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わたくし、全国5万人近い弁護士でも珍しいと思うんですが、東京都と京都府のある町内会の顧問弁護士をそれぞれやっております。
二つともそれぞれ大事件が起きて、その事案の処理をご縁に顧問弁護士になったわけですが、東京都の方はまさに外苑周辺の再開発が問題になっている港区青山のさる町内会なんですよ。
そして、今年もその町内会の新年懇親会に呼ばれたら当時の港区区長や副区長がずらっとご挨拶にいらしてまして。
港区と町内会の間のある問題を数年間調整してきたので、町内会役員からはもちろん、そういう「偉い」方々からも
「先生のおかげでなんとか無事ここまでたどり着きまして。。。」
と言っていただいたばかりなのに、ちょうど1週間前の2024年6月2日投開票の港区区長選挙でその区長さんが落選しちゃったんです(笑 ご当人たちにとっては笑い事じゃないか)。
今回の現職区長の落選に関しては、多選批判と自民党批判のダブルパンチだったという分析が多数なんですが、明治神宮外苑前再開発問題も絶対に影響していると思います。
その新年会で聞いた話なんですが、明治神宮はこの木を切る改革と言われる再開発に賛成なんですってね。
その辺が栄えればお賽銭も増えるという計算らしく、明治神宮の氏子に皆なっている周辺の商店街も右に倣えで賛成のお店が多いんだそうです。
しかし、住民は外苑前再開発には恐れをなしています。
もちろんあの豊かな並木が切られちゃうというのにも反対ですが、それでなくてもバカ高い伊藤忠のビルが2倍になる!?という超高層化で、ビル風がどんなになるか、というのが恐ろしい。
今でもですね、青山通りに行くとすんごい風で地域のご老人なんか飛ばされそうになっているわけですよ。
それがさらに高層化したらどれだけの突風が吹き荒れるかわからないので、商売をしていない住民は再開発に大反対なんです。
少なくとも当選した清家新区長は『「神宮外苑再開発」の事業者の説明責任の徹底』を公約にしている。
私が顧問をしている町内会はここじゃないけど、住んでる人は内心ではみんなこう思っている。
さて、古寺多見さんも呆れておられましたが、選挙の時には現職の区長を応援していたのに、新しい区長が選ばれたとたんに新区長と数分だけ面会をねじ込んでツーショットの写真を撮らせ、さも自分が応援して新区長誕生に手を貸したかのような印象操作を行なった、選挙にだけはとんでもなくしたたかで強い小池百合子東京都知事。
kojitakenの日記さんより小池百合子を応援した港区長は落選したのに、小池は支援してもいない清家愛次期区長にすり寄った(呆)
この小池都知事、樹木に恨みでもあるかの如く、日比谷公園の木も切ろうとしているし、東京五輪の時にはパブリックビューをやると言って代々木公園の木も切ろうとしました。
そして明治神宮外苑地区での再開発では、樹木を伐採して野球場やラグビー場を建て直して高層ビルを建築する再開発が計画されているわけです。
あそこの大量の樹木の伐採はもちろん、現在の神宮球場から建て替えられる新球場の建設に伴い、象徴でもあるイチョウ並木の生育に影響するのではないかと言われていて、多くの市民が反対し、故坂本龍一さんも物申し、夫妻で青山学院大学卒のサザンオールスターズの桑田さんも歌を作ってくれました。
この計画に対してはまた詳しく書きますが、我が日弁連も3月に反対声明を出し、国連のビジネスと人権の作業部会も5月に市民との協議が十分に行われていないことなどを理由に
「人権に悪影響を及ぼす可能性がある」
と懸念を表明したばかりです。
まさに自分の店の前の街路樹を薬品で枯らせて見通しを良くしていたビッグモーターみたいな小池都知事なわけですが、現在立憲民主党の参議院議員を20年勤め、今回無所属で立候補する蓮舫氏がこの木を切る改革に待ったをかけました。
もう全世界を敵に回したかの如く、アジア太平洋戦争末期の戦艦大和みたいに集中砲火を浴びている蓮舫氏ですが、今回も勇気ある発言をしてくれました。
