Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

日本共産党はすでに綱領の日米安保条約廃棄の旗を下ろしたのか。kojitakenの日記さんの「志位和夫氏も政権入りしたら日米安保条約は維持するとか自衛隊は合憲との立場をとると言っている」にお答えします。

2024年02月25日 | 日本の政治

共産党の第29回党大会の初日、決議案を報告する田村智子氏。左は志位和夫氏=2024年1月15日

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

 

 

 リベラルブログの先輩格である古寺多見さんや村野瀬玲奈さんのブログ本文中に私の名前を見るとドキ!っとして心臓に悪いんですが(笑)。

 アメリカ合衆国が国連安保理でまたもガザ地区での停戦決議に拒否権を発動して葬り去ったことに怒りの表明をした当ブログの2024年2月21日付け記事

アメリカ合衆国が、国連安保理でのガザの即時停戦を求める決議案に4度目の拒否権を行使して否決。イスラエル軍のジェノサイドに加担する米国政府。日本共産党は日米安保条約廃棄の綱領を高く掲げ続けるべきだ。

を受けて、kojitakenの日記さんが表題に私の名前が入った

宮武嶺さんは「日本共産党は日米安保条約廃棄の綱領を高く掲げ続けるべきだ」と書くが

という記事を書いてくださったんですね。

共産党・田村智子委員長「野党共闘、日米安保反対条件にせず」 - 日本経済新聞

『共産党の新しい委員長に就いた田村智子氏は日本経済新聞のインタビューに答えた。次期衆院選に向けた「野党共闘」の再構築の条件としてすべての政策を各党が一致させる必要はないと述べた。「私たちは(共闘の条件に)日米安全保障条約反対は持ち込まない。一致できるところで力を合わせるべきだ」と強調した。』

日本経済新聞 2024年1月25日付け『共産・田村委員長「野党共闘、日米安保反対条件にせず」』より

 

 

 うちのブログではイスラエルのジェノサイドをストップしようとする国際社会の流れにアメリカがこれでもかと妨害をしているということで、辺野古のこともあるし、日本はもうアメリカとの関係を見直したほうがいい、そのためには綱領に日米安保廃棄を掲げている日本共産党にはますます頑張ってもらわないといけないと書いたんです。

 これに対して、古寺さんは2015年10月15日付けの産経新聞が

『共産党の志位和夫委員長は15日、都内の日本外国特派員協会で記者会見し、同党が呼び掛ける安全保障関連法廃止を目指す野党連立政権「国民連合政府」が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄は求めずに維持する考えを示した。

「現行の日米安保条約の枠内で対応する」と述べ、有事の際には在日米軍に出動を求める場合もあるとの認識を示した。自衛隊についても「急迫不正のときに自衛隊を活用するのは当然だ」と述べた。』

報じた記事をあげられ、

『共産党は「国民連合政府」を言い出すと同時に小沢一郎とつるみ始めたわけですが、上記記事にあるようなことを言わない限り、小沢とは組めないでしょう。』

とおっしゃられました。

 古寺さんははっきりとはおっしゃらないのですが、共産党がこんなことを言い出しているからには、もう綱領に規定のある日米安保条約廃棄の旗は降ろしたも同然ないし空文化しているとおっしゃりたいのだろうと思います。

 

 

 たしかに、2021年の衆院選直前の7月9日、現党委員長である田村智子政策委員長は記者会見で、党綱領で掲げている日米安保条約の「廃棄」について、次期衆院選の政権公約には盛り込まない考えを示しました。

 田村氏は

「今度の衆院選は政権交代を目指したい。立憲民主党などとの政策の一致点を公約に掲げることになる」

「目指す連立政権のなかで、安保条約廃棄は一致点として求めないことはすでに表明している」

と語りました。

 当時は4党の野党共闘が成立しており、しかも立憲民主党の枝野幸男代表と共産党の志位委員長の間で立憲民主党が政権を取った暁には共産党も閣外協力をするという政権構想が合意されていました。

 そういう政権構想としては、自衛隊や日米安保条約の違憲・廃棄論をいったん留保して、連立政権では実現を求めないというのは、私はむしろ当然だと思います。

 上の記事でも日米安保条約廃棄への道は「Long and winding road」(長く曲がりくねった道)だと書いビートルズで一番好きな同名の曲をこっそりリンクしておいたのです。

 その意は、主権者たる日本国民が安心感と納得感を持って日米安保条約を日米友好条約に改定するとか、自衛隊を国境警備隊と国際災害救助隊に改編するなどというのは、めちゃめちゃ時間と手間がかかるにきまってるということなんです。

 

 

