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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

週刊朝日のことを間違えて「鬼畜」と言っちゃった橋下市長の謝り方

2012年10月23日 | 橋下維新の会とハシズム

(大阪市の労働組合に謝罪させる橋下市長。人に謝らせる時はこんな感じの人です)

 

 

 佐野眞一氏と週刊朝日が「ハシシタ 奴の本性」という記事を掲載した件で、橋下徹大阪市長は2012年10月19日、週刊朝日側が連載打ち切りと謝罪をするという対応を受け、ツイッター上に

「今回の件は、謝って済む話ではないことは分かるだろ。それでも最後のところで謝罪と連載打ち切りにした。これでノーサイドにしてやる。」

とゴーマンな感じで書いたのですが、弱者いじめと異様にしつっこいところが性格上の欠点なのと、この事件の後の世論調査でも支持率があまり上がらなかったことでもっとこの事件を利用しようと思ったのか、その後も執筆者の佐野眞一氏と朝日叩きをやめませんでした(どんなノーサイドや)。

 たとえば、10月20日のツイートから、彼のお母さんが巻き込まれたということに関してだけでも・・・

今回のことを表現の自由の範囲だと言う識者もまだいるので、週刊朝日の「行動」も指摘しておく。週刊朝日が発売された日(前日か翌日かは正確ではないが)に、週刊朝日は、僕の実母に、この週刊誌を送り付け、話が聞きたいので連絡をくれとの書面を同時に送ってきた。

これは権力チェックや表現の自由でもなんでもない。こんな週刊朝日の記事は、僕の実母は目にもしたくない。自分のせいで子どもや孫に迷惑をかけたと一番感じているのは実母だ。それを僕への攻撃のみならず、権力にも何にも関係のない僕の実母にあの週刊誌を送り付けてきた。

その上で、僕の実母に、この記事について話をしたいので連絡をくれと書面が同封。いったい週刊朝日はどれだけ偉いのか。朝日新聞社はどれだけ偉いのか。あのような記事を見せられて、普通の人間は何を話せると言うのか。そこで取り乱す僕の実母の状況を、また記事にしようとしていたのか。

正論ぶったことを言いたい連中は、まだ表現の自由だとかなんとか言う。今回は表現でもなんでもない。完全な暴力だ。有形力の行使ではない、まさに表現による暴力だ。朝日新聞社グループの週刊朝日は、あの週刊誌を発売後ただちに僕の実母に送り付け、話が聞きたいとの書面を同封。

この週刊朝日連中は、どんな心境で、どんな表情でこういう行動をとったのか、僕は知りたい。そしてこれこそが僕のルーツを国民に開示しようとした同じ動機で、国民に開示すべき情報提供だ。僕への攻撃は良いにしろ、実母は普通の市民だ。これは表現というものではなく、暴力そのものだ。


 そして、さらに・・・・


毎日新聞 2012年10月22日 20時05分(最終更新 10月22日 23時08分)

橋下徹・大阪市長=長谷川直亮撮影
橋下徹・大阪市長=長谷川直亮撮影

 橋下徹大阪市長は22日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、おわびが掲載された同誌が市役所に 届いたことを明かし、「謝り方も知らない鬼畜集団」などと批判、公開の場で直接謝罪するよう求めた。記事を執筆したノンフィクション作家の佐野眞一氏に対 しても「佐野を(社会的に)抹殺しに行かないといけない」などと激しい言葉を並べた。

 市によると、同誌を発行する朝日新聞出版の社員が22日に市職員に手渡したという。橋下氏は大阪市内で 記者団に「僕は子供に、謝る時は週刊誌を送りつけて終わりという育て方はしていない」と批判。同誌が橋下氏の実母に、記事を掲載した週刊誌を送り、取材を 求めたことを明らかにし、「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」などと激怒した。また、佐野氏についても「向こうはペンの力で僕(や家族)を殺 しにきた。佐野を抹殺しに行かないといけない」「僕と同じくらい異常人格者だ。佐野のルーツを暴いてほしい」などと話した。

 連載は同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。同誌は2回目以降の連載休止を決めている。23日発売の11月2日号では2ページにわたる「おわび」を掲載した。【原田啓之】

 

 

 毎日新聞は橋下氏が言った通りに報道しただけなのですが、まあ、すごい言葉の連続ですね。いくらお母様が巻き込まれたと思いお怒りだとはいえ、よくお人柄が表れていると思います。子供たちの手本になるべき政治家が、人のことを鬼畜とか、犬猫以下とか、異常人格者だとか、抹殺しに行くとか、やめてほしいです、本当に。

