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いや、もう夏だよ!夏!!
みんな暑くて、マスクしながら熱中症にならないためにどうするか悩んでるこの時期になって!
安倍首相は肝いりの対策として、布マスクを配ることを4月1日に発表しました。
安倍首相は肝いりの対策として、布マスクを配ることを4月1日に発表しました。
これ、エイプリルフールの嘘だったら良かったんですが、いつもホラばっかり履いてるのに、安倍さん、これだけは本気みたいで。
最初、布マスクを20回2枚1組を郵便局員に配ってもらうが、郵送費を含めて約466億円かかることが批判を浴びましたよね。
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そのあと、実はもっと安いですってグングン予算が安く済む話になったんですが、安倍官邸はバレなきゃそのまま行くつもりでした。
それに、安倍政権は国民の税金を無駄遣いしようとしてた、国は業者にいいようにボラレようとしてたってことですから、なおさら悪いです。
さて、アベノマスクは東京都では4月17日に配布が始まり、9割を配り終えました。
私は23区で一番感染者の多い世田谷区に住んでいるので、入院前にアベノマスクが来て、一回洗ったらこんなに縮みました〜とICUでも自慢?!してました笑笑
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他の感染者の多い大阪、京都、福岡の3府県でもやっと配布率は3割を超えたところ。
多くの県で配達はこれから本格化すると言うのですが、感染者が少ない30を超える県では、5月23日にようやく配布が始まったばかり。
エイプリルフールの配布表明からもうすぐ2カ月ですが、配達数は5月25日時点で約1300万組と全体の2割ほどです。
エイプリルフールの配布表明からもうすぐ2カ月ですが、配達数は5月25日時点で約1300万組と全体の2割ほどです。
大半の世帯がこの話題のマスクを手にするのは、緊急事態宣言が解除されたあとになります。
もう、市中ではマスクが値崩れして、買い占めてた業者は泣いてるのに、今から布マスクが届いたら、市民の怒りは増すばかりです。
安倍内閣は自分でダラダラ支持率を下げているわけです。
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さて、カビのマスクという異名もありましたが、厚生労働省のマスクチームに配られた資料によると、4月16日までに全戸向けにパッキング作業をした200万枚のうち、カビ、虫の混入などの問題事例が約200件あったことが報告されています。
さらに、4月18日には厚労省が、妊婦向けマスクに不良品が相次いでいることを発表しました。
これだけ不良品が出てるのに、毎日新聞のカビのマスクは捏造だって安倍信者が騒いでるのを見たときには、コロナが脳髄に回るってほんとなんだなと笑笑
そして、不良品を出した興和と伊藤忠商事は23日、全戸向けと妊婦用の未配布分の全回収を発表しました。
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ところがまた利権疑惑。
安倍政権はこれまで、全戸向けの半分にあたる6500万枚と妊婦・介護施設など向け2000万枚の計8500万枚を8億円かけて、検品しています。
安倍政権はこれまで、全戸向けの半分にあたる6500万枚と妊婦・介護施設など向け2000万枚の計8500万枚を8億円かけて、検品しています。
8000万円でできると菅さんが言ったのは、最初のごく一部のマスク検品費用だけ取り上げたフェイクでした。
ところが3月に福祉施設向けなど2000万枚の契約を交わした5社のうち、マスク最大手の興和だけ契約内容が異なっていたんですね。
ところが3月に福祉施設向けなど2000万枚の契約を交わした5社のうち、マスク最大手の興和だけ契約内容が異なっていたんですね。
興和との契約書には普通どんな製品の売買契約でも入っている瑕疵担保責任がむしろ排除されています。
瑕疵とは傷、欠陥のことで、売買当時に商品にふつうきづかないような問題があると、売り手が損害賠償義務を負うと言う当たり前の条項で、これは民法にも商法にも規定されています。
ところが、安倍政権が興和と結んだ契約には
「本契約の取引が非常事態への対応として実施されることに鑑み、納入現品について隠れた瑕疵(かし)を発見した場合でも、乙(興和)に対し責任を追及しない」
となっているんです。
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これは維新の天敵🤣、立憲の尾辻かな子議員が見つけたもの。
この条項があるがために、法律上の瑕疵担保責任まで排除され、興和だけは全く責任を負わず、費用は政府が負担、つまり我々の血税で賄うことになっています。
この条項があるがために、法律上の瑕疵担保責任まで排除され、興和だけは全く責任を負わず、費用は政府が負担、つまり我々の血税で賄うことになっています。
安倍政権なら一番たくさん布マスクを仕入れた興和が、どんな不良品を納品していても責任を負わないんですよ?!