 田村氏はこの記者会見で、共産党の綱領を変えるわけではないとして

「党独自として目指すべき方向と(政権公約を)二段構えで出していくことで議論している」

と言っていますが、これ自体、私は間違っていないと思うんです。

 組織の根本原則である党の綱領

「日米安保条約を、条約第十条の手続き(アメリカ政府への通告)によって廃棄し、アメリカ軍とその軍事基地を撤退させる。対等平等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ。」

と明記している共産党が存在するだけで、実質的に米国の植民地や属国になっている日本では価値があると思っています。

 また、志位氏や田村氏が綱領を変えるわけではないと再三言っていることも噓ではなく、その旗を下ろすつもりはないのだということは信じていいと思います。

 2022年6月8日に発表された一番最近の国政選挙である参院選に向けた日本共産党の公約でも

「異常なアメリカいいなり政治をただします」

という項目があり、

「国民多数の合意で、日米安保条約を、条約第10条の手続き(アメリカ政府への通告)によって廃棄し、アメリカ軍とその軍事基地を撤退させ、本当の独立国といえる日本をつくります。対等・平等の立場にもとづく日米友好条約を結び、日米友好の新時代を開きます。」

と綱領通りに明記されています。

 だから、共産党は日米安保条約廃棄という旗は高く掲げたままだと言っていいのではないでしょうか。

読売新聞『[衆院選2021・政策分析]核・ミサイル 増す脅威…外交・安保』より

 

 

 しかし、そもそも野党共闘という選挙協力はいいのですが、共産党が閣外協力をするという話までは急ぎすぎたというのが私の立場です。

 志位委員長は、無理に無理を重ねて我慢してくれている共産党員や支持者の方々を納得させるために、とうとう政権構想に加わるところまで来たという成果を見せる必要があったのだと思っています。

 2021年の衆院選で選挙で自公政権を打倒するために4党の野党共闘はするけれども、共産党は政権には加わらず独自路線を貫く、としていたら、綱領をいったん保留するというようなテクニックは使わなくて済みました。

 両党の議席減もなかったかもしれません。

 その点、古寺さんは

「志位氏は党としては自衛隊は違憲との立場を貫くが、政権としては合憲との立場をとるという、いささかアクロバティックなことを言っています。」

と要約してくださった朝日新聞の

『政権加われば「自衛隊、合憲の立場とる」 共産・志位和夫委員長』

という記事もおしえてくださっています。

 実は志位共産党の自衛隊活用発言については、うちでも

志位委員長の「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくのが党の立場だ」は、綱領と矛盾はしないが、今わざわざ言うべきことではなかった。

という記事を書きました。

 古寺さんも私も共通して共産党に対して持っている疑念は、天皇制の問題を筆頭に志位共産党が右傾化しつつあるのではないかということだと思います。

 古寺さんが今回の記事で私に伝えたかったのもそのことではないでしょうか。

 

 

 この自衛隊活用論に対する記事の中で私は

『自民党など各党から、自衛隊が違憲だとするこれまでの立場と矛盾すると批判されて、志位委員長はツイッターで

『綱領に「国民合意で9条の完全実施に向かっての前進をはかる」と明記している通り、自衛隊をすぐになくすという方針でなく、段階的解消という方針をとっており、その過程で侵略を受けたら活用すると言明してきています。

「綱領と違う」と非難する前に綱領をよく読んで。』

と反論しています。

 それ自体は論理矛盾はないのですが、なぜ今わざわざ、急迫不正の主権侵害があったら自衛隊でもなんでも使って国民を守るなどと言わなければいけなかったのでしょうか。

 まあ、完全に参院選に向けての選挙運動ですよね。』

と、ウクライナ戦争勃発の中でこういうことをあらためて言い出した志位氏に皮肉を書きました。

 

 

 そして、志位氏に対して、ロシア軍によるウクライナ侵略という事態に際して

『選挙も近いことだから、共産党としては日本が他国に侵略されても日本に暮らす市民を守れる「責任政党」ですよ、とアピールする必要性を感じたのでしょう。

 本当は日本共産党に期待される役割は真逆で、動揺する日本の市民に冷静に、日本が侵略される危険性など現実的ではないと説き、この機会に軍拡や改憲を果たしてしまおうという自民党や維新の会の口車に乗ってはいけませんと諭すことで存在感を示すチャンスだったのです。

 それを、

「急迫不正の主権侵害が起こった場合には、自衛隊を含めてあらゆる手段を行使して、国民の命と日本の主権を守りぬくというのが、日本共産党の立場」

 などと、「国民」の命だの(日本国民しか守らないの?)、「日本の主権」を守り抜くだの、高市早苗自民党政調会長が言ってもおかしくないようなことを今言い募るのは、最近の共産党のポピュリズムがまた出たなあという感じがしてガッカリです。

 他国の戦争でもこれだけナショナリズムが喚起されるものなのだということはウクライナ戦争で実感できましたが、共産党までこの体たらくでは、ますますリベラルはしっかり理性的でいないといけないなあと思った次第でした。』