 第一、佐野さんは公人じゃないですから、「佐野のルーツを暴いてほしい」はだめでしょう。

 さすがの橋下氏もこれを報道されたのはやばいと思ったらしく、この毎日新聞の報道に対して、今日10月23日朝から、


僕が週刊朝日を鬼畜集団だと言ったのは、実母に週刊誌の現物を送り付けてきて、話を聞きたいと書面で連絡してきたから。産経が的確。産経 新聞記事にはないが「佐野を社会的に抹殺」というフレーズは、文春・新潮のときと抗議が違うと言う毎日の質問に対して

 言論で人は社会的に抹殺され得る。それは普通の市民では体験することはまずはない。そのような攻撃を仕掛けて来られたら、そりゃ、相手を言論で抹殺する気持ちで対応しなければやられてしまう。文脈全部飛ばして「佐野を抹殺」。今度は毎日新聞か・・・


とツイッターで怒っていたのですが、夕方になって、こうツイートしました。


【訂正・お詫び】連載第一回の週刊朝日を、週刊朝日サイドが実母に送り付けた事実は存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです。週刊朝日サイドから実母へ送ってきたのは連絡が欲しい旨のレタックスで、当該週刊朝日発売日前です。

週刊朝日発売日当日、同じマンション内に住む実母が実妹が購入した週刊朝日とレタックスを僕のところに持ってきました。僕も登庁前だったので実母の話を早とちりし、週刊朝日の現物とともにレタックスを送ってきたと勘違いしました。

事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます。


だそうです。九州の演説会では、やたら俺はケンカが強いと自慢していたのですが、情けねえなあ、もう。

 週刊朝日があの号をお母さんに送り付けてきたから「人間じゃない。鬼畜、犬猫以下。矯正不可能だ」って言ってたのに、妹さんが買ってきてましただって(呆れ)。

 レタックスの現物を渡されたら日付くらい見たらいいじゃないですか。簡単なことです。4日間も間違えたままで中傷し続けるなんてありえないでしょう。基本的な確認くらいはしてください。

 しかし、気づくのは遅いけど、気づいたら謝るのは週刊朝日並みに速くて、そこは偉いです。偉いですが、謝罪はこれだけですか?

 週刊朝日は記事の内容を謝罪するのに紙面2ページを使いました。しかし、橋下市長は「謝り方も知らない」「このような記事をなぜ掲載したのかしっかりと検証すべき」と納得せず、週刊朝日の編集長に、橋下市長の記者会見まで来て、公開の場で謝れとおっしゃったのです。

 この件は、記者団に公開の場で「鬼畜集団」云々と言いまくったわけですが、まさかツイート3つで謝るだけで収める気ではないですよね?鬼畜云々という罵詈雑言は、ツイッターだけじゃなくてテレビカメラの前で記者団に堂々と言ったんですから。

 なぜ、こんな間違いをしでかしたのか検証しないとね。

 そのうえで、週刊朝日の編集部や毎日新聞社に行って、直接、公開の場で謝るべきですよね、橋下市長?!


・・・・いえいえ、それはできないでしょうから、橋下市長を、週刊朝日も毎日新聞も、これでノーサイドにしてやる(笑)。



追伸

橋下さんは、「ツイッターのおわびで十分」として、週刊朝日側に直接謝罪はしないということです。

やっぱりな(笑)。

維新塾に応募してきた人が捏造したリストで、市の職員労組を間違って追及した時も謝らなかったものね。指導者たらんとするなら、他人への厳しさの万分の一でも自分に向けて、自らを律してください、橋下市長。

大阪市ねつ造リスト職員は維新政治塾に応募 最低なのは市議会ではなく過ちを謝れない橋下維新の会

 



あまりにでかいブーメラン直撃に、なんだかちょっと笑っちゃいました。

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橋下市長「鬼畜」発言を訂正・謝罪

2012年10月23日

自身のツイッターで「鬼畜集団」発言について訂正と謝罪を行った橋下徹大阪市長

拡大写真はこちら

 「週刊朝日は鬼畜集団」と22日に発言 した橋下徹大阪市長が一夜明けた23日、「訂正・お詫び」と題し、自身のツイッターで「連載第一回の週刊朝日を、週刊朝日サイドが実母に送り付けた事実は 存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです」と事実誤認があったことを認め、「事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週 刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます」と訂正と謝罪を行った。