長年同地区の樹木の調査を続けており再開発見直しを求めている国際記念物遺跡会議(イコモス)の日本国内委員会の石川幹子理事とともに6月8日に約1時間、明治神宮外苑地区の視察を行った蓮舫氏は報道陣の取材に、同再開発問題について
「1度決まった再開発でも、首長の判断で立ち止まることはできると思っている」
「都から事業者に新たな伐採計画を出すようにといわれていながら、いまだに出てきていないのは、何らかの力が働いているとしか思えない。いったん、立ち止まるべきだと思う」
「当然、争点です。当たり前だと思う。(事業者側が新たな伐採)計画を早く出すようにしないのもおかしいと思う。
もし現職の方が出られたら、私は問わせていただきたい。お考えがあって、納得できるかどうかは、都民の投票判断の1つだと思う」
と畳みかけたんですよ。
実に頼もしいではないですか。
次の都知事は蓮舫さん一択です。
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
小池百合子東京都政がすすめる都内の森林の伐採と再開発は、人権侵害を危惧されるシロモノです。国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会報告書の指摘。 #蓮舫がんばれ
ハフィントンポスト
神宮外苑再開発、日弁連が工事停止を求める声明「客観的・科学的であるとは認められない」
神宮外苑の再開発は「人権に悪影響を及ぼす可能性がある」国連人権理事会が報告書で指摘
人のつくった森: 明治神宮の森「永遠の杜」造成の記録
うちの事務所はコロナでリモートワークになった2020年5月までは銀座線の外苑前駅にあったので、青山通りをこよなく愛するわたくしとしてはほんまに怒り心頭なんです。
さて、次に書く予定なんですが、小池都知事の東京都議会での答弁拒否、議会制民主主義の破壊が酷すぎるんです。
これに関して結構保守的なコメントもする、しかしうちのブログと同じで「キレ芸」で有名な(笑)、お笑いのカンニング竹山氏が
「都議会の状況が、メチャクチャになってることをみなさん知ってますか? ってことです。
都知事は拒否するし、何回質問しても『他の人言え』、『知事答えてください』って言っても答えないってことが年間に何十件もあるわけですよ。
それの問題が起こっているのに、都民は何も知らない。
そのVTRが今、出だしていますよ」
と猛然と告発したんです。
こういう人が本当のコメンテーター。
権力にしっぽを振ることしかできないスシローとか徹とか恵実とか憲寿とかほんとに要らんわ。
【#蓮舫がんばれ】田崎史郎・橋下徹・金子恵実らコメンテーターの蓮舫包囲網がひどすぎる。東国原氏でさえ「あの御仁、一応政治ジャーナリストを標榜されている。平素より、野党系とかを平等に取材してないんだな」
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蓮舫氏「1度立ち止まるべき」神宮外苑再開発地区を視察、東京都知事選で「当然、争点になる」
同再開発をめぐっては、樹木の伐採や、現在の神宮球場から建て替えられる新球場の建設に伴い、象徴でもあるイチョウ並木の生育に影響するのではないかと懸念の声が多く、事業者側は対応策を取っているとするが、現在も反対論がくすぶっている。
長年、同地区の樹木の調査を続け、再開発見直しを求めている国際記念物遺跡会議(イコモス)の日本国内委員会の石川幹子理事とともに約1時間、視察を行った蓮舫氏は、石川氏からイチョウや樹木の生育状況について説明を受けた。
終了後の取材に「1度決まった再開発でも、首長の判断で立ち止まることはできると思っている」とした上で「都から事業者に新たな伐採計画を出すようにといわれていながら、いまだに出てきていないのは、何らかの力が働いているとしか思えない。(再開発は)いったん、立ち止まるべきだと思う」と訴えた。
この問題が、都知事選の争点になるかと問われると「当然、争点です。当たり前だと思う。(事業者側が新たな伐採)計画を早く出すようにしないのもおかしいと思う。もし現職の方が(知事選に)出られたら、私は問わせていただきたい。(小池氏に)お考えがあって、納得できるかどうかは、都民の投票判断の1つだと思う」とも訴えた。