こんな不公平、こんな税金の無駄遣いあり得ませんよ。
もう誰もアベノマスクは要らないし、費用だおれなので、即刻配布は中止して、契約内容や費用を全部洗い直すべきです。
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ベストファーザー賞多数回受賞の上地雄輔?さんとか、つのだ🌟ひろさんとかが、アベノマスク、政府からいただいた有り難いものだから大事に使おう、文句言うなとか言ってるの見ると、江戸時代のお百姓さんかと笑
主権者として納めた税金で配布されてると言う近代的な意識が皆無なので、せめて人に押し付けんじゃねえよ、その封建的感覚!と思わざるを得ません。
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アベノマスク8億円検品、穴だらけ 不良発覚後の契約、消えた瑕疵担保責任…
上東麻子山口朋辰
毎日新聞 2020年5月27日 16時00分(最終更新 5月27日 21時39分)
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検察庁法改正案の今国会成立の見送りに関して記者団に説明するため、マスクを外す安倍晋三首相=首相官邸で2020年5月18日午後6時45分、竹内幹撮影
政府が配布を進める布マスクは、配送費や印刷費などにも多額の税金が投入されている。中でも気になるのが検品費用とされる8億円だ。政府は「当初から予定していた」と説明するが、契約書や関係者の話をたどると、カビなどの不良品が大量に発覚したことから、慌てて検品を依頼した疑いが出てきている。さらに契約条件にも不可解な点が……。【上東麻子、山口朋辰/統合デジタル取材センター】
<便乗、拡大、印象>
政府はこれまで、全戸向けの半分にあたる6500万枚と妊婦・介護施設など向け2000万枚の計8500万枚を8億円かけて、検品している。菅義偉官房長官は15日の記者会見で、「マスク配布事業にあたり、当初から計上した予算の中で対応するもの」と説明。「当初から配布前のマスクの最終チェックを行うことになっており、予算を追加的に投入するものではないと聞いております」と述べた。
政府はこれまで、全戸向けの半分にあたる6500万枚と妊婦・介護施設など向け2000万枚の計8500万枚を8億円かけて、検品している。菅義偉官房長官は15日の記者会見で、「マスク配布事業にあたり、当初から計上した予算の中で対応するもの」と説明。「当初から配布前のマスクの最終チェックを行うことになっており、予算を追加的に投入するものではないと聞いております」と述べた。
問題公表4月18日、契約は23日
布マスク配布までの流れを確認しよう。メーカーや商社は海外から布マスクを調達、国内に搬送し、妊婦・介護施設など向けは直接、市町村に届け、全戸向けは大日本印刷(本社・東京都新宿区)でのパッキング作業を経て各家庭に届けられている。
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布マスクを届ける配達員=松山市で2020年5月23日午前9時57分、中川祐一撮影
大日本印刷広報部によると4月初旬、政府側から打診され、4月中旬までに作業を始めた。契約した業務内容は、個包装されたマスクを2枚1組にして「3つの密を避けましょう!」と書かれた水色のチラシとともに袋に入れ、指定された郵便局に送ること。「数量の確認をして、作業中に気づけば不良品を避けるが、検査作業としては請け負っていない」という。
厚生労働省のマスクチームに配られた資料によると、4月16日までに全戸向けにパッキング作業をした200万枚のうち、カビ、虫の混入などの問題事例が約200件あったことが報告されていた。18日には厚労省が、妊婦向けマスクに不良品が相次いでいることを発表した。不良品を出した興和と伊藤忠商事は23日、全戸向けと妊婦用の未配布分の全回収を発表した。
政府は検品作業を「当初から予定していた」としているが、受注先の宮岡(本社・埼玉県川口市)と契約したのは、厚労省が不良品について発表した後の23日だった。
同社幹部は、「契約の数日前に突然、厚労省マスク班から依頼の電話があった」と証言する。依頼された内容は、マスクの表裏を1枚ずつ袋の上から目視すること、「カビの発生原因となる水分を含んでいるものをチェックする」ため重さを量る作業の二つだという。
メーカーから納入されたものを検品し、厚労省が指定する場所に届けたという。「契約については、こちらからアクション(営業)を起こしたことはなく、突然発生した作業だと思う」と幹部は話す。また、「23日以降新たな契約は結んでおらず、今後の話も頂いていない」という。
不良品の発覚や業者との契約の流れをたどると、政府の「当初から予定していた」との説明に矛盾が生じる。国は当初、配送前のパッキング作業だけを予定していたが、全戸向けのパッキング段階でカビや異物混入が見つかり、市町村に届いた妊婦向けマスクでも不良品が相次いだため、急きょ、検品作業を専門業者に依頼することになった可能性が高い。
“免責”の興和「コメントできぬ」