  橋下市長は22日、自身の出自に関する記事が掲載された16日発売の同誌を、週刊朝日サイドが送りつけてきて、「話を聞きたいと書面通知。僕の母親が取り 乱す姿を記事にする企画」が許せない、と怒りをあらわにし、「朝日新聞出版と週刊朝日は鬼畜集団ですよ。謝り方の礼儀すら知らない」などと不満をぶちまけ ていた。

 橋下市長は、23日のツイッターで「週刊朝日サイドから実母へ送ってきたのは連絡が欲しい旨のレタックスで、当該週刊朝日発売日 前です。週刊朝日発売日当日、同じマンション内に住む実母が実妹が購入した週刊朝日とレタックスを僕のところに持ってきました。僕も登庁前だったので実母 の話を早とちりし、週刊朝日の現物とともにレタックスを送ってきたと勘違いしました。」と事実誤認の経緯を説明。

 「事実を訂正するとともに、このような誤った事実認識のもとに、週刊朝日を鬼畜集団と批判したことは申し訳ありませんでした。以後、公言する際は、しっかりと事実確認をしていきます。」と謝罪した。



 

<橋下市長> 週刊朝日「鬼畜」発言謝罪 「完全に事実誤認」

 

<橋下市長> 週刊朝日「鬼畜」発言謝罪 「完全に事実誤認」
橋下徹・大阪市長=山崎一輝撮影
 橋下徹大阪市長は23日、自身の出自に関する週刊朝日の連載を巡り、誤った認識に基づいて同誌を「鬼畜集団」と批判したとして、ツイッターに「おわび」を掲載した。橋下氏は、同誌が記事を掲載した週刊誌を実母に送りつけたとして批判していたが、そのような事実はなく、「勘違いしました」と釈明した。

 連載は、同誌が10月26日号で始めた「ハシシタ 奴の本性」。22日に橋下氏は、同誌がこの号を実母に郵送して「話を聞かせてほしい」と申し入れてきたと記者団に説明した上で、「こいつら異常ですよ。人間じゃない。犬猫以下。本当に鬼畜集団ですね」などと批判していた。

 橋下氏は23日、ツイッターで「訂正・おわび」と題し、「実母に送り付けた事実は存しませんでした。現物は実妹が購入してきたものです」と説明。同誌が実母へ送ったのは取材申し込みの文書だけだったとし、「以後、公言する際はしっかりと事実確認をしていきます」と陳謝した。

 橋下氏は同日、市役所で記者団に対し、母親の指摘で間違いに気付いたと明かし、「完全に事実誤認」と話した。ただ、「ツイッターのおわびで十分」として、週刊朝日側に直接謝罪はしないという。【津久井達】



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52 コメント

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記事にするの早くてワロタw (常駐人)
2012-10-23 18:18:47
> しかし、謝るのは週刊朝日並みに速くて、そこは偉いです。

そうですね。
自分で言った以上は、公開の場で謝罪すべきですね。

そんなことよりも、、、
宮武さんの橋下さんへの情熱にアッパレです(≧∇≦)/
返信する
痛いところを突かれたのかな (にゃんこ)
2012-10-23 18:59:38
>文春・新潮のときと抗議が違うと言う毎日の質問に対して

この毎日の質問の詳細分かりませんか?
どうしてどこも問わないんだろうと思ってたんです。

文春・新潮は許せて、朝日は許せないのはなぜなのか。
部数にしたら二誌の方が上、「週刊誌報道」としての影響力は圧倒的です。
ただ、ひれ伏させた時の影響力は、新聞社>週刊誌ですから、そこを狙ったのかと思っていますが。
返信する
ブログ主さんご自身のお答えは? (ハクツル愛飲者)
2012-10-23 20:16:20
ブログ主さんの前の前の記事,佐野眞一氏と週刊朝日の「ハシシタ 奴の本性」は橋下徹大阪市長の人権を侵害していない,には私もコメントさせていただき,他にもブログ主さんのお考えに対する疑問や反論などが述べられています。現在も引き続き。
また,前の記事にも結論じゃなく,アプローチに異論が出てますよね。

それらについて,何らかお答えはないのでしょうか。
答えるつもりはないというのであれば,それだけでも表明されたらいかがでしょう。

私は日々失望の念を募らせる一方です。
私はこのブログを今回の件がきっかけで知りました(私にとっては不幸なタイミングでした)。
ブログ主さんの考えを知ろうと,過去のエントリも少し見ました。
一貫して橋下氏の問題性を訴えてこれられたのだと受け止めています。
場合によってはブログ主さんの記事の誤りを指摘しているのではないかと思われる反応がありつつ,それにもちゃんと再反論がされていて,ちゃんと理論武装して意見表明されていると思い,信頼感を持ちました。

