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イージス・アショア配備計画の停止自体は、河野大臣じゃなかったらできなかったことだと私は評価しています。
いくら、部品が周りに堕ちる可能性があっても、アメリカとの契約を解除することになる配備計画の停止や中止なんて、普通の大臣なら自分の任期の間には処理しないで先送りしたでしょう。
これも次の首相の地位を狙ったパフォーマンスだとしても、やったことは偉かったです。
なにしろ、安倍首相だって菅官房長官だって、河野太郎相手じゃなかったら隠そうとしていたみたいですから。
秋田県知事に頭を下げる河野大臣。偉い人には頭を下げるんだが、市民に対しては傲岸不遜。
【祝】イージス・アショア配備計画停止(河野氏の総裁選挙運動だが) 【怒】安倍政権はトランプ大統領から兵器爆買いした金返せ!
しかし、これはいただけない。
河野防衛相が涙ぐみ… 地上イージス配備計画「撤回決定」自民部会で説明
6/25(木) 9:19配信 産経新聞
河野太郎防衛相=22日午後、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)
河野太郎防衛相は25日午前の自民党国防部会などの合同会議で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の秋田、山口両県への配備計画について、24日の国家安全保障会議(NSC)で議論し「撤回を決定した」と明らかにした。
【写真】「ご迷惑をおかけした」と深く頭を下げる河野防衛相
河野氏は出席した自民党議員に「これまで大変なご尽力をたまわったが、こうした事態になり深くおわびする」と頭を下げた。
また、昨年7月の参院選で、配備反対を訴える野党候補に敗れた自民党元職の中泉松司氏に言及し「本当に取り返しがつかない。申し訳ない。私個人的にもバックアップしていきたい」と涙ぐんで謝罪した。
秋田や山口の、イージスアショアの基地を作られそうになって振り回された県民が言ってますよ。
「泣きたいのはこっちだ」
って。
2017年に安倍さんがトランプ大統領に兵器爆買いを約束して、防衛省が求めていたわけでもないのに、安倍・菅の官邸主導でイージス・アショアを含む兵器爆買いを決めてしまいました。
当初から、イージス・アショアの危険性や性能の悪さは指摘されていたのに、そこからすでに無駄に使ったお金は少なくとも数百億円だそうじゃないですか。
それをコロナ対策に使えていたら、どれだけ医療用のマスクや人工呼吸器が買えていたか。
河野大臣、責任者として涙を流して謝る相手は自民党の議員さん達じゃなくて、納税者に対してなんですよ。
自民党の防衛部会って、前にずらっと元防衛大臣が並ぶんだねえ。石破さんが横にいてドッキリだよw
「火事場泥棒の常習犯」安倍首相がイージス・アショアがダメだから憲法違反の敵基地先制攻撃能力を検討表明。アベノマスク・黒川・電通とパソナ優遇・拉致問題も北方領土も無理。そして河井夫妻の逮捕直後に表明。
そして、そもそも中国や北朝鮮の弾道ミサイルに当たるわけがないミサイル防衛網計画と同じ問題が、沖縄の辺野古新基地計画にもあります。
住宅街にあって世界一危険な普天間基地を辺野古に移設するというのが大義名分ですが、そもそも、普天間は海兵隊独占の基地です。
海兵隊は別名「殴り込み部隊」と言われ、侵略戦争の先駆けとしての意味はあっても、日本列島を守るのには意味がない部隊なんです。
せいぜい、離島を取られた時に取り返す役割しかありませんが、そんなのグアムにいたって全然間に合うので、沖縄に常駐している意味がないのです。
イージス・アショア配備計画が進められていた秋田・山口からは反対の声もあがっていましたが、一方、辺野古の新基地建設は大浦湾に軟弱地盤の存在が判明したことで当初より工期は2倍、費用も3倍に膨れ上がり、運用までに12年間で9300億円かかる見込みです。
イージス・アショアで4500億円が無駄になるといわれた倍の額です。
しかし、国は、選挙や県民投票で繰り返し示されてきた新基地建設に反対する民意を顧みることなく
「辺野古が唯一の解決策」
として工事を続行しています。
ところがここに来て、青い珊瑚礁の海を破壊し埋め立てて造る基地の地盤が当初の計画よりはるかに脆弱なことがわかり、さらに費用が掛かるどころかそもそも基地として成り立つのかどうかも分からなくなってきています。
まさに、陸上イージスの部品が市街地に堕ちる欠陥と同じことがそれ以上。
玉城デニー沖縄県知事は
「イージス・アショアの計画と同様に相当なコストと期間を要する辺野古新基地建設も断念すべき」
と対応が異なる国の姿勢を批判しました。
この沖縄差別の象徴ある辺野古基地建設を見直し、普天間基地を廃絶してこそ、本当に合理主義者の政治家と言えるのです。
そもそも、よくまあこんなに美しい海を埋め立てて、巨大な軍事基地を造ろうと思いついたのが信じられない。
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画の停止をめぐり、河野防衛大臣は25日午前、自民党の安全保障に関する会議に出席し、政府が24日開いたNSC=国家安全保障会議で山口県と秋田県への配備を断念したことを明らかにしました。
「イージス・アショア」の配備計画の停止をめぐり、政府は24日、安倍総理大臣と関係閣僚が出席して、NSC=国家安全保障会議を開き、河野防衛大臣が、停止を判断した経緯などを報告しました。