と本文で書き、編集後記でも

共産党は今の安保法制を正し、過剰な軍事力の自衛隊をまず専守防衛の状態にして、それから段階的に解散していくというわけです。

それについて、志位氏は

「憲法9条を守り生かすことと、命と主権を守りぬくことの両方を統一的に追求する」

と言いますが、自衛隊が存在する間はこれをも使って皆さんを守ります、と言い出したら、いつまでも自衛隊の解消なんてできるわけがないとふつう思いますよ。

今の自衛隊が憲法9条違反だという主張と、自衛隊が存在する間はこれも使いますという主張が矛盾しているように見えると他党から批判されてしまっても、これは仕方ないと思いますね。』

と批判的に書いたものです。

 

 

 

 というわけで、私は共産党員や支持者の方には悪いかもしれないのですが、日本共産党は当面は政権の一角を担うことを狙うのではなくて、「確かな野党」のままでいてほしいと思っています。

 そのほうが綱領を曲げたように見える政権構想を出さなくて済みますし、平和の党としての独自性が打ち出せて、より光り輝くと思うのです。

 ところで、私が冒頭の記事で書いた

「松竹氏がもう一つ主張している日米安保条約廃棄を定めた綱領規定の放棄、この主張ひとつで、松竹氏の悪質性がわかります。」

という一文について、古寺さんは

「志位和夫氏も政権入りしたら日米安保条約は維持するとか政権においては自衛隊は合憲との立場をとると言っているわけですから、その点においては志位氏と松竹氏の立場の違いなどほとんどないのではないかと私は思っています。」

と書いておられますが、正直、松竹氏の主張は詳細に追っていないので、私が勇み足だったかもしれません。

 志位氏と松竹氏で首相に差があるのかないのかについてはちょっと保留にさせていただけますか?

 古寺さんも

「現在の共産党の問題においては、前述の通り私は批判する側とされる側の間に対立点はないと考えていますし、仮にあったとしてもその点に関して争うつもりはありません。」

と書いておられるので、この点はひとまず置くということで。

若い! 「たしかな野党」 共産党の衆院選用テレビCMより(2005年09月01日) 

確かに長くやりすぎた。

 

 

 それよりも、古寺さんがうちよりずっと前から問題にされてきている、日本共産党内部のパワハラ問題は深刻ですね。

 田村智子新委員長の結語が大山奈々子県議に対するパワハラだということは、うちでも

日本共産党の新委員長に就任した田村智子氏が神奈川県議団団長の大山奈々子氏を「発言者の姿勢に根本的な問題」と党大会で糾弾。田村氏は自らのパワハラを素直に謝罪して共産党が生まれ変わったことを示すべきだ。

という記事に書いたのですが、古寺さんが

「私自身、かつて属していた組織内で不当な権力行使を受けたと認識している件がありますし、世の中には組織のトップに立つ人よりも立たない人の方が圧倒的に多い以上、私と同様どころか、私よりよっぽどひどい権力行使を受けた経験のある人は数限りなくいることでしょう。」

という話をお書きになるたびに、古寺さんほどの強靭な人がご苦労されるほどだから、よほどの組織内でのパワハラやいじめだったのだろうと想像しています。

 古寺さんはそういう目に遭ってない人とは感覚が違うのだということをつどつど書いておられて、私はそこを読むたびに

「実は子どものころから俺はいじめられたりひどい目に遭ったことが全然ないんだよな。これってやばいよな」

と内心冷や汗をかいていたんですね。

 しかも、弁護士会って組織であって組織でないようなもので、1年目の弁護士に50年目の弁護士が「先生」と言ってくれる社会ですから(そうでなければ「さん」つけ)、会社や政党とはパワハラの危険性に大きな差があります。

 私が温室育ちできたからパワハラ問題に鈍感なのではないかということは、古寺さんの記事を読むようになってから厳に注意するようにしているんです。

 

 

 古寺さんは、先ほどの文章に続いて、パワハラを受けかねない立場の側の大多数の労働者について

「現在の日本共産党は、そういう人々にとって全く支持するに値しない政党に成り下がっています。

 本来労働者のための政党のはずなのに。

 それが現在のこの党の最大の問題だと考えます。」

と書いておられますが、これが本当なら、これこそが共産党の最大の危機だと私も思いました。

 私はリアルで共産党員の信頼できる友人がたくさんいるので、彼らの党がそこまで落ちているとは思わないのですが、しかし、田村委員長の結語問題以降に何度も共産党員の方々が記者会見をしていますし、これまでも抑え込まれてきた問題がいっぱいあったのだろうとは思います。

 だから私は戦前以降の共産党弾圧への抵抗手段であった民主集中制こそ廃棄したほうがいいと思っているのですが、党内部のパワハラ問題の原因はその制度的な問題だけでもないのでしょう。

