ドリル小渕に続いて、シュレッダー晋三と言われている安倍首相。
内閣府は2019年の同会の招待者名簿について、共産党議員から5月9日に資料請求を受けた1時間後にシュレッダーで廃棄を始めた、としています。
これを証拠隠滅ではないと言い抜けるために安倍首相はその経緯について、2019年12月2日の参院本会議で
「シュレッダーの空き状況や、担当である障害者雇用の短時間勤務職員の勤務時間などとの調整を行った結果、使用予定日が5月9日となった」
などと説明しました。
人格劣等だとは思っていましたが、よくも抜け抜けといえたもんだとツイッターなどでも唖然とする人続出です。
障害者かどうか関係ないし!
一定の割合の障害者雇用の制度を作ったのも、この人たちを雇用したのもあなたたち政府だし!
だいたい、安倍首相や菅官房長官が、ジャパンライフの人たちの情報を出さない理由として個人情報保護をあげておきながら、これでは命令されてシュレッダーに名簿をかけてしまった職員が特定されかねないではないですか。
これに対して、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で重い障害を持つ、「れいわ新選組」の舩後靖彦・参院議員は、4課にコメントを発表して、安倍晋三首相が障害者雇用に触れたことを「不適切だ」と批判しました。
舩後氏は
「担当職員の属性は資料破棄の根本問題とは関係ない。障害者雇用のために破棄に時間がかかった理由のように語られるのは不適切であり、非常勤職員の弱い立場を利用したとも受け止められる内容と感じるので、残念に思う」
と言っています。
自分たちが助かるためなら、障害者雇用制度の首を自ら締め、障害者への差別を助長しかねない発言も平気でする安倍首相たち。
不倫するよりよほどゲスです。
障害を含めていろいろな方が議員におられたのは本当に良かったですね。
そのための障害者雇用制度なのに、なりふりかまわない安倍首相の醜態ぶりは見るもおぞましいです。
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毎日新聞2019年12月5日 東京朝刊
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で重い障害を持つ舩後(ふなご)靖彦参院議員(れいわ新選組)は4日、安倍晋三首相が「桜を見る会」の招待者名簿を内閣府の大型シュレッダーで廃棄したのは「障害者雇用の短時間勤務職員」と答弁したことに「障害者雇用のために廃棄に時間がかかった理由のように語られるのは不適切であり、残念に思う」とのコメントを発表した。
舩後氏は首相の答弁について「(名簿を)『桜を見る会』終了後すぐに廃棄できなかった理由の一つとして答えている」。「担当職員の属性は資料廃棄の根本問題とは関係ない」と指摘し「非常勤職員の弱い立場を利用したとも受け止められる内容と感じる」と不快感を示した。
首相は2日の参院本会議で、野党議員が資料要求した5月9日に名簿を廃棄した経緯について「シュレッダーの空き状況や、担当である障害者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整を行った」と発言していた。【浜中慎哉】
「安倍氏は最悪」「日本の姿勢を象徴」米紙誌が安倍氏の“障害者言及”を批判「桜を見る会」名簿廃棄問題
「日本の首相、スキャンダルになっているシュレッダーを操作していた人物が障害者だったことを明かし、非難される」
米国時間12月4日付けの米紙ニューヨーク・タイムズや米誌US News and World Reportが、こんなタイトルのロイター電を報じて、「桜を見る会」招待者名簿廃棄問題をめぐって、安倍首相が障害者に言及したことを批判している。
米紙ワシントン・ポストも11月27日に、安倍政権の公文書廃棄問題を批判したばかり。“安倍政権の汚点”は次々と世界の知るところとなっている。
日本の姿勢を象徴
記事は、「桜を見る会」の招待者名簿がシュレッダーで廃棄された問題について、安倍首相が、2日の参院本会議で、“資料が要求された日に名簿が廃棄されたのは偶然であり、名簿を廃棄したのが障害者雇用職員で、その職員の仕事のスケジュール上、4月の「桜を見る会」終了後すぐに廃棄できず、資料が要求された日に廃棄された”とコメントしたことに言及。
安倍首相のこのコメントに対して、ソーシャル・メディアでは大きな議論が起きているとして、以下のツイッターの声を紹介している。
「ねえ、このコメントは、名前は出していないけど、個人情報を暴露しているよね?」
「彼(安倍首相)は最悪だ。彼は職員のスケジュールにだけ言及することができたはず。なぜ、障害者という言葉を入れる必要があったんだ」