これを受けて自民党は25日朝、安全保障に関する会議を開き、河野大臣は「国家安全保障会議で議論をいただいた結果、山口県および秋田県への『イージス・アショア』の配備を撤回する決定に至った。こうした事態に至ったことを、深くおわび申し上げる」と述べ、山口県と秋田県への配備を断念したことを明らかにしました。
そのうえで、「昨今の東シナ海の情勢に鑑みて、イージス艦を弾道ミサイル防衛のみに充てるのも、決して、安全保障政策上、得策ではない。中・長期的に、どのようにしていくか、今から考えていかなければならず、党と政府の間でしっかりと意見交換しながら、前に進めて行きたい」と述べ、「イージス・アショア」に代わるミサイル防衛体制をはじめ、安全保障戦略の在り方を議論していく考えを示しました。
会議では防衛省の担当者が、「イージス・アショア」を他の場所に配備することについては、安全確保や工期などの観点から、困難だと説明しました。
出席者からは「地元に『安全だ』と説明したのに、裏付けが不十分で、一連の対応は不適切だ」といった苦言が出されました。
一方、自民党の安全保障調査会長を務める小野寺・元防衛大臣は会議の冒頭、「党としても、ミサイル防衛について、もう一度、どのような体制が必要なのか、プロジェクトチームを作り、議論したい」と述べ、「敵基地攻撃能力」の保有の是非も含めたミサイル防衛体制について、党として議論する考えを示しました。
出席者からは「敵基地攻撃能力」の保有について、慎重な意見が出された一方、「反撃する能力を幅広く持つことが抑止力の向上につながる」とか「攻撃する場所を特定する、情報収集能力も高めるべきだ」といった意見も出されました。
自民 小野寺元防衛相「抑止の考え方も必要」
そのうえで、「ミサイルを食い止めるための抑止の考え方も必要なので、党のワーキングチームで議論し、できれば来月中には考え方をまとめたい。防衛大臣経験者も含めて議論するので、予断を持たず、深い議論の中で一定の結論を出したい」と述べました。
自民 中谷元防衛相「敵基地攻撃能力の議論を」
自民 佐藤前外務副大臣「日本もある程度の能力を」
イージス・アショア配備計画とは
防衛省は地元と調整するなどしてきましたが、このうち秋田市の演習場については、防衛省のずさんな調査などで地元で反発が広がり、候補地をゼロベースで検討するとして、再調査を行ってきました。
さらに今月15日、河野防衛大臣が、山口県と秋田県への配備計画を停止する考えを表明していました。
米 ミサイル防衛強化に日本と協議の見込み
イージス・アショアの配備計画の停止をめぐっては、国防総省のミサイル防衛局のヒル局長が23日、講演で「軍事施設の建設に関わったことのある者なら、地元の自治体がいかに敏感になるか理解している。日本政府を尊重したい」と述べて、日本政府の最終的な判断を見守る姿勢を示していました。
そのうえでヒル局長は「選択肢はいくつかあり、われわれは一緒に取り組むつもりだ」と述べ、日米の協力を重視する考えを示しています。
国防総省としては計画断念の決定を受けて、今後、これまでの配備計画に代わる方策も含めて、日米のミサイル防衛能力の強化に連携して取り組む方策を協議するとみられます。
新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画をめぐり、河野防衛大臣は記者団に対し、政府が24日開いたNSC=国家安全保障会議で、山口県と秋田県への配備を断念する決定を行ったことを明らかにしたうえで、代わりの場所への配備も困難だという認識を示しました。
この中で、河野防衛大臣は「配備のプロセスを停止するに至った経緯をNSCに報告し、議論をいただいた。山口県ならびに秋田県におけるイージス・アショアの配備を断念することになった」と述べ、山口県と秋田県への配備を断念する決定を行ったことを明らかにしました。
そのうえで、河野大臣は「代替地を見つけることは、極めて困難であるという見通しを持っている」と述べ、「イージス・アショア」を、代わりの場所に配備することも困難だという認識を示しました。
また、こうした決定を25日朝、山口・秋田両県の知事に伝えたことを明らかにしました。さらに河野大臣は「イージス・アショア」に代わるミサイル防衛体制について、「NSCでも議論をするし、与党ともしっかり、意見交換をしながら進めていきたい。日米間でも当然、協議を続けていきたい」と述べ、与党側や、アメリカとも協議しながら、政府として議論を進めていく考えを示しました。
「河野防衛相は、中止の理由を『ミサイルのブースター(推進装置)の落下問題』と説明している。しかし、そもそもイージス・アショアの根幹をなすミサイルの迎撃機能に疑義を呈する報告書が、昨年3月、防衛省の官僚によって作成されていたことが、『週刊文春』の取材でわかった。」とし、
配備予定のイージス・アショアに採用される予定だったロッキード社製のレーダー「LMSSR」には迎撃目標へ自らの武器を誘導する“神経”となる射撃管制システムが無い、という報告があったということです。この射撃管制システムを追加で配備しなければ、ミサイル迎撃システムとしては機能しないというのです。
防衛省が調査をしてこの事実を知ったのが、昨年の3月だとしています。そして、何ら手を打つことなく機能しないシステムを2基も購入契約したのが昨年10月。
記事に誤りが無ければ、政府は追加の費用を予算化しなければならず、国防上の大失態が明らかになります。だから、涙を流す演技までして別の理由で「中止」を打ち出したのでしょうか。
千三つ、いや万三つの安倍政権ですから、私は記事のほうを信じてしまいますね。