しかし,さればこそ,なぜあの記事だったのか。
週刊朝日・佐野の言説に問題はないのか。
橋下氏を追及する側としても,あれを擁護していいものだったのか。

全く疑問は晴れません。

今後感情的にならないと言いながらいささか感情的です。

コメント欄に寄せられた記事に賛成される方々の見解には,本来ブログ主さんとして必ずしもその発想法に賛同されるものではないのじゃないかと思われるものもありました。
そのような意見に支えられたままで潔しとしない方だと思っていたのですが。

失望感を示した方に対して,ノーアンサーを貫くような方ではないと思っていたのですが。

ブログ主さんがこのままお答えにならないお考えなら,このコメントは非公開のままとして下さい。

私の感情は自分で決着をつけます・・・って脅しじゃないですからね。
ブログ主さんには何もしません。こんなこと分かってないはずはないと思い込んだ,私の人間に対する認識の甘さを再検討するだけです。
その結果何らかの結論に達しても,ヘンな攻撃をかけるつもりはありません。私も橋下氏が力を得るのは反対ですので(橋下氏個人に対しては何の恨みもないですけど)。

橋下氏の問題性を指摘する言説が仮に勝利を収めても,今後私はその論者がまやかしじゃないか,常にしんどい作業をやり続けなればなりません。あっけらかんとできない私の血かDNAのなせるワザですので,これはやむを得ないのですよね。
返信する
Unknown (Hori)
2012-10-23 20:25:07
さきの記事では宮武先生に反対の立場をとりましたが、別に橋下支持者ではないので、こっちの記事の方は同感です。なんでわざわざ事実確認しないで余計なこと書くのかなあ(笑)。
返信する
週刊朝日・佐野の言説に問題はないのか。 (ray)
2012-10-23 20:43:35
私は大いにあると思っています。

ちらっと書きましたけど、センセーショナルなやり方で、センシティブな問題を扱うべきではなかったと思います。

また、その後の腰砕け!
日本の表現の自由を大いに危うくしたと思います。

>橋下氏を追及する側としても,あれを擁護していいものだったのか。

私が書いたのは表題通り、あくまで、橋下氏一人の人権を侵害したか、と言う点です。その点では、不穏当と人権侵害とは違うと書いた通りです。

常駐人さん、にゃんこさん、ハクツル愛飲者さんやHoriさんような、バランス感覚があり理性的な方が次々と来ていただいたことこそ、あの記事を書いた一番の大きな意味となりました。

ただ、そういう中庸の美徳を持った方々には、なかなか呑み込みにくい記事であろうことは予想もしていましたし、反響を見てあらためて勉強にもなりました。

それでも、書いた中身と書いたこと自体には後悔はないです。

ただ、コメントにも書きましたけども、橋下市長のお子さんのことについては、改めて考えてみたいと思っています。

皆様、ありがとうございました。
よろしかったら引き続きこのブログを見守ってやってください。
またいろいろご指導もくださいませ。
返信する
佐野さんの指摘があたって… (記者)
2012-10-23 20:57:10
私、現役の記者です。ブログ主の主張は共感できる部分もあるのですが、被差別地域を明示したこと、血脈(遺伝)的な表現をしたところに決定的な間違いがあると思います。

ただし、経過的には、政治家、権力者として、橋下氏には根本的な間違いがあります。今日も、発言の取り消しがありました。この人は、人格障害的な(あくまで的です。私はいしゃではありません)根本的な欠陥があるのだろうと想像します。そのことを報じるのはジャーナリズムの責任です。差別でも何でもありません。
返信する
あれれ,コメント公開になりました (ハクツル愛飲者)
2012-10-23 21:02:34
「ブログ主さんがこのままお答えにならないお考えなら,このコメントは非公開のままとして下さい。」
と書いたのですが,公開になったということは,近々ブログ主さんからの返答があるということですよね?
・・・というようなスリカエは言いません(^_^;

「当ブログへのコメント」,というところに,
「あまりお答えできませんがコメントを歓迎しています。記事に批判的でも一向にかまいません。人を不愉快にする・品が悪いもののみ承認しません。コメントにはお一人お一つ必ずハンドルネームをつけてください。」
と書いておられる以上,勝手に非公開を希望しても承認されて公開され,更に「余りお答えできない」ということでお答えもない,という展開は予想しておりますよ。

ただ,私のこっぱずかしい心情に関わる部分を含めて非公開をお願いしたのを公開されたのですから,ブログ主さんにはぜひともお答えをいただかなければ,さすがに私も感情的には納得できませんので,どうぞよろしく前々回の記事に対する批判的意見に対する,貴見をお示し下さいますようにお願い申し上げます。
どうぞよろしく。