「障害者が廃棄したということは、“障害者だから仕方がなかった、障害者だからこういうことが起きた”ということを暗に言っている」
「首相のコメントは、偏見に凝り固まっており、人々を見下している。コメントには、障害者は間違いを犯すものだという首相の考えが現れている」
また、記事は、
「首相のコメントは、1年前に政府が障害者の雇用数を水増ししていた問題(中央省庁の8割にあたる行政機関で、3460人の障害者雇用が水増しされていた)が発覚し、3年前に男が障害者は生きる権利がないという理由で19人の障害者を刺し殺した事件(相模原障害者施設殺傷事件のこと)が起きた日本の姿勢を象徴している」
という声もあることを指摘、日本政府や日本の障害者に対する姿勢も批判している。
人権問題に敏感なアメリカである。アメリカのメディアが障害者を差別するような安倍首相の発言を問題視したのは当然だろう。
ローマ教皇の発言
折しも、問題の安倍首相発言の翌日、12月3日は「国際障害者デー」であった。
先日、訪日したローマ教皇は、この日、バチカン・シティーで、メジャーとマイナーがあるイタリアのサッカー・リーグに言及しつつ、身体的能力や精神的能力に基づいて、人を“リーグA”や“リーグB”に分別するようなカルチャーを“社会的罪”と批判、「障害者は人類のマイナー・リーグのメンバーではない。しかし、残念なことに、障害者が尊厳を持って対処されていない国もある」と主張した。
日本の障害者の方々は、社会から尊厳を持って対処されていると考えているのだろうか?
障がい者総合研究所が2017年8月に障害者に対して行なった「障がい者に対する差別・偏見に関する調査」によると、
・日常生活において、「差別や偏見を受けた」と感じている人は59%。
・障害者差別解消法(国・都道府県・市町村などの役所や、会社やお店などの事業者が、障害者に対して正当な理由なく、障害を理由として差別することを禁止した2016年4月施行の法律)が社会に「浸透していない」という回答が92%。
・障害者差別解消法の施行以降も、差別・偏見が「改善していない」という回答が89%。
・施行以降も合理的配慮を「受けやすくなったとは思わない」という回答が84%。
障害者差別解消法以降も、障害者に対する対応が改善されていない現状が明らかにされている。
そして、今回の安倍首相発言。
日本が、ローマ教皇が言及した、“障害者が尊厳を持って対処されていない国”であることが証明されてしまったのではないか。
大分県生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。出版社にて編集記者を務めた後、渡米。ロサンゼルスを拠点に、政治、経済、社会問題、トレンドなどをテーマに、様々な雑誌に寄稿している。ノーム・チョムスキー、ロバート・シラー、ジェームズ・ワトソン、ジャレド・ダイアモンド、エズラ・ヴォーゲルなど多数の知識人にインタビュー。著書に『9・11の標的をつくった男 天才と差別ー建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(講談社刊)、『そしてぼくは銃口を向けた」』、『銃弾の向こう側』、『ある日本人ゲイの告白』(草思社刊)、訳書に『封印された「放射能」の恐怖 フクシマ事故で何人がガンになるのか』(講談社 )がある。
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シュレッダーとは切断破砕とか。
国民のつながりを切断し、国民生活を破砕する。
安倍晋三はまさにシュレッダーですね。
追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259690/
お知らせまでいたします。
襲撃の真相ははっきりはしていませんが、私は、「武器ではなく命の水を」とする中村哲さんを排除したい勢力、つまり紛争をよしとする勢力の仕業ではないかと考えています。
ともあれ、中村哲さんの志をアフガニスタンで、世界で広めていくことがどんな哀悼の言葉より勝ると思います。
さて、タイトルの件ですが「朝まで生テレビ」で田原総一朗氏が「ベネッセが自民党の下村博文衆議院議員に二千数百万円の献金をしている」という趣旨の発言をしたことが問題になっているようです。事実と違うというのなら、何故大学入学共通テストにベネッセが食い込んできているのか、問題だらけの「記述式」を護ろうとするのか説明が必要でしょう。
田原さんは久々に私たち国民の大きな疑問を前面に出してくれました。
負けるな田原総一朗、現代版田沼政治を撃ってくれ!!