契約について調べるとさらなる疑問も出てきた。3月に福祉施設向けなど2000万枚の契約を交わした5社のうち、興和だけ契約内容が異なっていた。興和との契約書には「本契約の取引が非常事態への対応として実施されることに鑑み、納入現品について隠れた瑕疵(かし)を発見した場合でも、乙(興和)に対し責任を追及しない」となっていた。
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興和との契約書。第8条に「本契約の取引が非常事態への対応として実施されることに鑑み、納入現品について隠れた瑕疵を発見した場合でも、乙(興和)に対し責任を追及しない」とある=尾辻かな子事務所提供
通常の売買取引では、商品に隠れた欠陥があった場合、売り主が賠償責任を負うことなどを定める。実際、他4社の契約書には、納入した商品に「隠れた瑕疵を発見したときは、直ちに良品と引き換えさせ」、または「損害賠償金を支払わせることができる」などと記されている。
衆院消費者問題特別委員会の19日の質疑では、立憲民主党の尾辻かな子議員が、この問題を指摘。8億円について「本来、きちんと契約されて納品されていれば、かからなかった費用ではないか」とただすと、小島敏文・厚労政務官は、興和との契約書の末尾に「紛争又は疑義が生じたときは、協議の上、解決する」とあると示した上で、「基本的にはメーカーが受けてメーカーが検品をして納入するのが当たり前ですから、そのことはきちんと踏まえて納入業者と求償権を含めて検討していきたい」と答弁した。
なぜ興和だけ瑕疵担保責任を問わないのか。政府側の明確な説明はないが、21日の参院厚労委員会で、吉田学・医政局長は「調達に向けた最大の努力をした中、納入から配布まで国民の皆さんの期待に応えるように努力した。相手方との話し合いも含めた契約内容になっている。いずれにしても、興和との契約においても、他社と同様に代替品をメーカーから提供いただくことにしている」と答えた。
契約書に瑕疵担保責任が記されていないことについて、興和広報部は27日午前、「現時点ではコメントできない」と話している。
他4社と異なる契約「不自然さ拭えぬ」
国や自治体の政策形成を研究する同志社大の真山達志教授(行政学)は、瑕疵担保責任の契約を興和とだけ交わしていなかった点について「ぎりぎりの交渉だったことを差し引いても、他の4社と異なることで、不自然さが拭えず、詳しい経緯説明が求められる」と注文する。
布マスクの配布事業については「行政サイドの意向確認や実現可能性の検討がされず、緊急とはいえ莫大(ばくだい)な経費のかかる契約をバタバタと不透明に進めている」と指摘する。「ずさんな決定過程を経た政策は、契約などの一連の実施過程で不具合が多く生じるのは世の常。布マスク配布は、その典型パターンです」とばっさり。政府は布マスクの配布を続ける方針だが、真山教授は「膨大な予算の無駄遣いで、すぐにやめたほうがいい」と話している。
衆院消費者問題特別委員会の19日の質疑では、立憲民主党の尾辻かな子議員が、この問題を指摘。8億円について「本来、きちんと契約されて納品されていれば、かからなかった費用ではないか」とただすと、小島敏文・厚労政務官は、興和との契約書の末尾に「紛争又は疑義が生じたときは、協議の上、解決する」とあると示した上で、「基本的にはメーカーが受けてメーカーが検品をして納入するのが当たり前ですから、そのことはきちんと踏まえて納入業者と求償権を含めて検討していきたい」と答弁した。
なぜ興和だけ瑕疵担保責任を問わないのか。政府側の明確な説明はないが、21日の参院厚労委員会で、吉田学・医政局長は「調達に向けた最大の努力をした中、納入から配布まで国民の皆さんの期待に応えるように努力した。相手方との話し合いも含めた契約内容になっている。いずれにしても、興和との契約においても、他社と同様に代替品をメーカーから提供いただくことにしている」と答えた。
契約書に瑕疵担保責任が記されていないことについて、興和広報部は27日午前、「現時点ではコメントできない」と話している。
他4社と異なる契約「不自然さ拭えぬ」
国や自治体の政策形成を研究する同志社大の真山達志教授(行政学)は、瑕疵担保責任の契約を興和とだけ交わしていなかった点について「ぎりぎりの交渉だったことを差し引いても、他の4社と異なることで、不自然さが拭えず、詳しい経緯説明が求められる」と注文する。
布マスクの配布事業については「行政サイドの意向確認や実現可能性の検討がされず、緊急とはいえ莫大(ばくだい)な経費のかかる契約をバタバタと不透明に進めている」と指摘する。「ずさんな決定過程を経た政策は、契約などの一連の実施過程で不具合が多く生じるのは世の常。布マスク配布は、その典型パターンです」とばっさり。政府は布マスクの配布を続ける方針だが、真山教授は「膨大な予算の無駄遣いで、すぐにやめたほうがいい」と話している。
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!
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