返信する
橋下より石原の方が問題 (愛読者)
2012-10-23 21:02:56
橋下のような小物より石原の方が問題だと思います。
とうとう石原は深刻な日中問題を引き起こしました。
石原のせいで、戦争になるところでした。

橋下なんかどうせ誰も支持しませんよ。
もうそろそろ、有権者は皆「橋下=小物」に気付いたでしょう。

それより、超危険人物:石原を叩いて頂けないでしょうか?
是非是非是非是非お願いします。
返信する
行き違いでした (ハクツル愛飲者)
2012-10-23 21:24:29
先ほどコメントしたら行き違いでブログ主さんのコメントがありました。失礼がありましたらお詫びします。

私のコメント扱いはお任せしますが,中庸の美徳云々はどうでしょうか。

私は他の批判的コメントをされた方と,変に別扱いされても困ります。

その後の腰砕けも(これ自体は泣きたいほど情けないことですが)当初の言説の問題性とは無関係と思います。

橋本氏のお子さんに対する問題を考察されるのは有益かと思いますが,そもそものあの記事の読み方について,字面だけみて何も差別してないというのは,やはり違いませんか。
法的に人権侵害でないかどうかだけが論点だったとも思いません。
件のエントリの表題は人権を侵害していない,ですが,ブログ主さんの職業経歴をみた人は,「人権侵害でない」=「何も問題でない」と受け取る危険性があると思います。

あの記事が与えた衝撃は,被差別とかヤクザとか,自殺とか,金属バット殺人犯だとか(これらすべてが当人でなく,当人以外の血縁者),そういういかにも否定的評価を食らいそうな断片的事実を,特定人の人格の分析に正面切って用いようとしたことにあると思います。記事の文面で直接的に佐野氏の考えとして書いてないというのははっきり言って卑怯な言い逃れとしか思いません。
こんなことが通るなら,今後誹謗中傷したい人に対する否定的言説を,取材対象者の発言として書けばオールOKですか?

公人については広範に批判の目にさらされるべきという論を述べられたコメント主さんたちのお考えを見ても,あれをああ言わないと正確な橋下氏の評価はできないのか,極めて疑問に感じます。

佐野眞一氏が,主観的にこれら事実が橋下氏の人格形成に影響していると言いたいのであれば,後に予定されていた論稿も併せて,一本の完結した論稿として世に問うべきであり,連載の途中なのだからという言い訳をすべきではありません。なお,佐野氏も週刊朝日もそのような言い訳はしておらず,あの記事を肯定したい方が勝手に後の展開を予想してその可能性を述べているだけだと思います。

いささか熱くなりました。
人に対する見方が甘い私は,ブログ主さんが無視を決め込まなかったことが嬉しいです。

ぜひ,もっと突っ込んだ点まで,ご意見を伺いたいです。
返信する
社交辞令と分かっていても、、、 (常駐人)
2012-10-23 21:31:33
「バランス感覚があり理性的な…」と言われると喜んでしまう自分がいる(´▽`)

その言葉に少しでも応える意味で、宮武さんのコメを再検討してみました。

> 思想の自由市場と言いますが、いろいろな考え方にみんなが自由に接しられて、そこから取捨選択したり、ご自身の考え方を形成したらいいじゃないですか。
> いろんな意味で、思想が市場に出なくなるタブーは良くないんです。

流し見してしまったこの部分…
すごく深いことに気がつきました。
確かに、思想の固定化って恐いことですよね。
もし万が一、変な方向へ流れたらと考えるだけでゾッとします。

それに、、、
ココは宮武さんのスペースなのだから、思ったことを書いて良いはずですよね。

読者は、、、
「あぁ、こういう考え方もあるんだな~」と捉えればいいだけであって
「いや、その考え方は間違ってる!訂正しろ!」と押し付けることではないですね。

もしそこで折れてしまうようなことがあったら、それこそ↑のコメで宮武さんが述べてるように
日本の"表現の自由"を大いに危うくすることになるのだと思いました。

自分が宮武さんのブログに常駐させていただいてるのも
【自分と違う視点】・【自分と違う考え】に接してみたいとの思いからなので
これからは、脊髄反射的に反論するのではなく
宮武さんが、何を述べようとしてるのかを一番に考えながら見たいと思います。

ということで、、、
これからも迷惑にならない範囲で常駐していきますので、宜しくお願いしますm(_ _)m
返信する

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