って訴訟を起こす。
政務活動費で串カツ一晩40万だか食い漁り、白紙領収書を提出。
土地や防衛株を買い、ちゃっかり蓄財。
トシに見合わぬ縦ロールのロングヘア、付けまつ毛、TPOを心得ぬ服装、答弁中動揺して泣く、今回は安倍の真似をしてひたすら代読業のパフォーマンス・・・
こういう人って・・・
いわゆる「メンヘラ」?
メンヘラ!
そう考えるとしっくりくるな。
そんな人間は防衛大臣には不向きである。
国会議員にも不向きである。
弁護士には・・・どうなんだろう。
依頼人にとっては、
『なんであんな所に依頼しちゃったんだろ』
と後悔の臍を噛むような弁護士かもしれないが、弁護士の適性検査ってないでしょうしね。この夫婦の事務所は、経営は大丈夫なのだろうか。
とにかくさっさと政界を去ってもらいたい。
安倍とともに。
だいたいどの人も相手が女だと高圧的になるというか、ちょっとバカにした態度になりますよね
でんでん首相もそうですよね
彼は女性議員になると野次飛ばしまくりますから
保守派って基本的に女性に対しての扱いは酷いものですし(慰安婦問題見てても、女性の人権とか全く頭に無いことがよくわかります)
もっとも、リベラル派だって女性に対しては保守的な人も多いですけどね
簡潔な答弁を求めているのにそれには答えず、論点をはぐらかしずれた説明を延々とするのは、彼女の特技ではありません。みんなやっていることです。
国会中継を見れば、野党の質問者が閣僚や官僚のいつまでたっても答えない、あまりのコミニュケーション能力の欠如にイライラしていることがすぐわかります。
でも、自民党の閣僚というのは、稲田氏のみならずアベソーリからして「官僚が書いたものを読むだけの人」ではないですか。
自民党の議員が頭悪いのは今に始まったことではありません。頭悪いから支持されているのです。
問題は、「原稿書いている官僚の頭の悪さ」でしょうね。まあ、野党の質問を馬鹿にする、即ち国民に対する悪意でやっていることだとは思いますが。
官僚を多く養成している大学での国語教育を見直した方がいいんじゃないでしょうか。
> https://mobile.twitter.com/msmsaito/status/826991135197327361?ref_src=twsrc%5Etfw
稲田朋美「私は防衛大臣になってから、連日野党から追求され・・週刊誌にも多くの取材を受け、どんな時でも写真を撮られます。気持ちが落ち込んだんですが、そんな時、私って注目されていると現実を大肯定し、「ああ楽しい」と上機嫌の実践に励みました」(「倫風」3月号実践倫理宏正会)
19:10 - 2017年2月1日
それに対する反応。
> アホか。ま、これくらい脳天気じゃないと、あんな答弁を平然と出来ないか。
> 稲田は週刊誌に追求されたら、ギャルのタレントみたいな気分になっているんだ。アホか。という書き込みがあったが本当にその通りだ。どアホ😡
・・・(汗)
しかしながら。これはないんじゃなかろうか。
https://twitter.com/picoyai/status/828412575675080704
よりにもよって、マティスに「チロルチョコ」!?
この壊滅的なセンスの自称防衛大臣。薄ら寒い気分にすらなる。