『公文書がなくなったら困る』からこそのバックアップなのに、正直『何を言っているのか理解不能』なレベルの発言です。
さらに『ジャパンライフと政財界の二人三脚』までばれだして、桜を見る会案件で安倍政権がいよいよ崩壊しだしたと感じます。
障害者職員をこの悪辣な政権が散々冒涜しても今さら驚く話ではないということですね(呆)
単に極悪人が悪行の上塗りをしたというだけに過ぎない。
そしてノーベル平和賞も所詮、孔子平和賞ばりの茶番だったということが今回の悲劇で証明されました。ノーベル賞委員会は、これだけアフガニスタン国民目線ではっきりとした平和的偉業を1983年から成し遂げてきた中村哲さん始めペシャワール会にその生前、平和賞も渡さないで一体誰に渡し続けてきたのか(怒)。
恐らく中村さん自身はこんな権威にまみれた賞など欲しくもなかったでしょうが(マザー・テレサ然り)、少なくとも佐藤栄作、ゴルバチョフ、スーチー、オバマ、劉暁波、EUのような「平和への明らかな裏切り者」や「新自由主義者」、「政治的判断案件」や「西洋中心主義の広告塔」なんかに渡して、中村さんに渡さなかったとなれば、ノーベル平和賞の価値は地に落ちたも同然でしょう。今後、ノーベル平和賞は「ノルウェー外交政策名誉人賞」とはっきり認識します。
そこに群がるコメントもざっと目を通しましたが、異常なものが多いですね。
マスメディアとりわけテレ朝を叩くコメントが本当に多い。あぁネットウヨクには毛嫌いされてるんだなぁくらいにしか感じないし、報道側の悪意があるんだとは思いますが、マスコミ以上にやりたい放題なのは今の政権と与党ですよね。
そもそもネットウヨクがいう偏向や公平ってなんなんでしょうね。
ネットには偏向や公平性があるんでしょうかね。
私もテレビや新聞などのマスメディアには多かれ少なかれ偏った面はあると思いますが、ネットやSNSだって大概偏ってると思いますけどね。
偏向のない記事や報道などそもそもないような気もしますし、それらを取捨選択して自分がどう考えるかってことの方が大事であって、テレビや新聞、ネットSNSにしたって情報を知るツールという意味では大差はないと思うんですけどね。
一方、アベ一味はマルチ業者やパソナ、加計、リニア等とつるむだけでなく、あらゆるところに侵食腐食を進行させている。
総務省おすすめの地方創生策、「地域おこし企業人交流プログラム」なるものでも、電通が地方行政中枢に入り込み、地方自公と悪だくみか、アベ一味のやること何でもあやしく感じてしまいます。
安倍氏は、相続税脱税疑惑、ケチって火炎瓶、統一教会との蜜月、と元々スキャンダルのネタに事欠くことはありませんでしたが、これほど連続で出てきたとなれば当然「米政権に見限られた」と思われるでしょう。
そこで急がれているのが第二自民の創生です。日本を支配しているアメリカにとって、自民であれ何であれ、ポチのごとくしっぽを振ってくれる政権であればいいのです。裏を返せば、日本の自立を目指す政権はつぶしにかかってくるということです。そしてポチ政権はあらゆる手段で守り抜く。危なくなれば、第二自民を創生する。
この10年程度を振り返れば、みんなの党、維新の会、希望の党、といったあたりがそれにあたると思われます。勿論、民主党政権時でも、菅直人、野田佳彦の2人のときはまさに第二自民政権でした。
アメリカのため、大企業のため、超富裕層のための政治を止めない政権では、政権交代の意味はありません。
求めるべきは政策の交代。そのためには政策でまとまって政治、選挙に臨まなければいけません。