 とにかく、今回は古寺さんが真正面からうちの記事を取り上げてくださって物申してくださり、光栄でした。

 今後ともぜひ力強いご指導をよろしくお願いいたします。

 心臓には悪いですが(笑)。

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

中北浩爾・中央大教授は「共産党内にも権力制約原理を導入すべきだ」と主張。その通りだと思うが、権力制約原理は自民党にも立憲民主党にも導入されていないのではないだろうか

共産党の大山奈々子神奈川県議が「松竹伸幸氏のシンパ」とはどうしても思えないのだが

スターリン体制はベリヤやエジョフらの「悪の側近」によるものでもなく、スターリンの「狂気」によるものでもなく、まさにスターリンを頂点とした体制によって引き起こされた。(紙屋高雪氏)

 

 

本当は古寺さんと飲みに行く機会があったら、れいわ新選組の話をしないといけないんですよね。。。

共産党に対するよりはるかにこの政党に対する評価が両者で分かれていますから。

まあ、私は甘ちゃんなんで大目に見てくださいw

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

 

日本共産党の政策

安保・基地・自衛隊

安保条約

参院選政策発表会見を行う共産党の志位和夫委員長=8日午後、国会内(矢島康弘撮影)
 

志位氏は会見で「自民党や日本維新の会は敵基地攻撃能力の保有、軍事費の2倍化、9条改定の大合唱をやっているが、外交による力で東アジアに平和をつくるという大きな対案を掲げて戦いたい」と述べた。

ロシアによるウクライナ侵攻で国防への関心が高まる中、公約では日米安全保障条約を廃棄すると改めて強調した。急迫不正の際には違憲の存在と位置付ける自衛隊を活用するという独特の見解も盛り込んだ。

今回の参院選で、共産は厳しい戦いを強いられている。前回の令和元年参院選では32の改選1人区の全てで主要野党の統一候補を擁立したが、今回は東北や甲信越などにとどまる見通しだ。昨年の衆院選以降に中道路線を掲げ、共産との関係を見直した立憲民主党の泉健太代表らの意向が影響しているとみられる。

共産は参院選で比例代表を軸に議席を伸ばし、次期衆院選に向けて野党共闘への期待感を取り戻すシナリオを描く。公約にも「市民と野党の共闘を守り、発展させる最大の推進力は共産の躍進にある。政治を変える道は共闘しかない」と記した。

しかし、現下の国際情勢を見据え、他の野党が現実的な安全保障政策を提示できない共産と足並みをそろえる保証はない。多くの選挙区で独自候補を立てず、比例を重視する共産執行部の方針に対しても、地域単位で党勢が衰退するとの懸念が消えない。志位氏らは難しいかじ取りを迫られている。(内藤慎二)

 
 
 

上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノーベル平和賞団体のマトビ... | トップ | 安倍政権下での待機児童問題... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
実を言うと…9条には全く興味が無い。 (右打メインだけど、たまーに流し打ちします)
2024-02-26 00:37:44
> 私は共産党員や支持者の方には悪いかもしれないのですが、日本共産党は当面は政権の一角を担うことを狙うのではなくて、「確かな野党」のままでいてほしいと思っています。

珍しく一語一句に共感をしましたが、とは言え、「どうぞ、そのまま出しゃばらずに"確かな野党"のままで居て下さいね?」と言われて、「はい、そうですね。これからは身の程を巻きまえて控えめな存在として精進して行ければと思います!」と言うはずもなく、これはこれで彼らにとっては無理な提案かと思います。

そこであえて共産党「 な 」方々に提案するとしたら、彼らの言う「いつの日か平和が訪れたら自衛隊を廃止にして…」になぞらえて、「いつの日か共産党が国民の大多数から求められる日が来たならば、その時は一緒に政権を担いましょうぞ!」とでも言っておきつつ、選挙協力「 だ け 」させれば良いじゃないですかね?

・・・んっ? ちょっとイジワル過ぎました?笑
返信する
しょうもないことですいません (茶碗)
2024-02-26 10:47:18
自分も共産党が大勢力になってほしいとは思ってません。確かな野党であるから応援してきた。
国政レベルなどでは、自分は意見を述べるだけの知識も知恵もないです。ただ、仕事柄わかることですが、地方議会において、住民の願い、請願や陳情などを審査する場で、共産党以外の議員がどれほどそれをふみにじってきたかを知っているので、下々は、そういう切実な願いが議会に届けられ拾われるようにするためにも、一つでも議席を増やしたいという願いでやっておられます。
決して権力を握りたいからではない、困っている人の声を少しでも議会に届けたいと思ってる方々が下々で活動を支えておられることも世間にわかってもらえたらいいなと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本の政治」カテゴリの最新記事