一方、依然公表していない都知事選の公約の発表時期についてあらためて問われたが「候補者がほぼ出そろったところで、(有権者の)みなさんに比較していただきやすいタイミングで出したいと思っている」と、述べるにとどめた。
7月7日に投開票を迎える東京都知事選挙。小池百合子現都知事はいまだ出馬表明をしていないものの、すでに立候補を表明している立憲民主党の蓮舫氏との対決に注目が集まっている。6月5日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金・夜9時~)で都知事選の争点のひとつとして取り上げたのが、都庁のプロジェクションマッピング事業。ゲストでお笑い芸人のカンニング竹山が都政に苦言を呈し、ネット上では2人の因縁がクローズアップされている。
48億円超もの費用を投じたプロジェクションマッピングについて、竹山は「1日2000万円放出していくんですよ。やることによって1日2000万円のお金がなくなっていくのね。これ都民の税金が」と切り出し、開催場所が新宿西口の都庁であることに触れて「観光で人が集まってどうなるんだ」と、その効果に疑問の声をあげた。
さらに竹山は「裏に、とある広告代理店に“これだけ払っている”。“いや、そこは払っちゃいけないことになってるでしょ”とか」と不自然な金の流れや都政の不透明さを指摘していた。その後、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が、「大事なことは小池さんが単独でやったわけじゃなくて、ちゃんと都議会を通過していることなんです。民意に基づいて行われている」と擁護すると、竹山は「確かに都議会を通じて…っていうプロセスは踏んでるんだけど」と前置きしてこう反論した。
「都議会の状況が、メチャクチャになってることをみなさん知ってますか? ってことです。都知事は拒否するし、何回質問しても『他の人言え』、『知事答えてください』って言っても答えないってことが年間に何十件もあるわけですよ。それの問題が起こっているのに、都民は何も知らない。そのVTRが今、出だしていますよ」
竹山の都政批判に、ネット上では《説得力があるな》《都議会がそんなことに…知らなかった》と称賛の声があがる一方、《バトル再燃か》《3年前の抗議文騒動を思い出す》といったリアクションが寄せられていた。
「カンニング竹山さんは2021年3月にTBS系の『アッコにおまかせ!』に出演した際、小池都知事が出演したYoutubeの動画について『4.7億円の税金が使われている』とコメント。しかし、4.7億円という額はおよそ半年間に計上した広告費の総額。番組内で竹山さんが訂正したものの、のちに東京都がテレビ局と竹山さんが所属する事務所に抗議文を送付していたことが発覚。都には『言論封殺だ』『タレントいじめだ』などと苦情の電話が殺到する大騒動に発展しました。なお、竹山さんが言及した都議会の答弁拒否をめぐる騒動はYoutubeでも閲覧でき、いかに紛糾しているかがわかります」(都政ウォッチャー)
都知事選が近づくにつれ、注目度を増す竹山。「抗議文」を送付されないよう、慎重かつ正確なコメントが求められそうだ。
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“風見鶏”橋下氏にすら酷評される『 お情けでカイロ大学卒業 』の小池氏は完全にオワコンですね。(苦笑)
商品券1万円もらって喜んでいたら、『五輪の負債』肩代わりで『都民は一人1万円』負担…さらに『国民も負担させられる』ことを踏まえると…『インチキ買収に絶対に騙されない』ことが大切ですよね。
https://www.fnn.jp/articles/-/236999
☆東京五輪・パラ「赤字は約2.3兆円」の試算も...都民は1人10万円の負担? 「チケット減収分900億円」は都が“補てん”か
2021年9月10日 FNN