
自民党の河井案里参院議員の陣営による公選法違反事件で、検察当局が東京の自民党本部関係者を任意で事情聴取したことがわかりました。
案里氏が初当選した2019年7月の参院選の公示前、安倍自民党本部が案里氏側に提供した1億5千万円について、目的や決定者などを確認したとみられます。
この事件で、検察当局は、河井案里氏の夫で前法相の河井克行氏が地元議員らに1000万から2000万円もの現金を配ったとして、公選法違反(買収)の疑いで克行氏を立件する方針を固めています。


検察庁は克行氏が1億5千万円を使い、広範囲に買収行為をした疑いがあるとみていることになります。
なにしろ、安倍官邸が独断で河井夫妻に使わせた一億五千万円もの選挙資金は、同じ選挙区で安倍首相を批判してきた溝手候補(岸田派)に渡されたお金の約10倍!

克行氏は安倍首相が野に伏していた時代から安倍さんを支え、安倍さんが自民党総裁に復帰した2012年12月の総裁選挙では選挙対策本部長、という腹心中の腹心です





かたや、案里氏は菅官房長官の大のお気に入り。 選挙違反が行われたこの参院選では、安倍首相とはまた別に応援に入り、菅さんらしくもなく熱を入れた演説をしてました笑笑





そんな安倍首相と菅官房長官が二階幹事長から河井夫妻に出させた選挙資金は通常の選挙資金の10倍。
あの安倍首相の長年の盟友、下村国対委員長でさえ、その多額さには仰け反って驚いてました。
そんなにお金をじゃぶじゃぶとやるから、克行氏は至る所で地方議員や後援者の懐に札束をねじ込んで回ったわけで、そんな使い方をするとは夢にも思わなかった?!と安倍さんや菅さんが言い逃れしようとしても通じるのかどうか。

自分で黒川検事長を勝手に検事総長に引き上げようとして、公務員史上初めて定年延長までした安倍首相。
なのに、検察庁改正法案も、黒川検事長の訓告処分も、全部稲田検事総長が決めたことと言ってます。
次期検事総長の林さんも、安倍さんの黒川びいきで煮え湯を飲まされ続けているわけです。

もし、安倍さんや菅さんが、安倍政権への捜査の手を緩めるために官邸の守護神・用心棒と言われた黒川さんを引き立てようとしていたのなら、これはとんでもない誤算。
今や、現検事総長と次期検事総長を完全に敵に回したことになります。
安倍さんの首は皮一枚、風前の灯なのかもしれませんね。


これも安倍さんの盟友で、大臣室で口利きの謝礼に現金を直接業者から受け取った甘利茂氏でさえ、黒川検事長が指揮する東京の検察庁は不起訴にしましたからね。
そっちが異常で、河井夫妻への捜査が正常です。
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<nobr>検察、<wbr>自民党<wbr>本部<wbr>関係<wbr>者を<wbr>聴取 <wbr>河井<wbr>案<wbr>里<wbr>氏<wbr>側への<wbr>1.5億円で</nobr>
</nobr>
自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、検察当局が党本部関係者を任意で事情聴取したことが27日、関係者への取材で分かった。案里氏が初当選した昨年7月の参院選の公示前、党本部が案里氏側に提供した1億5千万円について、目的や決定者などを確認したとみられる。
もう検察ではダメでっしょ
まだ歩くこともできず、車いすに乗せられて大阪拘置所に移送されたそうです。
皆さん、思い出しませんか?
昨年4月の池袋の事故のこと。
この時事故を起こした男性は「治療の必要があったから」という理由で現行犯逮捕されませんでした。退院後は、「逃亡のおそれも証拠隠滅のおそれもない」から、と逮捕されませんでした。そして在宅起訴です。
京アニの容疑者は入院治療、というよりも生死の境をさまよう状態で逮捕など到底できませんでした。しかし、逃亡のおそれは到底考えられないのに昨日逮捕されています。食事も自力でできない状態だということですから、証拠隠滅のおそれもないでしょう。
こうなると、池袋事故を起こした男性がが逮捕されなかった理由はやはり「上級国民」だから?
ということで、検察・警察への信頼など、到底ないのですよ。
ここで、池袋事故の加害者の氏名等をあげれば、「中傷投稿」とされるのでしょうか。この元お偉いさんは在宅での任意の取り調べの後、一応起訴されたそうです。さすがに「上級国民だから不起訴」とはできなかったのでしょうね。「アベ友だから不逮捕・不起訴」はたくさんありますが。
あくまで推測ですが、これは死刑判決(あるいはその他の厳罰的判決)を確実に出せるか出せないかが分かれ目だったのではないかと思います(つまり検察がどんなに酷い扱いをしても各方面で文句を言われそうにない被告)。
つまり、池袋事故の加害者の場合は仮に厳罰的な効果を発揮しても業務上過失到死の罪に問うのが精一杯であり、次第によって執行猶予もありえますので、池袋事故加害者程度(?)であまり乱暴なことをして却って人権侵害批判を自ら招くというのを避けたい思惑が検察にありましたが(実際にやれば恐らく批判を招いた事例かと)、京都アニメーション放火犯の場合は加害者が前科者の上、意図的な放火•殺人(またはそれに近い)行為ですので、検察側もまず厳罰の結果は覆らないと踏んでてこのような差をつけたのかと(本来ならこの件もやはり批判対象になるはずですが)。
何より、国民の厳罰感情に便乗して、昨今の検察庁の腐敗隠し(賭博麻雀だの検察と与党政治家との忖度だの)のために逮捕したのかも位には疑ってしまいます。
いずれにせよ私も検察庁の冷酷さ及び腐敗をこの件だけでも十分に感じます。
とまあ在日クルド人に暴行を働く日本警察の動画を見ながら、やはり市民は検察•警察に信を置きすぎちゃダメだと感じて、こんなコメントをしました。ご容赦下さい。
(https://mobile.twitter.com/kashidahideki/status/1265637393576517637)
この京アニの加害者なら何をしてもいい、そういうニオイは感じていました。
しかしそれは、法の下の平等、法治主義に反します。
チンピラコメンテイターや、やじうまなら許されるのかもしれませんが、検察・警察がそのレベルの思考でいいのか、そう感じます。
「いずれにせよ私も検察庁の冷酷さ及び腐敗をこの件だけでも十分に感じます。」
同感です。